なぜ今頃メールで案内が来たのかわかりませんが、7月上旬にParis Orly空港にオープンしたOpenSkiesのラウンジです。British Airwaysの利用者も使えます。
場所はOrly Ouest、Hall 3のセキュリティを通過した後、地上レベルにあります。ニューヨークロフトスタイルが全体のコンセプト。Nelson Wilmotteというデザイナーの手による54席の小さなラウンジ。インテリアはそれなりにがんばっており、Morganの家具、Kvadratのファブリック、Gubiの照明とデンマーク調。
このラウンジを利用する旅客は、1日3便あるOpenSkiesのJFK便、1日4便あるBAのLHR便に搭乗するはずです。が、対象者は
・New Yorkへ向かうOpenSkies Biz Bedの利用客
・LHRへ向かうBritish AirwaysのClub Europeの利用客
・British Airways Executive ClubのGold会員、Silver会員
・oneworldのEmerald会員、Sapphire会員
とあります。このラウンジを利用するEmerald会員、Sapphire会員の場合、oneworld会員のラウンジ利用規定から、OpenSkiesまたはBA便の搭乗券を持っているはずです。
営業時間は6:30-20:00、温冷軽食、アルコールドリンク、ノンアルコールドリンクが出されます。WiFiが使え、大抵のシートに個人用コンセントが備え付けられ、印刷も可能とのことです。詳細は、BAのリンクを。
仏語の訪問記を見つけましたが、写真を観察してみると、雑誌などは仏語のものが多いようです。BAのLHR-ORY便にフランス人が多いのは事実ですし、OpenSkiesもParis-New York間の客のためですから、フランス人向けにサービスを考えるのは当然です。とすると軽食もそんなところでしょう。
パリに行く時、Orly空港がCharles de Gaulle空港より有利な点は、すでにまとめました。
BAを利用すれば、東京から乗換え1回で行けるのでこの空港はそれなりに便利です。私も時々利用しますが、静かに地味にパリに入りたい気分の時は、とても良いのではないかと思います。
小さいながらもしっかりしたラウンジのようです。旅の楽しみが増えました。パリ在住のExecutive Clubの会員も増えるでしょうか?