PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

ギリシャの航空会社の上級会員がトルコ航空を利用すると・・・(その2)

さて帰り道ですが、搭乗券をもらう場面ではMiles & Bonusゴールドは隠していました。にこやかに対応してもらいました。日本のパスポート万歳というところです。

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好評のラウンジは見ないと一生後悔すると、心を鬼にして搭乗券とMiles & Bonusのカードを提示すると、今までにこやかだった受付嬢の美しい顔にさっと陰が。緊張の一瞬です。しかし問題なく通してもらえました。

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特筆すべきは、トルコワインでした。赤3種、白3種ありました。免税店にも同じモノがあったので、ラウンジ利用客は試飲購入できる形となっています。

 

他にもビリヤード、図書室、子供部屋(イスラム教の国ではキッズコーナーがラウンジに付いていることが多いようです)、礼拝室、ゲーム、PCコーナー、自動演奏のピアノがあったりと、変化に富んでいます。半日ぐらいは楽に過ごせそうです。

ピアニストがいれば、完璧でした。

 

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食べ物は、サラダ、スイーツ、フルーツが充実しています。グリルはon demandで、コックが仕上げをやってくれます。デメルザッハトルテもありますが、生クリームのトッピングはありません。ウィーン風では無くトルコ風コーヒーを合わせます。(コーヒーだけ先祖返り。)

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トルコ航空のマークの3次元バージョンは必見ですが、光の加減次第で不気味にも見えます。

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シャワーは、ラウンジのコンシェルジュ(!)にお願いする必要があります。

 

Miles & Simlesの説明・宣伝ぶりと、A3のgoldを「ひらひらさせて」TKのサービスを受けた印象です。A3ゴールド達成後、日を置かず、トルコ航空の搭乗歴があれば、A3からのステータスマッチは喜ばれそうです。実際Statusmatcherで調べると、A3 Gold → TK Eliteのマッチはまず成功しているようです。

 

搭乗実績と共に、「貴社の長距離フライトがすばらしかったので、FFPを乗り換えたい。是非上級会員に迎えて欲しい。」と書けば一発という気がします。

 

トルコーギリシャの仲は半分冗談だとしても、トルコ航空の競合他社を考えると、エティハド、エミレーツカタール、ルフトハンザあたりになります。強豪中の強豪が揃っています。エーゲ航空の顧客なら、近所を通ると考えられる客なので、トルコ航空にとっては、まさにターゲットです。

 

ここのElite card (Star Alliance Gold)の到達基準は、1年で40,000マイルです。会員資格は搭乗実績のあった次の年から2年間です。外国人の場合、1年間に25,000マイルまたは2年間に37,500マイルで、その後も資格が維持できます。

 

実質的な利用で無理なくキープできるレベルではないでしょうか。

 

今、入会キャンペーンをやっていて、わずかな条件(マイル加算1回+国際線1搭乗)で7,500マイルもらえるようです。したがって欧州エコ2往復+αぐらいで40,000マイルが獲得できます。

 

会員の特典は多く、英語の説明も充実しています。

 

スターアライアンスでの修業を楽にする目的で、トルコ航空のステータスマッチを利用する風潮もあるようですが、そのままここの上級会員に留まった方が得策なような気がします。年会費も不要だし。

 

他の中東航空会社には夜便しか無い中、東京-IST間で、昼便と夜便の選択が可能です。

 

私自身の場合、スタアラではTKとTG以外は「興味が無い」か「避けたい」ので、2年に一度25,000マイルでも負担になりますが、心が動きます。

 

エーゲ航空のサービスを体験してから、もう一度考えてみます。