PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

12: gadgets & tips

BA のログインも二重認証制へ

現在 BA の個人アカウントは、アカウント番号(か電子メールアドレス)とパスワードでログインします。簡単で良かったのですが、近日中に二重認証が必要になります。電子メールで通知を受けました。 メールでは extra layer of security と表現されています…

外航の利用と外航プログラムの利用

基礎講座みたいな話です。日本在住のほとんど方は海外渡航する時、JAL や ANA などの日系航空会社を利用すると思います。しかしそんな方々も、多くは外航に興味を惹かれた経験があるはずです。顧客プログラム FFP 的に不利だとか、慣れない会社を使うのは面…

2024年 BA エグゼクティブクラブ修行

10月中旬より、BA エグゼクティブクラブの Tier Points を中心テーマにして 6つの記事を書きました。メンバーシップにまつわる規則は、一度丹念に調べると以降はさぼってアップデートしないのが普通。入会10年の節目は、まとめるのにちょうど良い機会でした…

BA が Tier Points 積算期間を統一 (補足)

当初、BA の発表は分かりにくかったたため、Flyertalk では 2日間で 650 ものコメントが集まったようです。 How BA's tier point collection year changes affect you これを報告した上記ブログを始め、数多くの英語ブログが BA の制度変更を報告、解説を試…

FFP:脱アライアンスと自社会員優遇の傾向(その3)

Air France-KLM は? Lufthansa グループ、BA-IB と共に欧州三極をなす AF-KLM。スターアライアンス、ワンワールドでは創始者たちが方向転換を行い、自社(や自社に近い会社)と会員の結合を強め、脱アライアンスを進めています。一方スカイチームの AF と K…

FFP:脱アライアンスと自社会員優遇の傾向(その2)

UA は Lufthansa と共にスターアライアンス創始者です。UA はその FFP、MileagePlus に金額制を導入、結果的にスターアライアンス提携各社との間に壁を作り、自社利用優遇、アライアンス排除に傾きました。同じ頃 Lufthansa は Miles & More 拡大と新加盟会…

外航プログラムの魅力は独自の路線網

日本在住でマイルを貯め、利用することが日常になっている人は、普通 JAL か ANA のプログラム会員でしょう。規制が強い世界で顧客維持を図るため、航空会社は自国の会員に魅力的なプログラムを作ります。したがって日本人が JAL や ANA ばかり使うのは不思…

IHG のシルバー会員

メールボックスを開けたら、2022年 5月に宿泊したきりで放置している IHG One Rewards から会員ステイタスの連絡。当然これまで平会員でしたが、2024年はシルバーエリートだそうです。ステイタスは上がったとも下がったとも、記述がありません。 20カ月もの…

アライアンスの客としてラウンジ利用する時

先の記事でアライアンスが設置するラウンジをまとめましたが、今日は同一アライアンスの加盟会社ラウンジを利用する場合の諸相です。内容は初歩的。中~上位の会員資格を複数持ち、年間12回以上国際線出発がある方にはおなじみのことばかりだと思います。 ラ…

アライアンスが設置する空港ラウンジ

空港ラウンジは搭乗を待つための施設ですが、一般に上級キャビン利用者と上顧客が利用できます。最近はそれ以外の客も現地で利用料金を支払って利用できるラウンジが増えてきました。全就航地に自社のラウンジを整備しなくても、会社間提携によって他社のラ…

スカイチームエリート会員:優れた特典水準と獲得・維持法

スターアライアンス、ワンワールド、スカイチームの三航空連合に関して利用者が最も気にすることは、 ・利用する路線でのマイル獲得の可否 ・連合内(で一応保証される)上級会員の特典 でしょう。マイル獲得に10年前の旨味はありません。特典もバラ売りが一…

会員資格 vs 都度払い:JMB 会員が JAL に搭乗する場合

先日の記事では、上位資格がある会員とその時支払いが多い客とで、(キャビンサービス以外の付帯) サービスにどれだけ差があるか Flying Blue で検証してみました。 会員資格と都度払いの比較:フライングブルーを手に AF に搭乗する場合 - PECHEDENFERのブロ…

FB:ライフタイムプラチナ獲得には好機のはずだが

10月、11月と立て続けに改悪が発表された Flying Blue。しかし一部の人にはとんでもないチャンスが生まれました。 千載一遇のチャンスが到来 2024年11月1日以降、プラチナ (PLT) 会員更新時の XP 繰越に上限 (=300 XP) が設けられます。この改悪は今月にアナ…

会員資格 vs 都度払い:フライングブルーを手に AF に搭乗する場合

その時支払いが多い客と利用実績が良い客とでは、どちらへのサービスを手厚くするか?これはマイレージプログラムを新設、改訂する場合、サービス提供者は丁寧に検討するはずです。サービスの受け手である会員の方が、鈍感なのは考えてみれば不思議です。実…

BA エグゼクティブクラブ遠隔利用 tips (3)

新しい動きを取り上げると共に基本のおさらいをします。基本と言っても、いままでこのブログで取り上げたことはない気がします。特典航空券の枠に関する話題です。 会員プログラムを含めて British Airways (BA), Aer Lingus (EI), Vueling (VY), Iberia (IB…

BA エグゼクティブクラブ遠隔利用 tips (2)

本ブログの開始時、British Airways (BA) の会員プログラム Executive Club (EC) を利用する日本人は少なかったようですが、今ではすっかり市民権を得て日本語の情報も増えました。私も散発的に記事を書きますが、遡って整理することは自分自身にも有用です…

リストラクチュアリング

確かに北米では、COVID 流行以前から料金値上げとサービス低下の兆しはありました。航空会社が提供する周辺サービスの話です。しかしそれが汎世界的になっていることが今では実感できます。以前のように旅行しようとすると、いろいろな壁にぶつかりますから…

界隈の人たちが受ける会員サービスとその傾向

飛行機への搭乗が妙に多い人たちがいます。航空会社にとっては良い客で、そうした客は会員ランクを上げて処遇します。するとその顧客は、一見客と同じ航空券を買っても手厚いサービスを受けられます。 界隈にはこうした特別サービスが常態になっている者が集…

BA エグゼクティブクラブ遠隔利用 tips (1)

ブリティッシュエアウエイズ BA のプログラムは、エグゼクティブクラブ。日本語では商人旦那衆の寄り合いですが、丁稚(被雇用ビジネスマン)はおろか、商売とは縁遠い漁師、医師、土師 etc.でも入会できます。 さてこのプログラム、工夫次第で上級会員資格…

BA のゴールド会員維持にかかる費用:COVID 前後(おまけ)

振り返ってみると、パンデミック中にはいろいろなことがありました。イレギュラーなことがずいぶん起き、貴重な体験となっています。ただしイレギュラーなだけあって、後の参考にならない体験ばかりです。そんな中で発生した個人記録を報告します。 系統的に…

BA ゴールド会員維持にかかる費用:COVID 前後

昨年から航空券の値上がりが顕著です。国際線では為替レート変動、燃料サーチャージ増大も加わり、日本の客にはトリプルパンチ。一方で国内線は JAL も ANA も販売方法を変えて、セールで少数の普通席を思い切って安く販売する一方、その他で高い値付けを維…

Skytrax の航空会社ランキング 2023

スカイトラックスの航空会社ランキング スカイトラックスは2023年の空港ランキングを公表した頃に、航空会社ランキングの発表は6月20日になるとアナウンスしていました。 航空会社の世界総合ランキングのベスト10は以下の通り。 World's Top 100 Airlines 20…

エーゲ航空ゴールド会員更新

エーゲ航空の Miles+Bonus の会員資格を更新できました。新しい期限は一年延長され、2024年11月23日までとなります。今回の搭乗実績の積算期間は、2022年11月24日-2023年11月23日でした。6月中旬に更新なので残り5カ月という比較的遅い展開。エーゲ航空・オ…

ALL PLUS IBIS サブスクリプション

ALL Plus ibis の会員カードが送られてきました。仮カードはすでに発行済みで、交換してくれということのようです。仮カード(左)と本カード(右)を並べて撮影。会員番号と氏名は消去しました。 共に普通のプラスティックカードで、本カードの方が倍ぐらいの厚…

5月も終わり

今日で 5月が終わります。FFP (Freqent Flyer Programme) の会員資格を持つ者は、年間の搭乗実績が気になる頃合い。暦の 1年間で搭乗実績を量るプログラムが多く、会員も年末までの予定が朧気ながら見える時期だからでしょう。6月 1日の燃料サーチャージ値下…

届いたのは ibis BUSINESS Card

すでに記事にした通り、ibis BUSINESS Card は 3月22日に機能が強化された ALL PLUS ibis というプログラムへ自動移行しました。私自身は移行直前に 2年間のサブスクリプションを行いました。アコーから届いた4月5日付けメールでは、ALL PLUS ibis カードを…

ALL の有料プログラム料金割引、Flying Blue の新ロゴ

アコー ALL の有料プログラムが年会費-20%割引プロモ 最近記事にしたばかりの ALL PLUS ibis と ALL PLUS Voyageur ALL PLUS ibis その後 - PECHEDENFERのブログ ですが、年会費が現在20%引きになっています。 入会期間:4月13日から 5月 2日 年会費:ALL …

ALL PLUS ibis その後

アコーの会員プログラムは ALL には、ALL会員、ALL PLUS ibis 会員、ALL PLUS voyageur 会員がいます。後の二つの会員は、それぞれの年会費を払っています。プログラム内有料プログラムの会員です。 会費値上げ アコーホテルの会員プログラム ALL は、会員用…

真ん中席(その2)

エコノミークラスの真ん中席をめぐるお話を続けます。 会員特典の隣席ブロックに関する注意 チェックイン作業における隣席ブロックを上級会員の特典として航空会社が提供したとしても、これを謳うことはありません。おそらく大きな理由は、客室現場でシート…

真ん中席(その1)

旅客機のエコノミークラス用のシートは 3列が多くなっています。シート数からいうとおそらく世界一でしょう。ファーストクラスのみ使う客には関係ない話ですが、そのタイプのシートは両隣に他人が座るかどうかで移動の快適度が異なります。窓側でもない通路…