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機内免税品の価格:Parfumerie

単純に機内免税品の価格の比較です。

 

飛行機内での販売では、軽い商品が選ばれます。水としては付加価値が異常に高い香水類は、昔からDuty Freeの重要アイテム。1 kgで1000 USDぐらいになるので、もってこいなのです。他には医薬品なども軽くて付加価値が高いのですが、今のところDuty Freeのアイテムにはありません。しかし未来はわかりません。

現在は規制が多くて難しいと思いますが、処方箋を元に搭乗前に発注して機内で受け取るなどと言うことは、別に不可能ではありません。薬もグローバリゼーションにさらされる可能性はあります。

 

Duty Freeが本当に安いのかというと、そうでもないという経験がある人も多いと思います。特に香水類は、街中や空港のDuty Freeでも販売されています。普通に賢い消費者は、往路便の機内カタログを元に価格をチェック。街中や帰路の空港で価格比較をするぐらいのことは行っていると思います。

 

それでは航空会社によって差がどのぐらいあるのでしょうか。という疑問から調べてみました。特に意味はありませんが、手元に資料があったCX, SQ, EK, AF, AZで比較してみます。

 カタログは大抵購入意欲を増すものとは言えないのですが、何か必要なものがある場合、探すのには便利です。一方、別の航空会社だったら、もっと安く買えたことがわかると悔しいのが消費者心理。衝動買いではなく、必要品の購入を考えているなら、価格比較が必須なのは、スーパーのチラシのチェックと同じ。

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上記の長距離路線を対象に、販売されている香水類の一覧を作ってみました。2社以上で販売されていた品の一覧にし、容量と1 mL当たりの価格を合わせて表示しました。

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他と比べて安かった価格が黄色でマークしてあります。容量が大きい方が1 mL当たりの価格は下がるので、それは比較になりません。それで安価になっている場合、肌色でマークしてあります。

 

 これを見ると、AFとAZは全般的に安いことが分かります。負けているのは

Giorgio Armani Si

・LancômeのLa vie est belle

ぐらい。これは何故かシンガポール航空が少し安いのでした。

 さらにAFとAZは同じ値段の商品が7つもあります。商品が重なっていて値段が異なるのは、1つだけ。

Yves Saint Laurent La Nuit de l'Homme l'intense

カルテルを結ぶような話でもないので、取り扱い業者があり、そこが同一という線が強いように思えます。実はこれら2社の取り扱う香水類の種類は非常に多く、AFが30種類、AZが31種類もあります。これは単品の販売商品だけで、セットを含みません。上のリストには、別の会社でも扱っている商品しか載せていないことに注意して下さい。機内購入を考える場合、AFとAZの魅力は突出しています。

 ありきたりですが、AFはフランスの製品、AZはイタリアの製品が多くなります。

 

意外な気もしますが、エミレーツはあまり安くありません。大きい容量の商品を扱い、単位量当たりで安値を狙うなど、やや苦しい商戦を強いられているようです。中東に運ぶだけコストがかかるようです。

 

シンガポール航空には安いものもありますが、商品種類は多くありません。

 

薄々気が付いていましたが、高い値段なのはキャセイパシフィック。ケースが違っていたりと、少し工夫も見られますが、AF, AZなどと比較できるものだと値段の乖離が大きく、買う気は失せます。

 

おフランスの面目躍如というところですね。おっと、イタリアも忘れてはいけません。