バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

TG676:BKK-NRT エコノミー(その2)

搭乗開始予定時刻は7:15でしたが、7:30ぐらいになって搭乗が始まります。要は客が少ないのですね。中は普通のA380。間仕切りの壁画が印象的です。

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この機材の1階は全てエコノミークラスです。3-4-3のシート配置ですが、余裕があります。特に入り口付近とか階段付近の空間の使い方は贅沢で、シート自体は狭くても、ゆったりとした気分になります。またトイレも奥行きが取れるので、余裕があります。

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 1階は全てエコノミー。シートマップにすると目が回りそうです。

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私は36D。最前キャビンのまずまず静かな良いシート。後ろの方まではとても見渡せません。2階後方にも小さなエコノミークラスのキャビンがあります。2階席は2-4-2ですが、壁の勾配が強いので、窓際の席には壁に荷物入れが設けられています。

 乗客が使う機会はありませんが、前方階段の下のスペースは、オフィスになっています。

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 TGのA380では、数年前に2階席エコノミーも利用したのですが、それぞれ良いかなと思います。

 

さて注目のIFEは、往路のB777-300ERと同じ機材のようです。

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ただ、A380スペシャルの垂直尾翼設置カメラのモニターは常時見られます。

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これはキャビン壁のモニターで、離陸して巡航モードに入ると地図・飛行情報に変わりますが、個人用モニターではチャンネルが別。切り替えてどちらでも見られます。

 

往路では3本の映画を見ることができましたが、1本見終わって、2本目を選択しようとすると、109あった映画がわずか4タイトルになっていました。最初の1本はいろいろ選べるけれど、2本目からは安いコンテンツで我慢しろというオランダ的(?)IFEだったのです。この現象が再現するかどうか、調べてみることにしました。

 

まず4タイトルを「お気に入り」に登録します。ここに登録されたタイトルが、飛行中確保できるかどうかのチェックです。

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下の方に4タイトル現れていますが、これがお気に入り登録されたタイトルです。往路で見たTAXIも入っています。見る時間はありませんが、消えるかどうかのチェック用。往路では、2本目以降で見られない映画だったので。

 ちなみに映画タイトルは往路と全く同じです。

 

この便は8:00定刻。8:04ドアクローズしたものの、滑走路混雑のため、8:21までゲートで待機させられます。こうした作業を行うのに十分な時間があったのです。滑走路前で列を作ることなく南へ向けて離陸。8:38でした。4分後には方向変換して東に向かいます。

 シートベルト着用サインの消灯後、準備を整えて、8:57に1本目開始。鑑賞途中に飲み物と朝食サービスがありました。オムレツはキノコが入っています。中は半熟。TGの機内食は、質量共に優れています。

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他にはフルーツも出てきました。

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ヨーグルトやオレンジジュースもあります。

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一品づつ出てきたのではなく、隣席が空いていたので、隣のテーブルにトレイを置き、一品づつ自分のトレイに載せたためです。

 

1本目が終わった10:37頃、機体は香港南方海上に。

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さて、注目のIFE。タイトルは減っているかと調べてみます。

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最初と同じ画面です。この便では往路のTG683、B777-300ERで起きた現象は再現しません。Favoris(お気に入り)の中を覗いても、変化はありません。

 と言うことで、安心して2本目。

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字幕は英語しかないようです。終了すると沖縄県那覇を過ぎています。

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時刻は14:09(JST)。画面にあるとおり到着予定時刻は15:41です。あと1時間半しか残っていませんが、今回は映画館としての利用ですから、当然3本目に行きます。

 

終わるかどうか心配でしたが、何とか終了。もっともすでに降下し続けており、機内は明るく、シートベルト着用のサインが点灯していました。

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どの映画も少し短めです。カットして供給されている作品も多いと思います。

 

15:40には着陸、ほぼ時間通りに到着。

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8:00発のフライトですから、窓を開ける人が多く、機内は明るいままでした。これは良し悪しです。

 

東京-バンコクのフライトでは、往路は3本が余裕。帰路は3本がぎりぎりでした。これは飛行時間が大きく違うためです。ただし出発前からIFEは使えるので、帰路でも離陸前から鑑賞を開始すれば30分以上長く楽しめます。3本も余裕です。おそらくロードショーより短いバージョンを使っているので、多めに見られます。

 A380は、B777-300ERより騒音も振動も小さいのでした。搭乗率50%ぐらいに感じましたが、空いているフライトではクルーの表情に余裕があり、機内の雰囲気もゆったりしたものとなります。実際、彼らが集まって座って休んでいるところをよく見かけました。フランスの某航空会社と異なり、TGのクルーは休憩時にもぺちゃくちゃおしゃべりをしません。文化の違いか、訓練の違いか、おそらく両方でしょう。

 

いろいろ総合して考えると、映画館より画面は小さく、ヘッドセットで音声を楽しむ必要があるものの、中座が出来ることなど自由度が高い点は長所です。自宅でビデオを楽しむ場合と比べると、かなり「制限」がかかるので映画館に近い集中ができます。

 

数日後、アンケートの依頼が。

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タイ航空も頑張っています。もっともアンケートは集計して終わり、別の商売につなげるほど狡猾ではない気がします。

 

エコノミークラスならではの魅力は、絶対あります。何と言っても気楽さは捨てがたいと思います。機内サービスはシンプルなので、何も言わなくても映画に集中できます。ビジネスやファーストだと、予め宣言しないと放置されませんし、何だか偏屈者かオタクに見えます。

 楽しみ方次第という視点が必要ですが、映画館、レンタルビデオと比較しても、優れた点が見つかります。何と言ってもエコノミークラスは、メインキャビン。各社主戦場なのです。実際、かなり工夫しているのですから、楽しまなくては損です。