oneworldの胴元でIATAの黒幕、荷物紛失の王者としてその名を馳せるBA。かつて英国航空と呼ばれ、今は「ブリティッシュ・エアラインズですね?」とJAL地上係員でさえ名前を覚えていないBA...。
噂や伝説に事欠かないBAですが、そのFFPはExecutive Club。中産階級の幻想を凝縮したような名前です。
エグゼクティブではない私には、無縁のクラブだったのですが、昨年10月状況が一変しました。定期的に使っていたQatar航空がoneworldに加盟、マイルについて改めて考える必要ができたのです。そこでAA, BA, CX, QF, QRなどのFFPをまじめに調べてみました。Executive Clubには、労働者階級や上流階級はおろか、bloody foreignersですら入会できることもわかりました。
名前に違和感はあっても、私の行動パターンに一番有利だったFFPがこれでした。試しに入会、owの利用を全て加算したら、5ヶ月足らずでGold会員に。個人アカウントのページが、一夜にしてキンキラ金になりました。
このページ下方に表示されているのは、最近改善したGold会員向けサービスと
本来の事業の宣伝と
そしてシメは、エグゼクティブたる者の行動規範ですね。きっと。
Executive Clubの会員数は、公称700万人。Skymilesの9200万人(!)はもとより、Miles & More、JMBやAMC(2000万人台)と比べても小規模なFFPです。ただし会員全てが本当にエグゼクティブなら、BAの影響を受ける人の数は世界人口の10分の1にはなるはずです。この種のはったりの面白いところです。
いろいろ問題が指摘されていますし、私自身が体験したり、気づいたことも多いのですが、BAは客層が非常に良く、上級キャビンの「放ったらかし加減」も絶妙で、利用そのものは悪くありません。一時の気の迷いで上級会員になったのではないはずですが...。