バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

TG660:BKK-HND ファースト(その2)

キャビンは明るく、昼間のフライトを感じます。気分は上々。

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この3Kという座席表示のプレートは、ロッカーの引手です。仕切り壁が薄いロッカーになっています。左前方の隣席は艦長席。その前は新聞が並べてあるマガジンラックです。ウェルカムドリンクはDom Pérignon 2004。ワインは往路と全く同じです。

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左手後方はカップルシート。

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実はこのキャビンには、アテンダントされずに後から搭乗した客が3名おり、2名は男女のペアだったのですが、座席は2A, 3Aと、窓側前後に並びました。

 結局9席あるキャビンが6席埋まります。給仕は3名でした。タイ航空のファーストクラスは、搭乗客の人数によって客室乗務員の数を変え、客2に対して1人クルーが付くようです。こういう人海戦術が可能なのは、東南アジアの航空会社の強みです。

 

サービスの決め手は結局「ヒト」ですから、先進諸国の航空会社に比べると有利です。

 

隣のゲートでもB747が搭乗を待っています。

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晴れた空には、塗装の紫が映えます。

 

実質5時間と短いフライト、昼間のフライト、それでファーストクラスとなると、サービスの要は機内食になるでしょう。夜便より当然しっかりしています。まずナッツ。美しい磁器に入っています。

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確かに袋ごと出すのは品がない気がします。有名人になってしまったKEの副社長の勘違いもわかります。次はamuse-bouche。

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思いっきりオリエンタル。続いて選択の余地がないl'Entrée。

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親切なことに箸もつけてくれます。カトラリーは交換。パンは4種類。

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品質について特筆することが見つかりませんが、別に問題ありません。バターもちゃんと個別に成型されています。

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模様が特殊というわけではないようです。その次がスープと、コースとしては仰々しい展開ですが、どの皿も量が少ないので完食できます。ワインは往路と同じ、アルザスのGewurztraminerにしました。

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これはタイ料理、Tom Kha Kai。ライムと共に出されている添え物は、グリーン唐辛子ではありません。全く辛くありません。

 さてle plat principalは3択。鳥カレー(タイ料理)、タラ(イタリア料理)、すき焼き(日本料理)から選びます。ここは順当に鳥カレーを。

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なんだか高級そうなカレーです。ココイチの「全部載せ」の対極にあるようなカレー。

 

さて次はチーズとフルーツとなります。ワゴンに乗せて、キャビンを回り、客が選ぶパターンです。

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3人いた給仕は男2名、女1名でしたが、ある程度の年齢の方ばかりでした。女性は英語を失念したらしく、パイナップルをマンゴーと紹介していました。熱帯フルーツの名前は、タイ語と英語と全く違うのですね。考えてみれば当たり前ですが、少し新鮮でした。

 それはそうとチーズの切り方が大胆。Brieは本来の熟成の仕方とは違うのですが、かなり良い熟成になっていました。このチーズの別の魅力を見つけた気がします。Stiltonは高品質のものには違いありませんが、熟成は普通です。

 

そしてようやくデザートですが、「ゴマ緑茶ティラミス」と、あまり食欲が湧かない代物だったのでスキップ。しかしこれで終わりというわけではありません。最後は”petits fours”とお茶。

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皿が多くて、19世紀のガストロノミーのような気分。料理にはタイらしさ満載ですが、チーズやワインが出てきても違和感がなく、とても良い食事でした。

 

実はあまり時間が残っていません。ちょうど映画1本分ぐらいでしょうか。キャビンは暗くなりません。寝ている人もいたかもしれませんが、確認していません。ゆったり過ごして、羽田に到着。到着前には、サービスをしてくれたクルーが全員で挨拶に来ました。

 

お土産の紹介。まずは機内用スリッパ。使わず持って帰りました。

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それと、Rimowaのアメニティバッグ。

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今回は黒です。それから機内誌。

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これはチェックイン時に、地上係員に断って頂いたもの。香港だそうです。

 

気分が良かったので免税品を買ってしまったのですが、写真を撮っていないので、省略。どこにも宣伝がなかったのですが、表示されている価格の20%offでした。TGの機内免税品はライバル他社に比べて、価格が低い気がします。