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欧州LCC長距離便の始動

LCCの長距離便が本格的に始動します。

 

欧州の巨人LufthansaLCC子会社を持っており、国内線用にGermanwingsを欧州線用にEurowingsを従えています。昨年、LCC長距離便の運用にも乗り出すと発表、気の早い連中はWorldwingsか?などと言い出す始末でしたが、ついに動き出しました。

 3月4ー8日開催のITB Berlin 2015に合わせ、LufthansaはEurowingsの長距離便の販売を始めました。これはEurowingsの本拠地、Köln-Bonn(CGN)を、カリブ海VRA, PUJ)、ドバイ(DXB)そしてタイ(DMK, HKT)と結びます。

 

欧州ーアジアの本格的なLCC便が、10月25日には運航を開始するわけです。

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以前はこんなWeb pageは無くて、Eurowingsの旅客便はLufthansaの顔で運行していたと記憶していますが、今後は独立したブランドに向かうようです。運航はLHとTKが共同設立したSunExpressという会社が行います。2機のA330-200でスタートしますが、そのうち7機に拡充されます。

 

料金体系はGermanwingsと共通で、Basic, Smart, Bestとなります。CGN-DXBの最低価格99.99 EURが、メディア用の売りでしょうか。Bestは機内前方3列が当てられ、LufthansaのPremium Economyに匹敵するとの説明です。下のカテゴリーになりますが、”More Comfort”のオプションが別にあります。

 Wifiは全てのクラスで利用可能です。

 

見たところEurowingsのFFPは、Boomerang Clubになりそうです。このGermanwingsのFFPは拡充する方向に動くでしょう。LufthansaのMiles & MoreもGermanwingsとEurowingsでマイルを貯め、使えるはずで、これはしばらく続けられると思います。これらの会員組織をどうするかに関しては、LHはしばらく様子を見るのではないでしょうか。

 

LCCの拡充を図る一方で、Lufthansaは本体の高級化とリノベーションへの手を緩めません。先週、MUCからの長距離便(22都市)のファーストクラスのリニューアルが終わりました。これは24機のA340-600とA330-300が該当します。ベッドは207 cm x 80 cmもあります。

 Lufthansaは、この夏には全ての長距離便のファーストとビジネスを新キャビンに替え、年内に全ての長距離便機材にプレミアムエコノミーを備えると計画しています。かなりの勢いでリノベーションを進めているようで、欧州のライバルには脅威に感じられることでしょう。客の立場では、今年LHを利用する場合、この拡充計画は頭に入れておいた方がよさそうです。