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欧州便でマイル積算が有利なFFP(3大航空連合から) IV

さて抽出できたことをまとめて列記します。

 

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以下、エコノミー、ビジネスは各社格安料金のエコノミークラス、ビジネスクラスです。搭乗は全て日本ー欧州便の往復を意味します

 

BA:British Airways(Executive Club)

AZ:Alitalia(MilleMiglia)

AF-KLM:Air France-KLM(Flying Blue)

JL:JAL(Mileage Bank)

NH:ANA(Mileage Club)

は搭乗とFFPの双方を検討、

LH: Lufthansa、LX: Swiss International、SK: SAS、SU: Aeroflot、OS: Austrian

は搭乗を検討、

Aegean Airlines(Miles+Bonus)、Delta Airline(SkyMiles)

FFPを検討しました。明らかに不利な組合せは考えてません。

 

(1) エコノミーに搭乗して、欧州便のエコノミー特典無料航空券を得る場合

Executive ClubとBA搭乗の組合せが圧倒的に有利です。LHR経由欧州一都市行を考えます。航空券購入のクレカ(例えばAmerican Express Sky Traveler)のポイントをマイルに変換することを加えると、一般会員で4回に1回、Silver会員で2回に1回無料航空券がもらえます。

 他の組合せを圧倒的に引き離します。

 

(2) エコノミーに搭乗して、欧州便のビジネス特典無料航空券を得る場合

エコノミーでのマイル加算率100%が効き、ここでもExecutive ClubとBA搭乗の組合せが有利です。ビジネス特典はエコノミーの2倍のマイルが必要です。航空券購入のクレカポイントを算入すると、LHR経由欧州一都市行では、一般会員で7回に1回、Silver会員で4回に1回無料航空券がもらえます。

 十分うれしい還元率です。

 

(3) エコノミーに搭乗して、東南アジア便のエコノミー特典無料航空券を得る場合

Executive Clubでの必要マイルは25,000 milesです。他のFFPではこれと同じか、それ以上に必要なので、この特典へ替える場合でもExecutive ClubとBA搭乗の組合せの優位性は揺るぎません。

 Silver会員では、LHR経由欧州一都市1往復で東南アジアエコノミー往復が1回タダになります。この場合は、クレカポイントは必要ありません。一般会員では2回往復が必要です。

 

(4) エコノミーに搭乗して、東南アジア便のビジネス特典無料航空券を得る場合

Executive Clubでの必要マイルは50,000 milesです。一方、Miles+Bonusでの必要マイルは42,000 milesと少なく、SK搭乗ではマイルが100%加算されます。したがって、同じ距離の旅程では、Miles+BonusとSK搭乗の組合せの方が少し有利になります。しかし、その差は小さく、たいていの場合、両者とも「4回乗ったら1回タダ」になると思います。

 なお、Miles+Bonusは上級会員になっても(A3, OA便以外では)マイルボーナスはありません。このことよりExecutive ClubのSIlver会員には、Executive ClubとBA搭乗の組合せが明らかに有利、「2回乗ったら1回タダ」です。

 

(5) ビジネスに搭乗して、欧州便のビジネス特典無料航空券を得る場合

MilleMigliaとAZ搭乗の組合せが有利です。300%の加算率が飛び抜けています。片道6,667 milesの旅程を4往復で160,000 milesを超え、無料航空券になります。

 もし一年に2回往復すると、Freccia Alata会員になりマイルボーナスが50%付きます。航空券購入をAmerican Express Sky Traveler Premierで行えば、40万円x2=40,000 milesは超えるでしょう。これらを合わせると、2往復で160,000 milesに達してしまいます。つまり年に3回往復する人は2回分の料金で可能ということです。

 これに勝る組合せは無いでしょう。

 

BAでは、Silver会員がLHR経由欧州一都市3往復半でビジネス特典無料航空券になります。

 

ただしMiles+Bonusでは、SKプレミアムエコノミー搭乗でもビジネス搭乗でも加算率は、200%です。NRT-CPHプレミアムエコノミー往復5回で欧州便ビジネス特典無料航空券になることは覚えておいて損はないでしょう。

 

(5) ビジネスに搭乗して、東南アジア便のビジネス特典無料航空券を得る場合

Miles+Bonusで必要なマイル数は42,000 miles。インドネシアもOKです。このため他のFFPより有利になります。Miles+BonusとLH搭乗、Miles+BonusとSK搭乗の組合せがマイル加算率200%で強力です。ここでもSKはプレミアムエコノミーでOK、NRT-CPHの単純往復2回で42,000 milesに達します。LHはビジネス搭乗でないといけません。航空券価格は倍にはなりますね。

 

上級会員だったらExecutive ClubとBA搭乗の組合せも同じレベルになりますが、実は東京ー欧州のエコノミーの旅程でも2往復でOKです。

 

総括します。ヨーロッパ旅行を年1回程度、あるいはそれ以上行う人は、ほとんどの場合Executive Clubに入会してBAを利用するのが得になるようです。例外はビジネスクラスでの渡航が多い場合です。

 年2回以上ビジネスクラスで渡航すると、MilleMiglia入会、AZの利用が有利になります。このようなカテゴリーでも、マイルを使う先が東南アジア便ビジネスだったら、Miles+Bonus入会のSK搭乗が有利になります。

 

Executive ClubのSilver会員以上になるとビジネスクラス利用での不利はかなり挽回されます。

 

定期的に欧州便に搭乗し、マイルの還元を重視する旅行者の場合、BAにどっぷり浸かって、大きな間違いは無いようです。JALの国内線の特典航空券が9,000 miles (片道だと4,500 miles)で良いことも、かなりのポイントです。

 

またExecutive ClubのSilver会員へのハードルが、日本在住者には比較的低いことも助かります。1年以内にJAL国内線クラスJで6往復半に加え、BAのエコノミー欧州旅行1回でtier pointsが600に達し、Silver会員です。日本人にはなかなか良いFFPではないでしょうか。