Etihad Airways Partnersの加盟会社のFFPの会員は、加盟他社の利用時に特別なサービスがあるのかないのか、本当のところはどうなのかと、逆側から調べてみました。
Jet AirwaysのマイレージプログラムJetPrivilegeの会員レベルとサービスの一覧表(一部)です。実は会員サービスの共通化があることが分かります。
Flyer Program Benefits & Privileges - JetPrivilege
JetPrivilegeの会員レベルにもよりますが、EYの利用時にも
・専用チェックインカウンターの利用
・超過荷物の無料扱い
・預入荷物の優先タグ
・ラウンジ利用
・優先搭乗
・資格ポイント、資格マイルの獲得
・特典マイルにおける上級会員ボーナスの獲得
・特典マイルの獲得
というサービスが提供されます。これは3大航空連合における各社のFFPと連合内各社の提供サービスとほぼ同じです。場合によっては、サービスの共通化がより深化しています。
airberlinのtopbonusの記述を見ても、会員サービスの共通化は同じようです。
Service an Bord der Etihad Airways Partner - airberlin.com
AlitaliaのMilleMigliaでもそうです。
Etihad Regional、Air Serbia、Air Seychellesでは、FFPはもともとEtihad Guest。EY利用時でも、会員サービスが提供されます。
またEtihad Guestのページを見ると、共通化がしっかり謳われています。例えばairberlinの利用では、会員は以下のサービスが受けられます。
もちろん搭乗で得られるマイルは、資格マイルになります。
Etihad Airways Partnersでは加盟会社とEYとの間に、3大航空連合と同レベルかそれ以上のFFP会員サービスの共通化がありました。ただし2社間の話で、加盟会社を全て包括するわけではないようです。topbonusとAlitaliaとか、MilleMigliaとairberlinなどという組合せでは、会員サービスの高度な共通化は行われていないと思います。
FFPに登録する時、人によって優先される因子は違いますが、提携の広さと提携各社で同じサービスが受けられることは重要でしょう。topbonusの会員はoneworld+EYで、 MilleMigliaの会員はSkyTeam + EYで自社会員なみのサービスを受けられます。この2つは、何だか得なFFPなのでした。