PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

ホテルプログラムのウェブサイト

SPGのサイト、その後

SPG と Marriott の会員プログラムは8月に統合されましたが、混乱に終息が見えてきません。ウェブサイトの不具合は、評判が悪いようです。個人的にも影響は出ています。自動加算されないケースが増えました。その率33%!SPG時代は、30回に一度程度発生した自動加算漏れ。頻度は10倍になりました。プログラム統合後の不具合は予告されていたので、チェックアウト時に支払記録をもらうようして正解でした。それでも

(1) チェックアウトから10営業日待ち、

(2) 電子ファイルに変換

(3) 各種情報と共にアプロード

と大変面倒になりました。三滞在に一度この作業が必要とは、システムが破綻しています。

 

プログラムの不具合は、世界中で共通しているはずです。アメリカ人たちの報告を読むと、彼らは相当イライラしているようです。アメリカの消費者相手のウェブサイトは一般によくできており、感心することが多いのですが、それはアメリカ人がこの種のごたごたに対して耐性が低いためだということが分かりました。

 とすると、旧SPG会員の大規模流出が危惧されます。SPG も Marriott も、メインの客層はアメリカ人です。ウェブの不調は、かなり深刻な問題。半年後は、つまり来年の2月頃は、どうなっているのでしょうか。

 

相変わらず個人ページでは、

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のメッセージが表示されたままです。3ヵ月も経つのにサイトで予約記録が確認できないなんて、ウェブシステムはおろか、営業そのものの機能不全です。

 

ところで SPG のロゴは、アクセスの経路次第で今も出現します。これも何だか不思議な現象。彼らは一体何の問題を抱えていて、何をやっているのでしょうか。

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いつもの広告メールに腑に落ちない日付

今一つウェブサイトが信用できないのは、SPG - Marriott だけではありません。アコーも緩い会社です。ここは広告メールを頻繁に送ってきますが、一昨日のメールには少し驚きました。

 会員プログラムの Le Club では、現在シルバー会員。それに矛盾は無いのですが、知らぬ間に会員資格期間が2019年11月3日まで延長されています。

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Le Clubでは、

①暦年の会員レベルを決めるポイント積算や宿泊数の積算は、前年の1月から12月。

②上位会員レベル基準に達すると、その時点から次年末まで新しい会員レベル。

Accorhotels Le Clubの上級会員制度の変更 - バス代わりの飛行機

と、常識的で単純なシステムだったはずです。したがって現在の会員資格は2018年末までのはずで、確かに個人アカウントではそう表示されていました。(2017年からプラスティックカードは廃止。)

 

今年の実績は、まだ宿泊数5。ポイントは 800ぐらい。シルバー会員維持(10泊または2,000 pts)の基準に全く及びません。謎を解くにあたり、日付を再考すると、今年の11月3日は 今年の宿泊実績の5泊目が終わり、データがLe Clubに送られた頃。すると

①今年は密かに基準を下げた。

②会員資格は、達した時から1年に再変更した。

という可能性が出てきます。①はあらゆる会員プログラムでありえるし、会員制度の変更前の Le Club は上級会員資格を濫発した「前科」もあります。不思議ありません。②はシステムが複雑になりますが、今回は特別に会員資格を得た人に適用されるのかもしれません。

 

個人的には2018年の予定は、まだ消化されていません。予約どおり宿泊できれば、十分10泊を超え、難なく2019年末までシルバー会員を延長していたはずなのです。アコーは、無駄なことをしでかしたような気がします。

 

ログインしてみると

確かめる必要があると思い、自分のアカウントにもログインしてみました。すると会員カードは以前の通りではありませんか。期限は 2018月12月31日で、何の変化もありません。

 

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システムが混乱しています。どちらが正しいかということより、複数のシステムで会員資格が記録されており、相互のリンクが弱いことに驚きました。これでは、つじつまが合うように運用するのは大変なはず。会員に不信感を持たれることも問題ですが、コストがかかって仕方ないのではないかと思います。