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Tipps für Flugreisen

生涯上級会員修行(その3)

補足事項です。「修行」を実施する時期と、私の思う注意点を指摘します。時期と言っても、季節や景気ではありません。

 

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(a) 生涯上級会員資格を一気に達成するには、費用の400万円~1000万円以上もさることながら、必要期間の3ヶ月~1年は無駄遣いを超え、想像上の遊びに見えます。この背景には、社会活動を続けている状態が人生という強迫観念があると思います。こういう観念があたり前になっているから、日本人、特に男性は定年後、元の職場以外に行き場がないという、あわれなパターンに陥りがちとも言えます。今だにそうですからね…。

 

そこで生涯上級会員修行を行う時期は、一般のサラリーマンなら定年後すぐがよろしいのではないかと思います。丈夫な高級車を買ったり、別荘を買ったりすることに比べれば、特に費用がかかるわけではありません。せっかく達成したなら、その後旅行するために長生きせざる得ないこともプラスです。

 

損か得かという尺度では、なるべく若いうちに行うのが良いに決まっています。ただし大学生の夏休みでは明らかに期間不足ですし、学生が遊びで使う金額としては適当とは言いかねます。たまたま株で大もうけしたけれど、そのために留年する羽目になったなどという場合でしょうか。生涯上級会員修行を行うのは。

 キャリアップに見られがちな語学留学の方が周囲の説得は楽でしょうし、はるかにまともです。これは否定できません。ぼおっと国内(の地上)で過ごすよりは、ろくでもない目標を据えて飛行機に乗っていた方が、マシというレベルですね。

 

(b) 何ヶ月にもわたって、飲食就寝の大部分が空の上となると、健康にも気をつける必要があります。

 

・食生活の乱れが3ヶ月も続くと、体重も大きく変動、健康への影響は無視できません。機内食はジャンクフードではないので、品目には無頓着でも平気でしょうが、摂取カロリーの計算は必要でしょう。

・低気圧の反復は、耳鼻科に疾患がある人の場合、悪化するかもしれません。この辺は、客室乗務員の職業病への注意に準じます。

・機内の低湿度は、相当なものです。乗務員よりも搭乗時間が長くなるので、継続的な低湿度対策が必要です。

・一人で「修行」すると日本語を忘れそうです。私などは今でも少し危ないのですが、普通の方も定年後の場合は、本気で心配した方が良いと思います。

 

(c) 社会的にも、いろいろ気をつけなくてはなりません。家族がいる場合、一緒に修行するにしても、一人で修行するにしても、事前説得が相当大変そうです。

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