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バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

BA901:FRA-LHR クラブヨーロッパ(搭乗後)

BAは5つのゲートを使っているようです。建物の構造を見ると、全てのゲートで沖止め+バスのパターンのようです。

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優先搭乗はありません。出発の20分前に搭乗開始。バスの移動距離はわずかでした。

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前方と後方、両方の入口に階段が付けられ、搭乗出来るようになっているのですが、前ばかり混んでいます。

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こればかりは、予め搭乗案内をしてやらないと、乗客の方で判断しないと思います。意外とヨーロッパ人は「仔羊」。自分の考えで判断して行動したりしません。私のシートは1Aなので、いくら空いていても後部からの搭乗はありえません。めでたく仔羊の仲間になりました。

 

席に着くと、当たり前ながら正面は壁。予想通りの装飾。

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隣は不在。1C, 1D, 1Fと不在です。

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2A, 2C, 2Dは初老のドイツ男性と中年の日本女性のペアに男の子の家族。2Fはドイツ系中年アメリカ人女性。3列目と4列目も少し客がいたようですが、16席あるClub Europeは搭乗率50%を切っていたと思います。

 

バスの第二弾です。

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7:25に出発のこの便、7:15には搭乗終了、扉を閉め、動き出したのが7:18。階段は外されていますが、手動ではないようです。

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機長から定時出発への貢献に対して感謝の言葉が述べられました。早朝のドイツでは普通すぎて、誰にも感慨が起きないと思います。連中、早朝の方が集まりが良い気がします。

 雲の上に出るとようやく太陽光が拝めます。しかし陽はなかなか昇りません。この便は西へ飛ぶので。むしろ、降下する最中に、一度昇った太陽がまた沈んでしまったのですが、東に沈む太陽は西から昇る太陽ほど感動はありません。

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実は月が寒々と夜空を照らしているのでした。

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飛行時間は1時間5分と予告されます。サービスは慌しくなることが予想されます。事実シートベルト着用サインが消灯する前から、きのこを加熱する匂いがギャレーから漂ってきます。サービスは朝食から。Club Europeの担当はベテランの男性。「ホットプレートはいかが」という形で注文をとります。これはEnglish Breakfastでしょうから、喜んでもらいます。

 想像通りのトレイが出てきます。

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キャビン内に朝食を配った後、飲み物の注文に来ますが、ここは平凡にお茶で。

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茶自体はなかなか美しい色彩。カップはMade in Japanではなくて、Royal Doulton製。

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フラッグキャリアは、自国の製品を使わなくてはならないようです。制約が大きい点でLCCや中東の新興勢力に比べて、不利な競争を強いられます。一方、こうしたことの積み上げで、何は無くてもイギリス風は保たれ、それを目当てに予約する客もいるわけですから、痛し痒しです。

 

片付けるころには下降中。やがて大ロンドンに到達します。

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残念ながら厚い雲に覆われて地表は何も見えません。私の席からは、雲が無ければLondonが広がっているはずでした。

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10年ぶりにLanding Cardを書きました。Heathrowにもファストトラックはあります。

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そうこうしているうちに、着陸準備となるはずだったのですが、時間調整が入ったようで、雲の上で旋回を行うことに。このこと自体は珍しくありません。

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さらに少し遠回りして、いよいよ雲海へ突入。雲が切れるといきなり出現したテムズとLondon City Airport(LCY)。

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このBA901便の20分前にFRAを出発したBA8731は、もう着陸しているはずです。暗くて何も分かりません。

 北側からテムズを横切っていますが、この後すぐに進路を西へ変えてLHRへ向かいます。着陸直前まで気流がかなり複雑で派手に揺れます。これもLHRでは時々あります。無事着陸すると、かなり盛大な拍手があがりました。

 

Terminal 5です。

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ひと気の無いサテライト。地下のシャトルで母屋に向かいます。

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あまりにも人がいないので気になりますが、すぐに入国審査に到達。そこでは非常に長い列。しかしファストトラックには列はなし。審査官と少し会話をするだけで審査は済み、ターンテーブルへ。

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全く待つことなく、すぐ出てきました。スーツケース。

 

BA901は定刻8:15。本日は8:20着。上の写真の時刻を見れば分かると思いますが、8:25です。8:30には外に出ていました。そこはHeathrow Express、Underground、タクシー、バス等の乗り場がすぐ。London Heathrowは、飛行機の到着後10分で市内アクセスの交通機関の乗車券を買うことができるのです。空港の規模と年間利用人数を考えると信じられない早さです。

 

BAのClub Europeを利用する限り、Londonへの移動はストレスフリー。他の航空会社の利用だと、1時間以上かけて外へ出られなくても当然というような空港で、これは極端です。この資源配分の傾斜には驚きました。

 

国家間の競争が激しいので、このぐらい提供できることが大切なのでしょう。CDGのAFやFRAのLHもいい勝負のような気がします。

 

ついでに入国審査に関して。

 

こんな天気の悪いところに誰が長居するか!という勢いでLanding Cardの滞在予定欄に(1日ではなく)1晩と書いて出したら、6ヶ月の滞在許可がもらえました。London発の航空券すら見せる必要がありません。我らが同胞の親英日本人(特に女性)に散々入国拒否を出しておいて、いやいや感がありありの人間には、最大期間を許可するあたりがイギリス。もっとも半年の滞在許可をもらっても、ばちは当たらない程度のことはやっていると言いたいところですが、それは省略。さらにBAをかなり宣伝しているところから私も親英認定されそうですが、それも省略。とにかくこの国は上から下までうまいことやっています。