バス代わりの飛行機

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週末アジア旅行に適した便 (1)

JL751便の搭乗記でJLの成田-ハノイ便が、週末滞在に向いていて、しかも料金も安かった話を書きました。

JL751:NRT-HAN エコノミー - バス代わりの飛行機

他には可能性はほとんど無いようなことを書いたのですが、ご指摘を受けたとおりこれは間違いでした。罪滅ぼしと言っては何ですが、普通の週末に海外滞在をする方法を、東京発で調べてみました。

 

レガシーキャリアの割引エコノミーの利用で前提となるのは、最低滞在日数。土曜日0:00台に羽田/成田発で日曜日23:00台に現地発という往復は、普通料金しかないことがしばしばあります。

 また旅先のタイムゾーンによって滞在に有利な場所と不利な場所が出てきます。これは便の設定に制約が生じるためで、距離の割りに週末滞在は難しくなる例としてホノルルがあります。アジアとは言えませんが...。

 この2点だけ抑えれば、あとは時刻表が手に入ればすぐ計画を立てられ、料金もウェブサイトで確認できます。こういう時は冊子体の時刻表がやはり便利。

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以下、目的地別に直行便だけ考えました。料金は税金やサーチャージを含みます。行き帰りの便です。

 

(1) ベトナム

まずはハノイから片付けます。これは私が先日搭乗した

JL751:金曜日 NRT発18:55、HAN着22:15

JL752:月曜日 HAN発00:05、NRT着07:30

が便利です。2泊して滞在時間は50時間ほどになります。復路

VN310:月曜日 HAN発00:25、NRT着07:35

とJL5000のコードシェア便があり、運航はVN、JLの航空券として購入可能です。今のところ、この便を選ぶと数万円料金が上がり、さまざまな条件はJL便の場合より悪くなるようです。やはりVN便はVietnam Airlinesとして予約、Optiontownのアップグレード(Upgrade Travel Option)、隣席ブロック(Empty Seat Option)、ラウンジ利用(Lounge Access Option)にかける等、ゲーム感覚で楽しむのが良いと思います。

 VNは行きが昼間のフライトなので不利。ANAは往復とも昼間のフライトです。

 

次にホーチミン市ですが、ご指摘があったように(そして私も搭乗した経験を忘れていたように)、ANAが便利な便を持っています。

NH831:金曜日 NRT発18:30、SGN着22:45

NH832:日曜日 SGN発23:55、NRT着07:55(+1)

2泊して滞在時間は49時間。JALのHAN便とほぼ同じ条件です。JALの場合、

JL759:金曜日 NRT発18:00、SGN着21:50 または

JL79:土曜日 HND発01:25、SGN着05:15

出発

JL70:日曜日 SGN発23:10、HND着06:40(+1)または

JL5004:月曜日 SGN発00:05、NRT着08:00

帰ってくるという方法もあります。JL79とJL70の組合せは、場合により格安運賃が出てきます。JL5004はVN300便とのコードシェア便、運航はVNです。

 

12月の週末で、さっくり料金を調べたら、JALで47,800JPY、ANAで51,840JPYなどと出てきます。マイレージ積算なしのキャンペーン運賃だとVNの方が少し安くなりそうですが、ベトナムに関しては日系2社の料金はかなり魅力的だと思います。

 

(2) タイ

今、定期直行便はバンコクだけだったはずです。これはより取り見取りで、JALの場合

JL707:金曜日 NRT発18:20、BKK着23:00

JL33:土曜日 HND発00:40、BKK着05:00

行き

JL34:日曜日 BKK発21:55、HND着06:05(+1)

帰ってきます。1泊または2泊で滞在時間は40~47時間。JL33+JL34は普通料金しかない可能性があります。12月の週末、JL707とJL34の組合せで、63,600JPYという価格が出てきました。

 一方ANAの場合、

NH805:金曜日 NRT発18:20、BKK着23:00

NH849:土曜日 HND発00:25、BKK着05:00

行き

NH808:月曜日 BKK発00:30、NRT着08:40

NH850:日曜日 BKK発22:10、HND着06:20(+1)

帰ります。NH849とNH850の組合せは要注意。またNRT着8:40は週末旅行を満喫しすぎ、少し遅い気がします。NH805とNH850の組合せで、上のJALと同じ週末を検索すると65,100JPYという料金がありました。

 JALANAも距離が長くなった分、(1)より高くなる感じです。

 

週末アジアを考える人にとっては、タイ航空で行くのが王道でしょう。往路

TG677:金曜日 NRT発17:30、BKK着23:30

TG661:土曜日 HND発00:20、BKK着05:20

帰路

TG640:日曜日 BKK発22:35、NRT着06:15(+1)

TG642:日曜日 BKK発23:55、NRT着07:35(+1)

TG682:日曜日 BKK発23:15、HND着06:55(+1)

が候補になります。機材はよく変更になりますが、全般的に悪くありません。TG677がA380、TG661がB777、TG640とTG642がB787、TG682がB747です。TG677の成田17:30がやや早い以外、無理ない時間帯でしょう。マイル非加算運賃で54,100JPY、マイル加算運賃で64,600JPYという料金が見つかります。TGの場合、いろいろなFFPで100%加算であることも魅力です。

 

これらレガシーキャリアは、時間帯がほとんど変わらず、料金が拮抗しています。後はそれぞれの航空会社の魅力で勝負なのでしょう。

 

LCCのタイ・エアアジアXも良い時間帯の便を持っており、

XJ607:金曜日 NRT発20:15、DMK着00:55

XJ600:日曜日 DMK発23:45、NRT着08:00(+1)

は、レガシーキャリア同様に使えます。ただしバンコクの空港はSuvarnabhumiではなく、Don Muangです。レガシーキャリアと比べて安いとは限らないのですが、12月では41,650JPYという料金も見つかります。

 

以上、東南アジアの人気都市でも意外に安く週末旅行が出来ます。国内鉄道旅行では、目的地が北海道や九州でも往復5万円を超えます。国内旅行とインドシナ半島の旅行が同じレベルになるなんて、昭和に新婚旅行に行った世代には夢のようなことに違いありません。