年中行事となっているAeroplanのconversion bonusの期間がやってきました。東京だと、梅が終わって、桜の咲く前に開始します。
ホテルなどのプログラムからポイントを移行して、Aeroplanのマイルにした時、期間中(3月14日から4月18日)の総計が
20,000マイルだと+4,000
50,000マイルだと+10,000
100,000マイルだと+25,000
という具合です。
昨年後半に改悪があったため、アジアからは相当客が流れたでしょう。そのため今年は多少多めに振る舞うかと思いしや、昨年秋の実施期間と全然変わりません。
同時期にSPGがスターポイント購入のキャンペーンを行っていることも、いつもの通りです。この同期はAeroplan改悪とは関係ないので、予想できたことです。ちなみに、最大25%(20,000ポイント以上の購入時、年間30,000ポイントまで購入可能)引きで、20,000ポイントが525 USDで購入できます。
20,000ポイントを航空会社のFFPのマイルに移行すると、5,000ポイントのボーナスがSPGから付与されます。これはどこのFFPでも同じです。Aeroplanでも25,000マイルになります。今回のConversion Bonus期間だと、4,000マイル(以上)さらに加わります。
このボーナス期間を利用しても、Aeroplanは例えばエーゲ航空のMiles+Bonusの率の良さに敵いません。Sigapore AirlinesのKrisFlyerと比べても劣ります。
日本から東南アジア片道に必要なマイルは、諸条件が少し異なるものの、
KrisFlyerで51,000 miles(ファースト)、34,000 miles(ビジネス)
Aeroplanで65,000 miles(ファースト)、40,000 miles(ビジネス)
です。上のconversion bonusでは差が埋められないことが分かります。残りをさっさと利用して、「あじぃゆー、めっしゅう」が正しいのかなと、改悪から半年近く考えて思うようになりました。ポイント転がしのためのFFPというのは健全ではないので、むしろ良いことかもしれません。