PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

BA のログインも二重認証制へ

現在 BA の個人アカウントは、アカウント番号(か電子メールアドレス)とパスワードでログインします。簡単で良かったのですが、近日中に二重認証が必要になります。電子メールで通知を受けました。 メールでは extra layer of security と表現されています…

質量ともにラウンジが充実している会社

質と量の両方でラウンジに力を入れる航空会社があります。元々は少数の客にサービスが行き届く(質)ラウンジが重要でしたが、現在では広い範囲の会員が利用できる(量)こともいろいろな意味で重要です。ここでは、委託会社や提携会社のラウンジが使えるこ…

外航の利用と外航プログラムの利用

基礎講座みたいな話です。日本在住のほとんど方は海外渡航する時、JAL や ANA などの日系航空会社を利用すると思います。しかしそんな方々も、多くは外航に興味を惹かれた経験があるはずです。顧客プログラム FFP 的に不利だとか、慣れない会社を使うのは面…

BA のイノベーション

BA の 3月 5日プレスリリースから。BA は 70億 GBP の投資の一環として 600項目にも及ぶ新規構想を明らかにし、あらゆる面で変わります。ウェブサイトとアプリの改革、機内メッセージングサービス、短距離路線の新シートや長距離路線のファーストスイート導…

BA、EI、IB は顧客プログラムを統合?

エアリンガスおまえもか Aer Lingus (EI) の FFP、Aer Club では、イベリア航空 (IB) Iberia Plus と ブリティッシュエアウェイズ (BA) Executive Club が進める搭乗実績積算サイクルの開始日・終了日の単一化(4月1日開始-3月31日終了)と同じ改訂を行いま…

ステイタスマッチ3件

マリオットボンヴォイ ⇄ クリスフライヤ― ホテル会員のレベルに応じて航空会社のステイタスを提供、およびその逆方向の提供というステイタスマッチ。提携するホテルチェーンと航空会社の間で行われるタイプのキャンペーンですね。 Marriott Bonvoy® Travel P…

ワンワールドラウンジ第2弾は AMS

本日開業 2024年2月22日、Amsterdam Schiphol 空港 (AMS) にワンワールドラウンジが開業します。かつて BA ラウンジとして営業していた Lounge 40 で、Schengen外エリア 3階、出発エリア 2 と 3 の間、保安検査前にあります。 フロアプランにある 3つのラウ…

航空券販売のプロモーション

航空券の販売に関する現在有効なプロモーションを紹介します。 カンタス アプリをスマホにダウンロードして、2024年に運航されるカンタス便(コードシェア便を含む)を 2024年 2月27日23:59 (AEDT) までに予約したら、Status Credits または Qantas Points …

2024年 BA エグゼクティブクラブ修行

10月中旬より、BA エグゼクティブクラブの Tier Points を中心テーマにして 6つの記事を書きました。メンバーシップにまつわる規則は、一度丹念に調べると以降はさぼってアップデートしないのが普通。入会10年の節目は、まとめるのにちょうど良い機会でした…

BA エグゼクティブクラブ遠隔利用 tips (6)

ワンワールド提携各社利用の原則 (最)格安エコノミー利用とビジネスクラス利用では、得られる Tier Points が (8倍) 4倍違うエグゼクティブクラブ。BA や IB の搭乗は年 4回でよく、これらは最低の Tier Points 合計 20 pts で無問題です。ファーストクラ…

バルカン半島のフラッグキャリア

珍しい航空会社に搭乗してみたいという人に読んでいただきたいと思います。 北マケドニアの航空会社は現在ありません。コソボには Kosovo Airlines が存在していますが、現在機材を持たず運航しておりません。モルドバにも A319 と A320 を小規模運航 (計 5…

ワンワールドの 25周年

oneworld が1999年 2月 1日に結成されて今年で25年になりました。彼らのサイトでも特設ページを設けています。 oneworld Reaches A 25-Year Milestone With Nearly 9B Flown | oneworld 創始メンバーの American Airlines (AA), British Airways (BA), Catha…

BA が Tier Points 積算期間を統一 (補足)

当初、BA の発表は分かりにくかったたため、Flyertalk では 2日間で 650 ものコメントが集まったようです。 How BA's tier point collection year changes affect you これを報告した上記ブログを始め、数多くの英語ブログが BA の制度変更を報告、解説を試…

BA が Tier Points 積算期間を統一

現行の制度 BA のエグゼクティブクラブは搭乗実績を Tier Points で量り、Tier Points は ・会員別に定まった 1年間積算されます。会員により月が違い、通常 8日の締め が共通します。エグゼクティブクラブに入会して、最初に Tier Points がアカウントに記…

2024:新年の表明

新年には修行方針を宣言する皆さんが多いのですが、私の旅は修行などと到底言えないユルユル。こうした記事を書く資格はありません。代わりに 搭乗や FFP 利用について今年の方針 をテーマにします。本来 年頭に書くべきですが、1月も終わりになってしまいま…

FFP:脱アライアンスと自社会員優遇の傾向(その3)

Air France-KLM は? Lufthansa グループ、BA-IB と共に欧州三極をなす AF-KLM。スターアライアンス、ワンワールドでは創始者たちが方向転換を行い、自社(や自社に近い会社)と会員の結合を強め、脱アライアンスを進めています。一方スカイチームの AF と K…

FFP:脱アライアンスと自社会員優遇の傾向(その2)

UA は Lufthansa と共にスターアライアンス創始者です。UA はその FFP、MileagePlus に金額制を導入、結果的にスターアライアンス提携各社との間に壁を作り、自社利用優遇、アライアンス排除に傾きました。同じ頃 Lufthansa は Miles & More 拡大と新加盟会…

FFP:脱アライアンスと自社会員優遇の傾向(その1)

ある者は露骨に、ある者は巧妙にです。 航空連合は、加盟会社の FFP の大きな部分(特典マイル獲得、特典航空券の提供、搭乗実績の記録、会員の優待)を共通化しました。多くの二社間提携を締結せずに、多社間で共通プラットフォームを構築すると経営効率は…

新生 Miles & More 最終バージョン

プログラム新制度が発表から実施まで 4年以上もあると、こういうことも起きるという教訓。実施される前から大きな変更が次々入った例として記憶に残りました。 Lufthansa, Swiss, Austrian, Brussels Airlines, Eurowings, Discover Airlines, Air Dolomiti,…

外航プログラムの魅力は独自の路線網

日本在住でマイルを貯め、利用することが日常になっている人は、普通 JAL か ANA のプログラム会員でしょう。規制が強い世界で顧客維持を図るため、航空会社は自国の会員に魅力的なプログラムを作ります。したがって日本人が JAL や ANA ばかり使うのは不思…

IHG のシルバー会員

メールボックスを開けたら、2022年 5月に宿泊したきりで放置している IHG One Rewards から会員ステイタスの連絡。当然これまで平会員でしたが、2024年はシルバーエリートだそうです。ステイタスは上がったとも下がったとも、記述がありません。 20カ月もの…

新ステイタスプログラム:移行期のあれこれ

JAL カードのプログラム、JAL ライフステイタスプログラムがいよいよ始まりました。JAL グローバルクラブ JGC 獲得はハードルが高くなったとか、旧来の JGC 会員へのLife Status ポイント LSP 補填が不公平だとか騒がれますが、視点を変えると不思議な事実が…

BA エグゼクティブクラブ遠隔利用 tips (5)

エグゼクティブクラブでは会員年度中に、適格フライト (Eligible flights) 2搭乗または 4搭乗が必要とされます。これが成されない場合は、次年度の会員資格が下がります。シルバー会員、ゴールド会員は 4搭乗必要です。 適格フライト Eligible flight とは …

BA エグゼクティブクラブ遠隔利用 tips (4)

価値の摩滅とスイートスポットの消滅 ステイタスやエリートなどと呼ばれる顧客プログラムの会員レベル。米国大手航空会社では、 ・利用実績が金額で量られるようになり、過去数年間で必要費用が高騰した ・多くの特典が都度払いオプションとして一般客でも購…

BA988:LHR-BER クラブヨーロッパ

ロンドンヒースロー・ターミナル 5 内での乗継は保安検査が必要。B、C のサテライトに到着すると母屋 A までの移動しなくてはなりません。特に混んでいなければ停滞なく進みますが、かなりの移動距離があります。実際 2024年 1月 1日から、長距離便(おそら…

BA8:HND-LHR クラブワールド

そうクラブワールドです。私は2004年に初めて経験しましたが、シートは更新されています。ただこの独特なキャビン、さすがに基本設計が古くなりました。座り心地と包まれるような感覚は非常に良いものの、空間の物理的な狭さはどうしようもありません。シー…

エーゲ航空 LCA ビジネスラウンジ

さてエーゲ航空の neo era で刷新されたラウンジのうち、最後に訪れたのが LCA のラウンジ。ギリシャには国家戦略的に重要な空港なので、エーゲ航空の存在感もひときわ大きいものがあります。 ただしこのラウンジは、以前からあったラウンジを改装しただけで…

エーゲ航空 ATH extra-Schengen ビジネスラウンジ

エーゲ航空は neo era と称して、主力機材の A320 を A320 neo に更新し、合わせてロゴ、機体外装、機内デザインの一新を進めています。2018 年にこの改革はスタートしました。その一環で全ラウンジの刷新がパンデミックの間に次々行われました。最近の話題…

BER のルフトハンザラウンジ

Lufthansa が Senator Lounge をベルリンブランデンブルグ空港ターミナル 1 にオープンしたというニュースが少し前にありました。 ベルリンブランデンブルグ空港でルフトハンザラウンジが新開店 - PECHEDENFERのブログ 是非これは訪問しなければと思いたって…

アライアンスの客としてラウンジ利用する時

先の記事でアライアンスが設置するラウンジをまとめましたが、今日は同一アライアンスの加盟会社ラウンジを利用する場合の諸相です。内容は初歩的。中~上位の会員資格を複数持ち、年間12回以上国際線出発がある方にはおなじみのことばかりだと思います。 ラ…