バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

Optiontownによるベトナム航空ビジネスクラスへのアップグレード(その1)

ベトナム航空は、成田からホーチミンハノイにそれぞれ一日2便ずつ運航しています。利便性は高いのですが、ウェブチェックインの後でも機材変更が当たり前という摩訶不思議な機材運用の効率が高い会社です。

 

スカイチームらしく、成田のチェックインカウンターにも行列ができます。ただしウェブチェックインして、搭乗券を持参している人はビジネスクラスのカウンターに案内されます。そして新しい席が示されている搭乗券を受け取ります。

 

ベトナム航空のエコノミー利用では、ウェブチェックインして、空港に着いたらビジネスクラスのチェックインカウンターで確かめるというのが正しい利用法だとわかりました。(そのままゲートに行ったら搭乗時に席の変更になるはずですから、席は悪くなるでしょう。)

 

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結局A330-200です。

 

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エコノミーの席は、シートピッチが少し小さいでしょうか。シート自体はANA東南アジア便よりはましですが、少し疲れます。一方でタッチパネルのモニターの解像度は良く、大変見やすいので、新旧混ざった感じです。

 

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成田ーハノイの5時間30分のフライトでも、歯ブラシやひげそりが提供されます。

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立派な生花が飾られていますが、今時こんな方法はありえません。しかしながら、下の写真のように、トイレに花生けはあっても花が入ることが無い航空会社も多いことを思えば、ベトナム航空の素朴な心遣いは十分伝わってきます。

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ベトナム航空は、やる気も心遣いもあるのに、全体がうまくオーガナイズされていない感じです。なおメールの対応は非常に早かったので、サービス精神にあふれているのは明らかです。

 

ハノイ空港で乗り継ぎます。flight connectionの→の先は壁でした。乗り継ぎ通路は、地上係員を捕まえて訊くことが必要です。

 

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初めてベトナム航空を利用したので、まずは長目のエコに搭乗しましたが、ビジネスも見てみたいと思うのが人情。幸いこの航空会社には、ビジネスを安く利用できるシステムがあります。

 

予約クラスにもよるでしょうが、エコノミーを予約した客にはOptiontownの紹介が届きます。これは予め料金を払えば、空席状況次第でビジネスクラスにアップグレードされるというオプションの販売です。アップグレードが無ければ手数料約1USD以外、返金されます。

 

料金ですが、NRT-HANやNRT-SGNで3~4万円、HAN-BKKで6千円ぐらいでした。季節や予約状況で変動するはずです。エコとビジネスの差額の3分の1から4分の1ぐらいの金額のようです。

 

搭乗2日前にHAN-BKKの便で「アップブレードが通ったよ。でも席の空き次第だから、必ず航空会社のカウンターによってね。」という内容のメールが届きます。搭乗券はウェブチェックインして印刷済みですが、乗継ぎカウンターで、Optiontownでupgradeされているので新しい搭乗券を発券して欲しい旨を伝えます。

 

係員は端末を改めて調べ、新しい搭乗券を印刷しました。カウンターによらないとスルーされそうです。

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さてこうして発券された搭乗券の威力ですが、

・スカイ・プライオリティ付き

マイレージ関係は元の予約に基づく (訂正)

・ラウンジ利用は不可

・受託荷物にも優遇無し (訂正)

でした。

 

ビジネスクラスが思うように売れない航空会社は多いらしく、Optiontownと契約する会社は、ベトナム航空の他にも、

エアアジア

アエロメキシコ

エアヨーロッパ

ウクライナ国際航空

アドリア航空

SAS

エアバルティック

エアインディア

など、長距離便を飛ばしている会社も含まれます。

 

航空会社にしてみれば、4分の1の差額でも回収できれば、上級顧客を無料アップグレードで迎えるより良いのは当たり前です。一方顧客の方も、たいていの場合、安く利用できるというメリットがあります。

 

ポイントのセールを待って購入し、効率よい航空会社のFFPに移して、同じ連合の航空会社の良い機材の便を調べて、予約が取れそうな日のスケジュール調整をして、ようやくビジネスクラスの無料航空券を予約するよりは、コストはかかりますが、はるかに簡単で確実です。(訂正)気軽に怠惰したい人向けですね。年配の人がたまに海外旅行する場合などには重宝しそうです。