読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

AF1186:CDG-LJU エコノミー

AF

こういうマイナー路線の搭乗記録を、世に公開する意味があるのかと考えてしまいます。日本語を読み、この区間を搭乗する人は年間何人いるのでしょうか。出発地も到着地もEU加盟国の首都だというと、少し違って見えるでしょうか。

 

という前置きが相応しいAir FranceのLjubljana便です。1日1往復。Ljubljanaはスロベニアの首都。スロバキアではありません。

スロベニアが小国としてはスキーリゾート、ビーチリゾートの双方を抱える稀な存在であること、スロバキアの首都がBratislavaであることを共に指摘できる日本人は1%もいないでしょう。

 

ともかく、行かなければならない場所には行くしかありません。あいにくParisは雨。こういう便は、Terminal 2Gと決まっています。 f:id:PECHEDENFER:20150920141113j:plain

ターミナル共通待合室から中に入ると、ピアは2つあります。G39は左側のもっとも奥です。

f:id:PECHEDENFER:20150920005315j:plain

ここはHOP!の巣窟。 見渡す限りHOP!が駐機しています。

f:id:PECHEDENFER:20150920005434j:plain

 

Air Franceは、欧州幹線便以外をHOP!に移動し、自らは中長距離用の会社になる方針です。それでもAFとして予約・接続ができ、サービスもLCCとは一線を画します。ゲートは薄暗いのが特徴。窓ガラスの色のせいです。

f:id:PECHEDENFER:20150920141710j:plain

 

この2Gというターミナル。他のターミナルから離れている小規模、簡素な建物なので、LCC用に設計されたと思って間違いないでしょう。計画通りには行かず、AFが(ほぼ)専用で利用、マイナー路線に当てているというのは、勘ぐりではないと思います。ターミナル1(Star Alliance集結地、QRも利用)からの移動はかなり大変です。興味のある方は一度試してみると良いと思います。

 

搭乗は、ゲートから徒歩で。このパターンは経費を抑えるのに効果的です。

f:id:PECHEDENFER:20150920142148j:plain

機材はEMB170。三菱は今月MRJの初飛行を予定していますが、HOP!にも売り込みをかけないといけません。

 

9:50発でしたが、9:48に"l'embarquement terminé(搭乗終了)"の放送があり、9:52には動き出しました。シートは3F。隣の3Dはアメリカ人でしたが、前席2D, 2Fが空席なので、移れないかクルーに「とりあえず」聞いていましたが、そこはビジネスクラスなので当然ダメ。後方の空いている窓側席に移っていました。まずまず空いています。

 

 滑走距離が短いのはこういう小型機の特徴ですね。2Gから横に出て、そこから滑走、Terminal 2Eの中央付近を横目に見る頃には離陸していますから、滑走路の半分も使いません。「A340は見習って欲しいものです」と無茶を言いたくなりました。

 

離陸はちょうど10:00でした。ちなみのこの便はUU(Air Austral)とのコードシェア便Air Australは、例のバニラアライアンスを構成するLa Réunionの会社です。

 

AFの機内誌表紙が変わったことを発見。

f:id:PECHEDENFER:20150920143510j:plain

タイトル以外には文字がありません。一枚めくると

f:id:PECHEDENFER:20150920143617j:plain

221号、2015年9月、特集は「100% 日本」というこれまでの表紙が現れます。何のことはない、AFは表紙を売ってしまったのでした。左側頁は、表紙の広告の続きです。

 これは悪くありません。化粧品系が占めるなら、そのうちKeira KnightleyやNatalie Portmanが表紙になるかもしれません。

 

アルプスにかかるまでは、下界は雲に覆われていたのですが、この山塊の半分を過ぎるあたりからとたんに雲が減りました。

f:id:PECHEDENFER:20150920144255j:plain

日本の山と違って、中腹までは草地、頂上に近くなると岩肌が現れます。

f:id:PECHEDENFER:20150920144357j:plain

木で覆われている日本の山にはない、自然の荒々しさを感じます。

 

ちょうど11:00に機長の情報提供。到着地地上気温などを伝えます。数分、間をおいて、" Nous commençons notre descente sur..."(当機は下降を始めました)と続き、シートベルト着用サインが点灯。一呼吸入れて"Turbulance!"です。不自然とは言いませんが、妙な間が入ります。思うにこの機長、少しマニアックで、何事も00分に始めるのが好きなのではないでしょうか。

 

11:25には着陸。到着予定時刻は11:35なので、ほぼ時刻通りです。平和なフライトでした。

 

非常に小さいターミナル。ここも荷物用ターンテーブルが2つしかありません。ただし、このホールに入る直前にかなり充実した「到着前」免税店があります。Zagrebより遥かに西側化しているのでした。