香港国際空港のラウンジ、The Pier。口コミで改装後の評判が広がっているようですが、場所が香港ではふらりと行くのは困難です。今回は制限区域で3時間ほど時間があり、気合を入れてやって来ました。5ヶ月あけての再訪です。
遂に来たぞという到達感が全くないのですが、このさらりとした門構えでは無理。これはデザインの狙ったところでしょう。
東京からの冬着はとにかく暑かったので、まず着替え。シャワーは必要ないが着替えがしたいとリクエストをしたら、それなら広い方が良いだろうと、身障者用のシャワールームを案内してくれました。
やたら広い個室でした。いろいろなリクエストにベストな答えを捜すという行動指針は、キャセイのすばらしいところ。
その後は、廊下を通って
ダイニングへ。ここにも目的があります。評判の一皿を確かめるためです。
アンガス牛のビーフバーガー。良いのか悪いのか、ハンバーガーをあまり食べないので判断できません。こんなこと注文する前から容易に予想できるはずで、情報に踊らされています。味付けはすっきりしていて、高級ホテル風。
窓の外から、巨大な李さんがのぞいています。香港ですから。
ハンバーガーを食べ終わると、さっさと退散して、引きこもり書斎へ。
持参したPCで作業をしていたら、バッテリーがなくなりました。しかしコンセントが香港仕様。アダプターを持っていなかったので、あえなくGAME OVER。借りることもできるでしょうが、Wifiの作動速度も悪く、そこまでしませんでした。他にも見るところがあります。
Sitting roomに場所を移します。廊下から入ると、マガジンラックを通るのでした。新聞雑誌がずらりと並んでいます。
適当なものを手にして、この通路を抜けるとこういう空間が。
窓の外は先ほどの李さん。少しプロポーションが良く見えます。
Sitting roomは、テーブルをソファーが囲むかたちで一続きの空間が分割されていますが、仕切りは全くありません。馬蹄型バーカウンターも続きの空間です。
さらに左手にはビュッフェがあります。そのコーナーだけでも食べ物の種類は、普通のラウンジ並みです。
洗面台はこんな感じ。このラウンジは、どのコーナーをとってもデザインには一言あるといった調子です。
足を踏み入れていない場所に、リラクゼーションのコーナーがあり、マッサージ、仮眠等が可能なようです。必要がないと使いにくいし、そこまで時間がなかったので、次回以降の訪問となりました。
まだ「見るべきほどのことは見つ」という境地には達しません。達してもそれはそれで問題ですが...。とにかく、また来ると誓って一枚撮りました。相変わらず気合は似つかわしくありません。
down the rabbit holeという趣が人気を押し上げているかもしれません。