PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

08: travels

外航プログラムの魅力は独自の路線網

日本在住でマイルを貯め、利用することが日常になっている人は、普通 JAL か ANA のプログラム会員でしょう。規制が強い世界で顧客維持を図るため、航空会社は自国の会員に魅力的なプログラムを作ります。したがって日本人が JAL や ANA ばかり使うのは不思…

IHG のシルバー会員

メールボックスを開けたら、2022年 5月に宿泊したきりで放置している IHG One Rewards から会員ステイタスの連絡。当然これまで平会員でしたが、2024年はシルバーエリートだそうです。ステイタスは上がったとも下がったとも、記述がありません。 20カ月もの…

アライアンスが設置する空港ラウンジ

空港ラウンジは搭乗を待つための施設ですが、一般に上級キャビン利用者と上顧客が利用できます。最近はそれ以外の客も現地で利用料金を支払って利用できるラウンジが増えてきました。全就航地に自社のラウンジを整備しなくても、会社間提携によって他社のラ…

届いたのは ibis BUSINESS Card

すでに記事にした通り、ibis BUSINESS Card は 3月22日に機能が強化された ALL PLUS ibis というプログラムへ自動移行しました。私自身は移行直前に 2年間のサブスクリプションを行いました。アコーから届いた4月5日付けメールでは、ALL PLUS ibis カードを…

ALL の有料プログラム料金割引、Flying Blue の新ロゴ

アコー ALL の有料プログラムが年会費-20%割引プロモ 最近記事にしたばかりの ALL PLUS ibis と ALL PLUS Voyageur ALL PLUS ibis その後 - PECHEDENFERのブログ ですが、年会費が現在20%引きになっています。 入会期間:4月13日から 5月 2日 年会費:ALL …

ALL PLUS ibis その後

アコーの会員プログラムは ALL には、ALL会員、ALL PLUS ibis 会員、ALL PLUS voyageur 会員がいます。後の二つの会員は、それぞれの年会費を払っています。プログラム内有料プログラムの会員です。 会費値上げ アコーホテルの会員プログラム ALL は、会員用…

極端な多搭乗者

高頻度にフライトを利用する客は、そのまま Frequent Flyer と呼ばれるます。ご存じの通り、いろいろ話題に事欠かない人たちです。2009年のアメリカ映画 Up in the Air は Frequent Flyer のドラマでした。ただ La réalité depasse la fiction (事実は小説よ…

アコーのプロモーション2件

連泊によるポイントボーナス ここ数年ですっかり定着したように見えるアコー特有のパターンです。 ・登録が必要 ・予約期間は 3月14日から 3月28日 ・宿泊期間は 3月29日から 4月25日 ・最低 2連泊の滞在が対象 ・1滞在で 500、2滞在で 2,500、3滞在で 3,000…

イビス系ホテルのサブスクリプションが改善

アコーにはビジネスホテルに分類できる ibis, ibis styles, ibis budget という 3種のホテルがあります。アコーは顧客プログラム ALL の会員を対象に大陸中国を除くイビス系三ホテルの利用時にだけ有効な ibis BUSINESS という有料会員制度を持っていました…

JL407:NRT-FRA ビジネスクラス(その2)

15時間の空の旅の始まり。第2ターミナル68ゲートを離れた JAL B787-9は、ANA帝国の拠点 NRT 第1ターミナル脇を移動します。窓の外には ANA の絶頂を象徴する A380 HONU。 A380 と比較するとちっぽけな B787 の向かう先は、A 滑走路の南東端でしょう。久々に…

JL407:NRT-FRA ビジネスクラス(その1)

成田空港発は、ビジネス客向きとは言えません。ところでドイツ日本人村から長い歴史を持つ日独間輸送は、ビジネス客が中心だったはずです。唯一のドイツ便を成田着発としてしまうとは、JAL は何を考えているのでしょうと言いたいところです。そのほかの東京…

2022年の総括

フライトの数 国内線 24本(ほとんど HND-ITM、他は HND-CTS、HND-UKB) 国際線 22本(Aegean, Air France, JAL, Turkish, KLM) 50にも達しません。以前は国際線だけで 30フライトを超えていました。2022年はパンデミックからの回復の年で、まだ業界が本調…

何が海外旅行を妨害するか(欧州編)

日本人の海外旅行では、防疫による渡航や再入国に関する困難は大部分なくなりました。2020年 3月以来のパンデミックもエピローグの段階です。しかし COVID 前ほどには、海外旅行は容易ではありません。2022年は3度ヨーロッパに渡航しましたが、明らかに大変…

東京の米国路線

いい加減 COVID はすべて終了にして、日常に戻りたいもの。特にビジネスの現場ではそうだと思います。中国路線は元通りに戻るのはまだ先になりそうですが、北米路線は以前どおりになってしかるべしと思うところです。 (ビジネス渡航と言えば、ちょっと前は…

COVID19:入国に際してまだ制限がある国、なくなった国

日本人が渡航する場合 COVID に関する防疫体制は各国異なります。それに関する制限により渡航が可能になるかどうかは程度の問題です。そして渡航者の条件によっても異なります。 一般的な渡航者の場合、ワクチン接種済みか未接種かにより、渡航可能性が変わ…

Aschaffenburg は田舎なるも居住向け?

Aschaffenburg の続きです。 城とそれに付属するような公園を後にして、街へ戻ります。 ここでは付属と書きましたが、城と一体化する公園・緑地は広大です。ミュンヘンの Nymphenburg やヴュルツブルクの Residenz もそうですが、これは南ドイツの趣味と言っ…

Aschaffenburg はマイン四角の中心なるも田舎?

皆さんはドイツを流れる川をどのぐらい知っていますか。個人的にはラインとドナウが横綱、マインやイザールは大関クラス、ペグニッツやレグニッツは関脇クラスという感じ。北や東の方の地理はよく知らないのでバランスは悪いはずです。 さてマインはモーゼル…

2年 6月ぶりの成田空港

前回成田空港に来たのは2020年 3月。WHOのパンデミック宣言前です。武漢肺炎の急速な広がりでの防疫体制が突然強化される国が相次いでいました。この時は空港についてから旅行を取りやめました。強行していたら大規模欠航のため、しばらく日本に帰ってこられ…

Ibis Würzburg City(イビス・ヴュルツブルク・シティ)

ホテルの宿泊記はあまり書きませんが、このホテルは特殊でした。 実に意外なことに、Würzburg のホテルに宿泊するのはこれが初めて。マイン川、カトリック司教座、バロック建築、フランケンワイン、大学町といろいろな顔を持つ都市ですが、規模は小さく、市…

オブジェであふれる都市ベルリン

ベルリンは都心に大規模緑地があり、鉄道の環状線がある二つの点で東京と似ています。環状鉄道の一周は山手線と似た距離。東京の住民にとって面的な把握とか、距離感の獲得が容易な都市なのです。一方で、郊外にも森やら大規模緑地が豊富にある点は、東京と…

フランスのワインセール(la foire aux vins 2022)

フランスでは、消費者が小売を通じてワインを安く入手する期間が年二回訪れます。一つは年末~年始にかけての「お祭りシーズン」。生産者~小売までが連携して行うので、心づくしで大幅値引きされる品が見つかることがあります。もちろんこれ以外にも小売業…

TK1723:IST-BER エコノミー

ダラダラとGWのできごと。イスタンブールからベルリンまでのフライトを書きます。 トルコ航空ご自慢の Miles & Smiles ラウンジにも飽きてきたので、搭乗まで60分ありますが出発。延々と歩いて A10ゲートまで。 ターミナルの案内図を見てもわかりますが、A9…

日本発長距離国際線の格安航空券も登場

Traicy でも報道されていたので、ご存じの方も多いと思いますが、キャセイパシフィックが日本発の長距離国際線の格安航空券を販売しています。 【7月-9月出発限定】東京(成田)・大阪発 航空券 ヨーロッパ・オーストラリア行 102,870円~ 販売期間:7月4日ま…

歩いて国境越え:フランクフルト(その2, 書庫からのコピー)

以下は、2014年7月14日に公開した記事の再掲です。現在は書庫に納められている状態です。 die Oderです。中欧らしい風景が広がっています。こういう何でも無い風景が好きです。手前のクレーンはドイツ、中州はポーランドです。 橋を渡り終えると、ロータリー…

歩いて国境越え:フランクフルト(その1, 書庫からのコピー)

以下は、2014年7月13日に公開した記事の再掲です。現在は書庫に納められている状態です。 今月は放浪する予定だったのが、台風が原因でできなくなってしまいました。やはり自然は人類の敵でした。半年前、日本人には贅沢な旅をしたのでアップします。 徒歩の…

パリーベルリン直通列車

仏独の首都間の直通列車。かつては存在したこともあるのでしょう。新しいのは高速鉄道(高速仕様の車両+一部の高規格路線)による直通という点。2023年末には実現したいという意向を SNCF は発表しています。 La SNCF et la Deutsche Bahn ont l'intention…

ベルリン反省

2年ぶりの海外は反省だらけ。 不要なモノを数多く持って行った 服から、ガイドブック、電子機器まで。重量割合で15%ぐらいが未使用に終わりました。化石燃料を消費して運んだだけの反 SDGs。意味なく移動が大変になったので、ショッピングが抑制されたとい…

ベルリン到着

2年ぶりの国外脱出=2年ぶりの長距離移動ともなると、ずいぶん緊張するものです。ベルリンの新空港 BER は昨年10月に開港していますが、初めての利用。遅れに遅れている工事中の頃から心持ちが変わっていません。到着は感無量でした。 至る所に方型が目に…

75周年を迎える Komische Oper

帝都ベルリンには歌劇場に加え、随分前からオペレッタなど軽作品のための劇場が存在していました。第二次世界大戦中、連合軍により破壊されましたが、戦後DDR(東ドイツ)は国体の確立を待たずにこれを再建したのでした。こけら落としは 1947年12月23日で、…

COVID 関係の入境手続き簡素化と割と現実的になった GW の旅行

前書きは雑談 独語は難しいなんて当然のことも時々感じます。やや恥ずかしいテーマですが、先日は記事にしてみました。 しかし冷静に考えると、仏語も結構なものです。第二外国語の選択に迷っている人は読まないで下さい。 例えば英語の and に当たる et。…