バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

AF1622:CDG-MUC ビジネス

MUC-ZAGの往復航空券の最後のフライト。ZAGで復路のチェックインする時におや?という顔をされました。Paris経由は珍しいからだと、その時は思ったのですが、そうではなかったようです。

 「荷物はミューニックまで直接届けるけれど、搭乗券はシャルルドゴールまで。乗継ぎ分はパリースで発券してもらってね。」とのこと。

 

CDGの2Dの到着ゲートからは乗継用通路へは行かず、とりあえず外を目指します。Schengenの域外から来たフライトと域内へのフライトを乗り継ぐので、ターミナルが違うはずだし、パスポートコントロールもあるはずです。外に出た方が情報がたくさん得られるだろうという算段です。

 最初に出発ターミナルを調べなくてはなりません。AF便だから2Fか2Gのはず。とりあえず近くの2Fに行ってみます。するとAF1622は一覧にあり、出発ゲートF48と表示されています。

 チェックインカウンター前で、AFの雑踏整理係に聞いてみると、Zone 2へ行けとの指示。この空港では人を捕まえて質問することが欠かせません。2Fは昔のように混雑していないので何をするのも楽です。

CDGの雑踏整理係は親切ですが、いつもboîte de nuitのvideursを思い起こします。あんなにいかつくありませんが...。

 

搭乗券はすぐ発券されましたが、「席は決まっていないので搭乗口で聞いてね。」との案内。最後まで調整している証拠です。こういう場合、良くも悪くも転がりますが、何とでもなるだろうと不安になりません。不思議なものです。よく使う空港だと、ハプニングの予感にわくわくするのですから。

 

免税店では日本語で挨拶されたので、日本語で答えてやって、F48へ。

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最近のターミナル2Fは、チェックインはガラガラ、待合ホールがよく混雑します。人ごみを避ける意味では、階下のAFラウンジの存在意義もあります。このラウンジは意外とスペースがあるので、そんなに混まないのも◎です。とはいうものの、今日は時間がないし、Quality Observerの任務もないので行きません。

 ゲートで、今一つ信頼できない搭乗案内の画面を見ていると、私の名前があります。サービスカウンターへ行けと指示されています。

2Fには、機材やシート配置、機内食の有無、機長の名前などが次々表示される大きな液晶パネルが各ゲートにあるのですが、座席配置が違っていたり、クルーのしゃべる外国語が違っていたり、本質的ではないところでいい加減です。

 

サー ビスカウンターはこのホール内にあり、それは入口近くのはず。少し探すと入口右手にありました。先日は、2Fの隣のホールで利用しましたが、そこでは正面でした。2Fの2つのホールは少し配置が違います。

 「満員なので次便に変わってもらえないか」と言われるかとわくわくしていたら、そのままの便です。ということは、ビジネスへアップグレードですね。シートは4Cです。係員はアップグレードに関して何も説明しません。私も心の中では小躍りしつつも、涼しい顔を崩さずに挨拶して、F48に戻りました。

 

さて、ビジネスクラスといえども普通の席です。欧州便ですから。

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満席とアナウンスされていましたが、ビジネスクラスの中央席を使うことはありません。なお一般席とは、ヘッドレストカバーが皮製になっている点が違います。

 

機内に入る時にウェットティシューが「ご自由にどうぞ」とかごに入っているのですが、これを手にするのは習慣です。

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が、ビジネスクラスの場合、布のおしぼりが当然配られます。ただしAFでは使い捨てです。

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中身は長距離エコノミーで配るような代物です。袋に入っているのは、無駄を省くためでしょう。余ったら次の便で利用できるので。

 さらにクッションがあるところが、エコノミーと違います。

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このクッションカバーは、最近のAFプロダクトの基本デザインの一つ。アイコンの連続模様です。

 

13:15 には搭乗が全て済み、機内放送で、歓迎の辞、航行の概略、安全の説明などがあります。フランス語では、「本便には英独西伊をしゃべるクルーがいる」と案内していましたが、英語ではこの部分で少し間をおいて"Italian...Japanese as well."と加えていました。たぶん少し喋れるようになったクルーがいるのでしょう。そんな内情が伝わってくるアナウンスでした。私は日本語を話す機会がありませんでした。日本人搭乗客は、私の他にもいたようです。

 それはそうと、ドイツ語でも生放送をがんばっていました。機長からの放送は、仏英(=搭乗客向け)に加え、仏(=クルー向け)だけでしたが、客室乗務員のアナウンスは仏英独の3語で行われていました。TXL便では出会ったことがありません。少し珍しいことです。

 

飛行自体は順調。1時間半ほどのフライトですから、サービスは慌しくというのも普通。機内食は「手を抜いていません。」

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左側の冷製牛肉の火の通し加減に、それを感じることができます。レンズマメときのこのサラダも美味。料理として十分まともです。こういうところはAir France。

 

飲み物の入れ物もエコノミーといちいち違います。

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ガラス製のコップはともかく、紙コップはエコノミーと差を付ける必要はないと思います。このカップを使ったインスタントコーヒーなどの開発がされていないからでしょう。

 

機長の放送は、13:10に挨拶、13:45に着陸の案内、14:20に"PNC, descente."この後、すぐに"2 minutes en turbulance."と、間断なくアナウンスが入ります。本当に2分後に機体が揺れ始めました。

 

かくして着陸は14:45。気温18℃。Münchenのターミナル1は小さく、荷物用のターンテーブルは2つしかありません。しかし同じ2つでもZAGとは異なり、かなり大型です。

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時計がSiemens製。

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本拠地がここなのはわかりますが、重電に強い総合電気メーカーが掛け時計ごときに、わざわざ頑張ることないのにと思います。ただこの空港で見かけるAudiはINナンバーだし、BMWは当然Mナンバーだし、地元の宣伝熱には強烈なものがあります。