バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

MH796:KUL-BKK エコノミー

今回の予約は、NRT-KUL-BKKの往復。図らずしも貴重な体験をさせてくれたMH71Dは12:00NRT発、18:35KUL着の予定です。KUL到着以降のBKK便には、

・MH776(KUL19:50発、BKK20:55着)

・MH796(KUL21:55発、BKK23:00着)

の2便があります。このスケジュールでは、MH776が組合わされるはずです。

 ところが、成田のチェックイン時にMHが用意していた接続便は、MH796。接続時間1時間15分では足りず、3時間20分は必要とのご神託でした。そんなはずはないと、やや強引にMH776に変えてもらいました。

 

しかしながら、チェックインの後、

(1) 「キャビンの準備の遅れ」で40分が経過し

(2) 飛行時間が通常より30分余計にかかる

ことで、KUL到着が19:45分となり、19:50発の接続便には間に合いませんでした。

 

推測するに、MHのコンピューターには、これらの事象が高確率で起きると入力されており、遅い便のMH796を出力したのでしょう。こういう知らされない情報は結構あるはずです。

 どこまで搭乗客に不確定要素を告知するかは、難しい問題です。遅れる要因は無限にあるわけですから、どの可能性まで考慮に入れ、判断をし、客に案内するかは航空会社によっても違うはずです。

 もっとも、もし詳しい情報が与えられ、判断を委ねられても同じことを行っていたと思います。

 

MH71Dの搭乗中は、絶望的な画面が...。

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MH71DのKUL到着後、MHのサービスカウンターに直行しました。それがちょうどMH776の出発時間。こやつも遅れてはいないかと、わずかな希望を胸にモニターを覗くと、Gate Closedとなっていたので、観念して次便MH796に振替えてもらいます。対応は丁寧そのもの。すぐに手続きは済みました。やはり本拠地は余裕です。出発ゲートはG2でターミナルが違うから、右手の方向へ進んでシャトル列車に乗ってくれと、案内も親切でした。

 

遅延により、後続便に乗り遅れるのは今年すでに2度目です。イレギュラーの当たり年?

 

ゲートがG2からG8に変更されたぐらいで、MH796は順調に飛んでくれそうでした。

 

大き目の待合室に入るためにセキュリティチェックがあります。SINと同じシステムです。中のシートは国際空港にしては珍しく、擦り切れているものが多いのでした。

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一転して、機内は新しいキャビンで、質の良い革張りシート。

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疲れません。モニターは小さいものの十分精細です。

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IFEの音声も良好です。ヘッドホンは最初からシートポケットに入っています。

 搭乗から着陸まで、ほとんどの時間を映画鑑賞に使えました。KUL-BKK間は2時間ですが、一作品見ることが可能でした。

 

機内食は、クロワッサンの生地を大きめに焼き、中割でチキンペーストと刻んだ野菜を挟んだもの

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と、ゼリーでした。

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2時間の移動ですから、エコノミーの座席でも気合は必要ありません。5A席で、隣席不在。5Cはアメリカのお一人様妊婦でした。搭乗率は50%ぐらいでしょうか。KUL-BKK間だけ取ると、バスみたいに気楽な割には、サービスが充実していて大変良好です。

 

夜のSuvarnabhumi空港へ無事到着。

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夜は寂しくなるだけ。妖惑の都バンコクの演出は皆無です。

 

長すぎる行程。疲れていたので、AOTの「リムジン」で無駄遣いを申込みます。

 税関を出てすぐにありますね。ご丁寧に左右にカウンターが用意されています。

 ラミネート加工の紙に車種を写真で紹介。指さしながら「BMW、2,300 B」とタイ・アクセントで明るく告げる受付嬢。フーゾク店のようです。私も、車の前で運転手と一緒に記念写真を撮って、喜ぶふりをすれば、AOTの人もうれしかったかもしれません。そこまで考える余裕はありませんでした。

 これが象だったら、忘れずに写真を撮っていましたが、タイと言えども象による空港アクセスは無いでしょう。

 

なぜか空港がらみで縁がある7のロング。もちろん乗り心地に文句はありません。

 Bayernでもいろいろ言われるBMWですが、かなりの雇用を生み出しているのは事実だし、別に製品は悪くないし、内輪の悪口のような気もするし、よそ者は素直に褒めておくのが無難かも。

 

さて今回の遅延を総括すると、

pros:格好のネタができたこと。MHのイレギュラー時の対応が経験できたこと。

cons:旅行の目的地での13時間の喪失。8,000 JPYほどの余計な出費。

良しとするかどうか、判断に迷うところです。