順番を間違えました。こちらを
MH174:KUL-BOM ビジネス - バス代わりの飛行機
より先に公開すべきでした。搭乗した順番と逆にする理由は無かったのです。インドの神に刺激されたのかもしれません。
台北桃園空港ターミナル 1から、Malaysia airlinesのビジネスクラスで出発します。一月前と同じパターンで、中華航空のファーストクラスラウンジが使えます。せっかくだから、訪問します。
昼下がりだったので、注文聞きは麺だけでした。オーソドックスに牛肉にします。これはシンプルで結構。壁際では、ホットプレートは点心以外に5つほどありました。スープは2種。
台湾ですから生ものはほとんどありません。中央のテーブルに果実とスイーツの用意もあります。
その裏側は、書物です。手に取るなら美術書がよさそうです。
ワインはTerminal 2のビジネスクラスラウンジで見たものと同じ、A. RobertとMoutard-DiligentのChablis, 1er Cruです。ScotchにはJohnny WalkerのBlue Label、CognacにはDeauのX.O.があります。Whiyskyはがんばっています。
さすがに昼間からScotchは無いだろうと、Champagneを1杯もらっただけに止めます。
ゲートはA1と最も遠いところにあります。A1, A2, A3は待合スペースを共有していますが、それぞれに搭乗橋があります。(先日のバス出発はB1の方です。いずれにしても、MHはターミナルの端を使うのでした。)
乗込むとおなじみのB737-800。席は1F。窓を見ると、テレビ画面のように人が映っていますが、これは外で受託手荷物の搬入を行っているところです。偶然、映りこんでしまいました。
隣席ブロックです。TPE-KUL便のビジネスクラスは、レッグレストも個人用モニターもありません。TPE発のビジネスクラスの航空券は安いので、最も簡単な機材を持ってきています。これはこれで合理的だと思います。
出発は定時。担当クルーは中国名の名札をしていました。いちいち客の名前を呼んでのサービスです。
今、桃園の北側滑走路は工事中で使えません。そのため非常に混雑しています。今回は、滑走路前で先客が7機も並んでいました。機長の説明がすぐ入ったのは良いとしても、「10分から15分ほどかかる」というのは楽観的観測ではなく、見え透いたウソです。当然30分以上待ちました。
離陸後、5分でシートベルト着用のランプが消えました。飛行機は上昇の真っ只中。床が傾いています。
ビデオ機材の貸し出しですね。
アメリカ映画を見ていたのですが、途中で終わっていました。
20分もすると、ピーナッツ2袋に飲み物、その後定番が現れます。
適当な頃合を計って、オードブルとデザートが同じトレイに載って出現します。
サラダ菜、ルッコラ(ほうれん草?)、レタスが1枚ずつ重ねてあるという新機軸 (?)。相変わらずprésentationに凝ります。チャツネもいけます。左上はなぜか緑色がかったcrème brûlée。素材も焼き方も?ですが、ユーラシアの逆側ですからこんなものでしょう。左側手前は台湾が世界に誇る鳳梨酥。
メインは
チキンです。あっさりした味付けでしたが、台湾で調理されたものですね。
マレー人の男性パーサーは片言の日本語をしゃべりました。搭乗時に「こんばんは」と挨拶されたので、訂正してあげました。昼下がりですからね。搭乗後も、少し会話の相手をしました。
さすがに5時間のフライトだと、食器の片付けが終わった後でも少し時間があります。クルーは、狭い前方空間に潜んでいました。
予定到着時間の40分前ぐらいに、「おっちんしよし、帯締めよし」の放送が入ります。残念ながら、マレー語、英語、マンダリンだけです。
10分ほどの遅着。離陸渋滞の完全回復は成りませんでした。桃園の工事は滑走路の改修だそうで、必要不可欠とはいえ、しばらく「わずかな遅延」ばかりになるのは難儀ですね。