機内ではアンケートを依頼されました。
これは英語です。こういう国際線ではアンケートも多言語で行いますが、Alitaliaのアンケートは言語別に3つ用意されています。伊英日。
もちろん提出するのは一つだけです。キャセイパシフィックの場合、機内アンケートを配る数はかなり限られますが、この便では3割もの人に配っていました。とにかくボールペン授与の恩恵に預かりました。
その他の戦利品。アメニティーバッグ。
裏側にはアリタリアのロゴが入ります。なかなか良いデザイン。中身は、ハンドクリーム、リップバウム、目隠し、耳栓、歯磨きセット、お品書きです。
他には資料にするために機内誌。
わざわざ持ってきたのは、わたくしが赤毛好きだからではありません。ネタにするためです。
それから、初めてAlitaliaの長距離路線に乗ったので、記念に持ってきたものの集合写真。
こんなものを持ってくるなんて、初めての海外旅行のようです。
それはそうと、何でもデザインに言いたいことが多すぎるのがAlitalia。機内のトイレットペーパーのカバーも特別にデザインされています。
もちろん、これは持ち出していません。ちなみのこのトイレ、洗面台の蛇口で湯と水が逆に配管されていました。赤いボタンを押すと水が出て、青いボタンを押すと湯が出ます。さすがにこんなベタな整備不良は、初めての体験です。ミスに愛嬌があるのが、イタリア風。
機内映画は、62本もありました。ところが事前に調べたウェブサイトで公開されているものとプログラムが大きく異なります。それはともかく62本中、
イタリア映画10、日本映画3、フランス映画3、インド映画2、アラビア映画2、ブラジル映画2、韓国映画2、スペイン映画1
と25本が、外国語映画でした。吹き替えも充実しています。かなりの多言語対応で、賞賛に値します。
そのトップ画面。
film とTVを選ぶと、まずは想像通りの選択肢が並びます。
映画を選ぶと、リストが出てくるともにその内の一つを指定していて、その説明が表示されます。
Jame BondのSpectreを選ぶと、言語の選択画面になります。
たまたまイタリア語の画面になっていますが、操作部や説明はすべて英語でも表示できます。使用マニュアルなら日本語にも対応しています。
仏語話者にはとても違和感があるというか、笑えるというか、そういう画面ですね。良くあるパターンなので説明はしないでしょうが、こういうレベルでフランス人はイタリアを茶化すのですね。
このシステムは映画を探すのに時間はかかりますが、非常に易しく出来ています。昼間のフライトで12時間を越えますから、その気になれば5本は見られます。今回、私は3本視聴しました。
ヘッドホンは「ノイズリダクション」です。遮音性の高いヘッドホンということのようです。ビジネスクラスだと「アクティブノイズキャンセリング」になります。
やはり払っただけの価値を供給することは大切ですね。Alitaliaの場合これに加え、良くも悪くもイタリアが前面に出てきます。この航空会社をわざわざ選ぶ理由になります。イタリア語はもっと真面目に勉強しないといけませんね。