バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

週末アジア旅行に適した便 (3)

(5) インドネシア

東京からインドネシアの首都Jakartaへは毎日5便もあります。時間帯も選べます。JALの次の組合せだと、週末滞在らしくなります。

JL729:金曜日 NRT発18:55、CGK着01:00(+1)

JL726:日曜日 CGK発21:55、NRT着07:25(+1)

2泊して45時間滞在。JALはこの区間に昼便も一往復持っており、水も漏らさぬ昼夜体制。NRT-CGKは3,600 miles。フライト時間は8時間になります。それを考えると滞在時間は非常に長く取れていると思います。機材はJL729がSS6、JL726がSS7と良い路線。12月はどの週末でも料金は、60,510JPYでした。エコノミークラスとは言え世界一のシートでインドネシアまで飛ぶのです。本当にこの価格で良いのでしょうか。

 

ANA

NH835:金曜日 NRT発18:10、CGK着23:50

NH856:日曜日 CGK発21:35、HND着07:00(+1)

を持っています。往路出発は少し早いのですが、帰路は抜群に良い時間帯。機材はB787-8とB787-9。新しい機材なのでANAが力を入れていることはわかります。料金はJALと全く同じ60,510JPY

 

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残念なのは、Garuda Indonesia航空の往路は昼便しかないことです。もっともNH835とGA9331がコードシェアしているので、往路はこれにして、復路だけ

GA874:日曜日 CGK発23:15、HND着8:50(+1)

を選択するというのもありでしょうか。

 

Jakartaは南半球。結構遠いはずですが、ビジネス需要が大きいのでしょう。かなり便利です。

 

(6) オーストラリア

「アジアじゃないだろ、ネタ切れか?」という批判はさておき、意外と真面目なお話。むしろ一押し銘柄です。

 長距離の割には到着時間と出発時間が良く、土曜日、日曜日の活動時間帯がほぼ完全に使えるのです。

 

東京の4,800 miles南に位置するSydney。Qantas航空が羽田便を就航させています。

QF026:金曜日 HND発22:00、SYD着09:30(+1)

QF025:日曜日 SYD発21:30、HND着05:30(+1)

時間帯が完璧。現地36時間滞在でも価値ある時間です。航空券は通常期の格安エコノミーであるRed Kangarooという区分で、82,000JPY~です。機材はB747-400ですからあまり期待できません。

 

割と大きなニュースだと思いますが、ANAも12月11日にHND-SYDに就航します。これを使うと、

NH879:金曜日 HND発22:10、SYD着09:35(+1)

NH880:日曜日 SYD発21:30、HND着05:05(+1)

とQFとほとんど同じスケジュールで移動できます。機材はB787-9と力が入っています。気になる料金を1月の週末で調べてみたところ、109,300JPYという数字が見つかりました。QFよりお高いのでした。Skytrax5つ星サービスですから、周知期間の安売りなどはしなくても良いのでしょう。

 

オーストラリアは日本と時差がほとんど無く、夜寝て移動するのにちょうどよい距離なのでこのような離れ業が可能になります。目的地がHonoluluでも週末ステイは難しいのに、太平洋横断(Vancouver:東京より4,700 miles)するより遠いSydney行で可能なのですから、世の中わからないものです。

 

(7) トルコ

これは正真正銘のアジアですが、可能と言ってよいのかどうか。少々迷いつつ、目的地はIstanbul。成田への帰着がやや遅いものの、「うむ」とうなってします。

TK053:金曜日 NRT発22:25、IST着04:20(+1)

TK050:日曜日 IST発14:15、NRT着08:55(+1)

距離を調べてみると5,600 milesあり、行き12時間、帰り11時間のフライトとなるのですが、単なる週末で行けるのですね。しかも到着は朝4時なので、土曜日は一日丸々使えます。滞在時間は34時間。フライト時間よりははるかに長いので良しとしましょう。価格はそれほどでもなく、12月第一週の週末で92,420JPYです。ANAやSQのSingapore便の価格帯です。

 

滞在時間は十分あるため、美術館めぐりもOK。ルクム食べまくりもOK。こんな便を運航してくれるトルコ航空に感謝です。

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(8) さらに遠い都市

週末を使って遠くに行くだけなら、土曜日NRT発 09:25、日曜日NRT着20:00で、Amsterdam往復が可能です。ICN経由の大韓航空便です。エコノミー格安運賃があります。これはすでに紹介しました。

生涯上級会員修行(その1) - バス代わりの飛行機

現地滞在時間は2時間半。空港から出る暇がありません。ということで、両替すら必要ない優れた週末修行ですね。週末旅行とは言えません。遠くへ行くのは良いのですが、どこかで線引きが必要です。

 

自分が「修行僧ではない」と主張するには、

①(市内滞在時間)>(移動時間の総和)

②(往々にして本人の勘違いだが、)現地に「俺がいないと始まらないだろ!」という仕事、行事、式典がある。

のどちらかに当てはまるはずです。そうでないと修行僧だと見なされても文句は言えません。ブログを読んだり書いたりする人は、時間に余裕があるはずで、②のようなケースは滅多にないはず。したがって、ここでも①を考えます。するとIstanbulあたりが分水嶺なのですね。

 となると、週末アジア旅行はこんなものでしょうか。

 

(9) 短距離の都市

実はここまで東京から2,000 miles 以上離れた都市を基準に選びました。それより短い場合、夜便がほとんど無く、国内線の延長でスケジュールを管理できるからです。

 夜便が無い場合、遠方にある都市より滞在時間が短くなってしまいます。それに航空券が安いかというとそれほどでもありません。特筆すべきことはあまり無いので、別の角度から整理した方が良い気がします。

 

台湾、韓国、大陸中国へは週末に行くことも可能ですが、最低滞在日数の縛りがある時は、格安運賃が使えないことが多いと思います。そのためLCCの利用が便利かもしれません。

 

国内旅行では、例えば鹿児島県沖縄県島嶼部で週末を過ごそうとすると、現地滞在時間は24~30時間。SydneyやIstanbulの方が長い時間遊べます。稚内でも土曜日12:00頃着いて(直行)、日曜日17:00頃には出発(新千歳経由)ですから、滞在は29時間。航空運賃は島嶼部で50,000JPYほど、稚内で35,000JPYほどになります。

 これでは、いっそ東南アジア(あるいはオーストラリアやトルコに)行ってしまおうとなります。

 

なお香港は例外。CXグループが数多くの便を運航しているおかげで、行きも帰りも夜便があります。成田18:20出発、香港22:10到着という便もあります。東南アジアと同じような感覚で考えられるか、むしろそれ以上に週末ステイに向いた都市です。現地滞在時間が最大で50時間ほどとれます。もっとも東京-香港は1,800 miles以上あるので、Hanoiとそれほど変わりません。