バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

AZ785:NRT-FCO プレミアムエコノミー(その1)

アリタリア(AZ)自身は、Classica Plusと呼んでいるキャビンクラス。初搭乗です。今やAZも成田ーローマ(FCO)、成田ーミラノ(MXP)しか日本路線がありません。さらに後者は週4便です。かつてはJALも飛んでいたイタリア路線もずいぶん縮小しました。AZにとって日本便は貴重な存在。経営危機が叫ばれていた頃は、中東より先の路線は日本路線(成田、関西)だけだったのですが、Etihadの資本注入を受けて、新規投資が可能になり、現在はソウル(週4便)へも就航しています。

 

SkyTeamが日本国内線を持っていないことが、日本で客を集めにくい理由になっているのは間違いないようです。Deltaのイラつきも理解できます。第一ターミナル北の地盤沈下は誰の目にも明らかですが、利用者にとっては空いているので、今は利用しがいがあります。

 とは言っても出発の3時間前には、すでにチェックインカウンターに人混みが。

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なぜかイタリア行は、世界中で列がきれいにできないのですが、成田も例外ではありません。ここではツアー客が多いようでした。Finnairといい、SASといい、Alitaliaといい、ツアー客が目立ちます。熟年の旅には、ヨーロッパは良い目的地なのでしょう。イタリアは横綱格の観光地。考えてみればツアー客が大勢居るのは当たり前。

 

本当は感受性が豊かな若いうちに接する方が、その後の人生への影響は大きいのですが、それは良し悪し。人生変わる人が大勢いますから。

 

ところでAlitaliaはSkyTeamと、Etihad Partnerの2足のわらじを履いています。中東3会社のうち、EmiratesとEtihadは個別提携でネットワークを拡充することに熱心ですが、Emiratesが欧米中心の3大連合を刺激しないよう配慮しているのに対し、Etihadはあからさまに連合らしきものを形成しているように見えます。3社の中でもっとも後発だったためでしょう。ライバルの手前、Etihadは少し目立つ必要を感じているようです。

 ところでEtihad Airways Partner。現在の「加盟」会社は、

Etihad, Airberlin, Alitalia, Air Serbia, Air Seychelles, Etihad Regional, Jet Airways, Niki

の8社。スイスのDarwin Airlinesを買収、Etihad Regionalと改名した後、あまり期間をおかずAlitaliaに出資したので、欧州ではひと悶着ありました。畢竟、覇権争いですから、既存勢力とのあれつきは避けられません。この「航空連合」は現在、536機を有し、6大陸93カ国344都市に就航しています。3大航空連合なら就航都市は1,000以上あります。300台だとFlying Blueの規模とそれほど変らないのですが、大きく見えます。

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Etihadは欧州に十分な路線網を築きました。次は東南アジアで何かやらかしそうです。

 

さてSkyPriorityの優先チェックインは人も並んでおらず、すぐにチェックイン。実は、Classica Plusだと、SkyPriorityには関係なくチェックインと搭乗は優先です。

 その後のハードルはSkyPriorityで。

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すぐに制限エリアへ入れます。定刻3時間前の成田到着を前提にするのは、航空会社が推奨するスケジュールだと思いますが、大抵の場合、時間を持て余します。特に第一ターミナル北は、開港以来拡張されていないので、あまり見るものがありません。オリジナルの成田空港の雰囲気が残っているため、貴重だとも言えますが、結局ここへ。

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第一ターミナル北ウィングには2つのサテライトがありますが、この第一サテライトのラウンジはDelta SkyClubのみ。Air FranceやAlitaliaもこのサテライトからの出発で、フランス語のメディアが数多くそろっています。イタリア語はあったかどうか、確認し忘れました。

 座席がいくつあるか知りませんが、客は3人。空いています。

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窓際のテーブルは、電源とLANケーブルのコンセントがある作業用机となっています。

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ソファーは何種類かあるのですが、丸テーブルは一種類のようでした。窓の外は手の届きそうなところに搭乗橋があります。

 最終搭乗案内を行っていたCDG行きのAF275便は、B777-300ERです。

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そのとなりは、Noumea行きのAircalinのSB801便。

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これはA330-200のようです。自分でも忘れがちですが、わたくしこの航空会社のFFP上級会員なのでした。

 1時間半も居たので、Air France機も

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続いてAircalin機も

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旅立ってしまいました。何となく置いてきぼりを食らっている感じがします。

 

このラウンジ、アメリカの航空会社らしく、それほど食物が充実しているわけではありません。

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アメリカ版乾き物以外に、チキンカレー、クラムチャウダー、粥、野菜スティックなどが小鉢で楽しめます。着いた時は朝飯モードだったのですが、13時を過ぎると午後モードになり、巻き寿司や焼き鳥などが出てきます。

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食べたわけではありません。ちなみにワインは白2種(Chili-chardonnay, Muscadet vre-et-maine)、赤2種(Chili-Cabernet Sauvignon, Bordeaux)でした。飲んだわけではありません。

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Deltaの湯のみは面白いと思って見ていましたが、茶碗受けがちゃんとあります。一方、コーヒーカップにはソーサーがありません。垢抜けない日本の会社みたいな雰囲気になっています。

 

13:00頃から人が増えてきました。Deltaの出発便は夕方増えるわけですし、いったいどの会社に乗る人たちでしょうか。

 

なおAlitaliaの搭乗券にFFPの番号が記載されておらず、SkyClubの受付ではカードの提示を求められました。SkyTeam Elite Plusの表示はあるので、利用者側には問題は生じませんが、会員カードも時には必要になることが分かりました。