バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

CI2107:NRT-TPE ビジネス

季節便だか臨時便だか知りませんが、中華航空(華航)は

CI2107   21:40成田発、00:10台北着

CI2106   04:00台北発、08:20成田着

という深夜早朝便を持っています。週末を徹底的に東京で遊びたいとか、東京に日帰り出張したい台湾人向けのフライトのようですが、面白そうなので連休を利用して搭乗してみました。

この航空券は全て込で4万円を少し超えるぐらいでした。東京からの往復だとホテル代わりに使えそうです。夜食2食付の。弾丸日程でも安い運賃が設定されていれば。

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チェックインカウンターが開くのを待つ間、不調のMcDonald'sでBig Macを注文、久しぶりに経済指標を確認しました。相変わらず出発2時間前にならないと始まらない華航のチェックイン。電光掲示板にどう表示されようが19時40分からです。

 Sky Team加盟会社にもかかわらず、第2ターミナルから出発はいつものとおり。

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搭乗ゲートに一番乗りすると、早く着いた客室乗務員がスマホを操作しています。

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この航空会社は、夜遅いという理由で、機内食を簡素にするとは考えにくいので、私も搭乗前は飲食物が豊富にあるところには行かず、ここでPCとスマホの充電します。

 深夜に桃園到着の便にもかかわらず、本日満席とのことでした。84番ゲート待合席もすぐ人でいっぱいになりました。9割が台湾のパスポートで、子供も大勢います。台湾は10月10日(金)~12日(日)が連休ですが、この3連休、日本と1日ずれているため、彼らの復路と我々の往路が重なった模様です。

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機材はA330-300。ビジネス30席、エコノミー277席です。

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本日は好奇心からの搭乗ですから、当然「気軽にエコノミー」の予約でしたが、なんだかよくわからないうちに、ビジネスにアップグレードされています。

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ビジネスクラスは2-2-2の座席配置で、シートはライフラットです。油断して寝ているとずるずる落ちるタイプですが、3時間のフライトですから、本格的に寝ることはないでしょう。

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視点から画面までの距離を考えると、画面サイズはまさに適切。シートコントローラーは標準的なものです。読書灯はLED。内装は新しく、気持ちが良い空間です。

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ビジネスも満席で、私と同様アップグレードされた客も多いようでした。サービスは有償搭乗客をはっきりと優先しており、小気味よいものでした。クルーも、乗客も、日本語が上手な人が多く、恐縮してしまいます。特に発音はびっくりするほど上手ですね。

考えてみれば、東京ーパリ便ではフランス語を普通に話す日本人搭乗客が多いので、別に驚くことはないのかもしれません。現在の世界の状況と言っては大げさですが、話す、話さないも含めて、外国語を難しく考える必要がない時代になりつつあるようです。

 

離陸前のドリンクは、「水、オレンジジュース、リンゴジュース」からの選択です。

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前回エコノミークラスに搭乗した時と同じIFEのはずですが、この画面サイズ、画素が荒くなるほど無意味に大きくありません。

 この地図は、妙に「良くできている」感があります。

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浜名湖を過ぎる頃に、注文を取りに来ます。食事とドリンク両方を一度に注文するので、一緒に出てくるものとばかり思っていましたが、さにあらず。食事に合わせてMosel-Saar-RuwerのRiesling 2013を選びましたが、アペリティフになってしまいました。demi-secのようですが、甘さが抑えられていて、明らかに食事と合わせることを念頭に選ばれたワインです。

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ワインはグラスに入った形で出てきます。スナックは2度目の登場。Chablisを間違えて出さないかと、少し期待したのですが、はっきりRieslingでした。残念。

 ちなみに搭載しているワインは、泡1、白3、赤3です。

Champagne A. Robert Brut

Chablis 1er Cru 2012, Moutard-Diligent

König Johann 2013 Riesling AMARUS Spätlese

O:TU Marlborough 2013 Sauvignon Blanc

Chateau La Gorce 2006

Chianti Classico 2011, Coli

Merlot Reserve 2009, Galvan Family Cellars

この便では、ボトルは客の前に出ず、グラスは30 mL程度しか入らず、2杯目は形式的にキャビンを回っただけと、明らかに客にアルコールを飲ませないようセーブしているようでした。とはいうものの、品揃えは上々です。長距離で搭乗したくなります。

 Alain Robertは20 % Chardonnay, 20 % Pinot noir, 60 % Pinot Meunierと言う説明でしたが、それがちょっと信じられないほどはっきりとした青リンゴの香りがあります。酸もしっかりしていて、とても上質でした。有名なRMですが、これだけのChampagneを出すとは。華航、侮れません。

 アペリティフから間をおかず、食事が配膳されます。紀伊半島に達した付近です。

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メインだけ異なる中華と洋食のコース、それとはまったく別に和食という3つの選択肢があります。私は中華を選びます。

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皿は中華航空用の特製です。裏には中華航空と入っています。ちなみにグラスはSchott, Zwieselで、China Airlinesの文字入りです。メインは豚肉を揚げて煮たもので、味付けは台湾風。満足できるものです。しかしながらサラダにもかなり大きな牛肉のスライスが3枚入っています。肉だらけです。

 ちなみに隣は不器用でとても愛想が良い台湾人女性でしたが、和食を選んでいました。日本人が台湾料理を頼み、台湾人が和食を頼む、そんなものでしょう。室戸岬に達するころには、デザートの注文を取りに来ます。

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選択は、アイスクリームか中華風デザートと言うことでしたが、ここは当然中華風で。米、タピオカ、ココナツなどでできたムース?です。

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これは完食しました。その後、免税品の販売が始まりますが、ビジネスだからと言って売れまくっているわけではありません。また免税品販売のタイミングは前回搭乗した昼便とほぼ同じです。

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今年最強の低気圧、台風19号沖縄県内にいるはずで、機内アナウンスでは一切触れなかったものの、クルーは台風に対して少し身構えているようでした。その証拠にほとんどの時間、シートベルトのランプが点灯していましたが、揺れは普通のフライトより少ないぐらいでした。

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ベルトのサインが消灯したわずかな時間を利用して、トイレも覗いてみました。

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ありふれた水栓と、化粧品類です。

 

キャビンが暗くなったのは、30分にも満たない短い時間でした。地図上で台北にさしかかった時、着陸準備でシートベルト着用サインが点灯、その横の電子機器使用禁止のサインも点灯しました。現在、華航は(と言うより、台湾当局は)離着陸時の電子機器の使用を禁止しています。

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この後、ほぼ180度旋回、向きを東に向け着陸します。

 成田出発が数十分遅れ、台北到着も少し遅れました。到着ホールに出たら、0時50分頃。この便を使いやすいとみるか、使いにくいとみるか、微妙なところです。

 ちなみにNOVOTELのシャトルバスは、1時50分発まで律儀に30分おきの運航です。桃園第2ターミナル到着ホールのNOVOTELの幟(のぼり)があるカウンターの時刻表がその根拠です。1番乗り場の時刻表では、23時50分が最終になっていました。今回、私はタクシーを使った(120 TWD)ので、どちらが正しいのかわかりません。