Résumé :珍しく平穏なフライトでした。
HKGは66番ゲートに到着。ゲート口には「CX751 Bangkok」と書いた案内を持つ地上係員。ゲートを教えてもらいます。61番です。T6という乗継用エスカレーターで上階に向かいます。もともと接続時間が50分しかない上、5分延着なので、案内を行う基準を満たしているのでしょう。しかし余裕です。
さすがにラウンジはスキップ。食料に不足はないキャセイですから。
本日の機材はoneworld塗装。垂直尾翼はキャセイの筆書き模様で、三色の影を持つ青紫のボールではありません。
The Bridgeの上のフードコート前、つまりターミナルビルの分け目から撮っています。この後ゲートへ向かい、シートに腰掛けてPCを広げたとたんに搭乗開始でした。効率が良い接続でした。それでも成田からバンコクまで9時間かかるのですから、乗り継ぐと移動で一日潰れます。
一応チェックすべきは、安全のしおり。本日は非常時に着水したのか、着陸したのか判断せず、近くの非常口から避難することを確認。絶滅危惧種と目されるA340です。
シートももしかすると静かに絶滅に向かっているこのタイプ。
髪しか写っていませんが、右隣は背丈六尺はあるドイツ人女性。真紅のペデュキュアが通路で怪しく目立ちました。左隣は日本人男性でした。壁の圧迫感はありますが、その代わり隣が誰でも圧迫感は変わりません。シートに腰かけ前方を見ると、
という光景。仕切り壁の上から、薄い頭がのぞいていますが、その上の荷物棚は全てクルー用になっています。現実の運用はカラで、空気を運んでいます。キャビン前方の壁の芸術作品は、こんな感じです。ホテルの一室によくあるタイプ。
すぐに給仕が始まり、簡単なオードブルの後、メイン。
再び広東風の魚にします。アフタヌーンティーセットも選択できます。隣のドイツ人は、このセットでSPY Valley Sauvignon Blanc 2013を3杯やっつけていました。お茶を飲むドイツ人は少し珍しいので、予定調和です。隣が何をやっているかやたら気になるのもドイツ風。
チーズ、フルーツ、デザートは無く、ハーゲンダッツへワープします。
これらすべて終わっても一時間ほど時間が取れました。読書の時間となります。
このシートの欠点と言えるかどうかわかりませんが、大きないびきが聞こえてくることが多いようです。今回は離陸前から着陸のシートベルトのサイン点灯あたりまで、大音量を発生していた方がいました。そんなに寝やすいのでしょうか。
BKKにはAir Madagascarが駐機していました。珍しい航空会社がいろいろ就航していてうらやましい限りです。この航空会社、FFPがナマコです。いや、本当にそういう名前。それで上級会員がシルバー、ゴールド、プラチナ、ブラックだから、頑張って搭乗すれば、銀ナマコ、金ナマコ、黒ナマコになれます。
今回のフライトはクルーがとてもフレンドリーで、いい感じだったのですが、直前のNRT-HKGがあまりに濃密だったため、印象に残っていません。ISMもちゃんと挨拶に来ました。25席のキャビンで3人に挨拶していました。きっちり仕事をしている印象です。彼女たち、エネルギーが有り余っているから、挨拶ぐらいの方が良いかもしれません。ワゴンサービスまでやられると、夢に出てきそうです。いや絶対出てきます。