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Tipps für Flugreisen

ホテルポイントの転換:アエロプランとエクゼクティブクラブの比較

Aeroplanのポイント転換ボーナスの季節がやってきました。

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7月11日から8月15日までに転換されたポイント総数に応じて、ボーナスが得られます。いつもより早いようですが、ボーナスの量はほとんど変わりません。多く転換した方がボーナスの割合が増えるのも同じですが、今回から200,000ポイント以上のカテゴリーができました。年々カテゴリー最大値が大きくなってきています。

 

さてSPGのStarpointsを転換した時のことを考えてみます。Starpointsは転換先FFPにかかわらず、20,000 pts転換するごとに5,000 ptsのボーナスが付きます。このボーナスは今回のようなFFP側の転換ボーナスに重複することができます。aeroplanのボーナスが有利になる数字と、Starpointsのボーナスが有利になる数字を組み合わせると、結構なマイルが得られます。

 

  20,000 pts転換した場合、29,000 milesになり、ボーナスは45%

  40,000 pts転換した場合、60,000 milesになり、ボーナスは50%

  80,000 pts転換した場合、125,000 milesになり、ボーナスは56%

120,000 pts転換した場合、190,000 milesになり、ボーナスは58%

160,000 pts転換した場合、255,000 milesになり、ボーナスは59%

 

Starpointsが80,000 pts以上の領域では、伸びが鈍くなるので、一応ここが目安でしょうか。2回に分けて転換する必要がありますが、一度の転換は20,000 pts単位で行うことが必要です。

 

SPG以外にも、以下のホテルプログラムの転換ポイントが総合されます。

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さてAeroplanは昨年の改悪で、すっかり「ダメになって」しまいましたが、どのぐらいダメになったか、BAのExecutive Clubと比較してみます。

 少し前まで、Executive Clubも転換ボーナスのキャンペーンを行っていました。これはaviosへの転換量にかかわらず、35%とかなりの効率。Starpointsの変換例を計算すると、

 

  20,000 pts転換した場合、33,750 aviosになり、ボーナスは69%

  40,000 pts転換した場合、67,500 aviosになり、ボーナスは69%

  80,000 pts転換した場合、135,000 aviosになり、ボーナスは69%

120,000 pts転換した場合、202,500 aviosになり、ボーナスは69%

160,000 pts転換した場合、270,000 aviosになり、ボーナスは69%

 

となり、Aeroplanより断然お得です。

 

もちろん、無料航空券に必要なマイルの多寡も考えなければなりません。往復航空券に交換するのに必要なマイルは、Aeroplanの場合、

 

東京-香港:C 80,000, F 110,000

東京-バンコク:C 80,000, F 130,000

東京-欧州:C 150,000, F 210,000

 

です。これに対してExecutive Clubの場合、

 

東京-香港:C 40,000, F 80,000

東京-バンコク:C 75,000, F 100,000

東京-欧州:C 180,000, F 240,000

 

となります。アジアの場合、Executive Clubの方が圧倒的に少ないのでした。目的地が欧州の時はAeroplanも健闘しますが、conversion bonusまで考えると、Fの場合はカツカツか、Executive Club有利です。欧州のCはAeroplanの方が良さそうです。

 ということで、先日のExecutive Clubの転換ボーナスを利用した方が、Starpointsを「より効果的に利用する」ことが出来そうです。

 

ただしExecutive Clubにも問題があります。Aeroplanは、必要マイルが出発地域と到着地域で決まる設計になっています。それに対してExecutive Clubはフライトの距離で決まります。乗継がない場合とある場合のマイルは、Aeroplanで違いはありませんが、Executive Clubはその分余計にaviosが必要です。特に日本-欧州便では、BAばかり表示されるため、LHR以外は上記のaviosで航空券を見つけるのは困難です。

 

欧州が目的なら、Aeroplanの方がましでしょう。

 

ただし他のFFPに目を向けると、Aeroplanより有利なところがいくらでもあります。例えば今回の転換ボーナスを利用しても、SQのKrisflyerの方が少し有利なようです。共にStar Allianceですから、自社便以外の特典航空券の数は共通しているでしょう。

 

必要マイルが多くなり、FFPの無料航空券のありがたみが年々低下する一方ですが、直前発券でも条件が変わらないのは、FFPマイルの強みです。前日に発券しても3か月前に発券しても価格が変わらないなんて、購入する場合はまずありえません。こういう利用のため、マイルをある程度FFPに入れておくと安心です。

 ただし、週7日24時間の利用可のオンラインで発券処理までできることが必須です。電話をかけ、予約を取り、メールでやり取りするようなAegeanのMiles+Bonusでは、明日のチケットなんて難しいでしょう。またいろいろな経路で必要マイルが同じStar Alliance型のFFPの方が、BAやQF型の距離制より選択肢が増えます。

 

ということで、使いようによってはまだまだ利用価値があるAeroplan。Krisflyerのオンライン予約の方が若干有利なようですが...。