PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

AF1218:CDG-FRA エコノミー(搭乗後)

搭乗記は書かないと大見得切りましたが、舌の根が乾かぬうちに前言撤回。ネタ切れを恐れているのではなく、単に気分が良いため。そして気分が良いのは...天気のせい。

 

時間通りにG30ゲートが案内されます。Terminal 2Gでは出発30分前にならないと、ゲートが表示されません。そしてSkyPriorityは機能しません。搭乗橋は無く、建物を出て目の前に駐機する機材に乗り込みます。

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朝の雨は上がっています。この季節には良くあることです。この搭乗階段ですが、動力はなし、搭乗終了後は地上係員が一人で機体から離して、地面に固定していました。機材によって階段の大きさが違うはずですし、不要な機材もあります。ということは、機材によってゲートがほぼ決まっているということを意味します。

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2-2配置のEMB190。

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前2列はビジネスクラスという位置づけでカーテンで背後と仕切られますが、シートなど変わるところはありません。CDG-FRAは280 milesしかありません。羽田ー神戸程度の距離です。サービスに差をつけることは難しいでしょう。

 

私の隣は空き。

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それほど混んではいません。多分CDG-TXL(Berlin)とか、CDG-MUC(München)の方が輸送密度が高いと思います。私もFRA便は幹線だと信じていてTerminal 2Fへ行きましたが、現実は全く違いました。まだまだ常識がありません。

 

羽田ー伊丹便と同様、急に高度を上げますが、巡航高度はあまり高くありません。最も経済的に巡航できる高度まで達しません。

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水平飛行になるかならないかのうちにサービスが始まります。担当クルーは何となく波長が合いそうな人でしたが、コーヒー加え、Evianもくれました。

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何となく気が合いそうな人っていますね。こんな短い路線では、余計な言葉をかわすことも無理なのが残念です。

 

サンドイッチを調理している会社が新しくなりました。

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ロゴはまさに今風のイメージ戦略ですが、確かにフレッシュな感じが印象的なサンドイッチでした。恐らく袋には不活性ガスが封入されています。膨らんでいるのは成分の関係ではなく、高度による低気圧のためです。

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説明には、具体的な技術の記述は何もありませんが、香りや食感が違うのは確か。なかなか良いのではないでしょうか。Air Franceらしく、機内食には徹底的にこだわるのが正解です。

 

Yorkが洪水になっていたなんて知りませんでした。無知と言うか、まだまだ情報収集力が足りません。

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これはle Rhin=der Rhein?

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水平飛行はせいぜい30分。上昇中と降下中の方が長いぐらいです。到着はどうせTerminal 2だろうと予想していましたが、どうもその通りの展開です。

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本当に久しぶりのRhein-Main Flughafen Frankfurt。天気が良いのは何よりです。

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沖止めかと思ったら、搭乗橋でターミナルへ。しかしEMBだと、背が低いので勾配が半端ではありません。歩くのに少々注意が必要です。

f:id:PECHEDENFER:20151230014424j:plainB737A320より小さな機材は、階段で地上へ降りる方が楽です。

 

Air Franceのドイツ便の機内放送は、ほとんど仏英の2語。離陸時、着陸時のシートベルト着用と電子機器使用への注意にのみ、ドイツ語の録音が流されます。もう少しドイツ人に配慮すると良いと思います。この便では、英語をしゃべっていた搭乗客が多いのにも理由があることでした。

 

外国人にもフランス語でずっとやって来て、到着空港でいきなりドイツ語は刺激が強いのでした。

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意外になまりが強いFrankfurt。はいはいHessischは世界で一番美しい言葉でございます。そんな美しい発音は聞き取れません。なんて、皮肉を言う気になれないのは、単純に天気が良かったからです。

 

受託手荷物のターンテーブルで見つけたこの注意書きには、外国人から突っ込まれること間違いなし。禁止は座ること?誰がそんなことをする?ターンテーブルで逆立ちしても、一輪車で走り周っていてもOK?

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今日の宿泊はWestin。何かのキャンペーンで獲得した無料宿泊。全く記憶にないし、凄く得した気分も無いのですが、何とか特典を使うことができた宿泊です。

 

ドイツのホテル従業員の作法というか、国際化戦略ですが、受付では客に”Hallo”と声をかけます。これは便利な単語で、英語話者だと強弱アクセントが狂った英語に聞こえ、ドイツ語話者には当然ドイツ語に聞こえます。この後に客の返す言葉で、彼らは使用言語をスイッチします。

 問題なのは私のように、こだわりが無い人間。今回は、"Hello, well, I have a reservation..."までは国際言語で言えたのですが、その後"unter dem Namen..."と続けてお里が知れてしまいました。Hessenなまりにつられたのですね。すると受付嬢、それから後は全てドイツ語で対応。そんなものですね、ドイチュラント。Hochdeutschをしゃべるだけましです。私もなまりがかわいいので、もっと聞いていたかったのでした。

 

無料宿泊でもアップグレードしてくれました。

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インテリアは私の趣味にぴったり。いろいろな物の配置も最高です。

 ZDFが時々フリーズするのですが・・・。ドイツではTVもフリーズするようになったようです。

 

外に出ると、風や湿度などが冬のドイツ。この季節には珍しく天気が良く、気分は最高です。