シートは1Fで予約していたのですが、チェックイン時に「配慮が必要な客が隣に来るので、代わった方が良い」とアドバイスを受け、2Dに。ここのところ、常に先頭座席だったので、たまには普通席、新鮮な気分でプライオリティレーンへ。Suvarnabhumiではまずまず機能します優先レーン。
優先だろうが、一般だろうが行き着く先は同じ作り物。
これは天地創造でした。Die Schöpfung。哲学上の大命題に対峙するほど元気はないので、キャセイへ。
このラウンジは、Cathay Pacificのブランドイメージの再構築に沿ったcosyな内装。
良い空間です。
sittng roomでは、The Economistを手に小一時間過ごしましたが、正面は例の4人掛席。先週は大陸系中国人がカードゲームに興じていましたが、今日は英国パスポートを持つ親子(男、女、ぼんx2)。男は半袖半ズボン、女は袖なしワンピースにスッピンと、リゾート調。そこへ別の親子(女、ぼんx2)が参加。同じグループのようです。賑やかなのは、ぼんx4ではなく、女x2。ぼんx4は隣のスペースに移り、静かに電子ゲーム。
このテーブルはうるさくなる呪いがかかっているのでしょうか。御払いが必要です。
E2ゲートにゲートオープンの時間にたどり着くと、機材がすでに駐機しています。何と珍しい(How extraordinary!)と驚嘆。
昨年1月以来5回この便に乗りますが、こんなことは記憶にありません。待合室はまだまだ空いています。
搭乗開始は余裕で時間通り。乗るとこんなシートのB767-800。
IFEなし。代わりに肘掛内灰皿があります。
こんな古いシートは最近見ません。座り心地は悪くなかったりします。
さて配慮が必要な先頭列の客ですが、先ほどCathayラウンジで後から参入した親子(女、ぼんx2)でした。最初から居た親子(男、女、ぼんx2)は、後ろのキャビンへ。
最近、ラウンジで近所に座っていた客と同じ便に乗ることが多いわたくし。海外のサクラ+JALのキャビンなら全然おかしくないのですが、私の場合はoneworld 用のラウンジ。なんで同じ便に乗るのでしょう。とにかく「ちっとは静かにしろ、vieilles pies」と睨み付けなくて本当に良かったと思います。ぼんたちは1A, 1Cに並んで座り、「TVが無いよ」とシート回りを探しまくっていましたが、とても良い子でした。女x1は、1Dで私の前。話し相手もいないので、静か。結局1Fでも問題なかったのでした。
いつもの通り不思議なCrème Brûlée。特に何とも思わなくなってきました。
食事が終わると、1時間ほどの何も無い時間が訪れます。その間に日没があったりするので、ぼーとしていても退屈にはなりません。前の女x1は、盛んに髪をいじっています。
何事も無く、KLIAへ到着。凝った建築ですし、拡張の余地が大きい空港なのですが、東南アジアで今ひとつ存在感を発揮できない空港です。