英語の言い回し
メインの後はチーズとフルーツおよび茶と珈琲。伝統のワゴンサービスです。隣のイギリス人は、"a mixture"を頼んでいたので、Pechedenferは"an assortment"をお願いしました。もちろん出てくる皿に違いはありません。
日が経つにつれて、だんだん気が付いてきたのですが、図らずしも隣のイギリス人に強烈なイジワルをしたかもしれません。
Cambozola(青かび)はとても良い熟成をしていてクリーミー。Chaumes(外皮が黄色、中が白)もとても良く、このサイズの円盤型のものが手に入ったら一人で全て食べるまで止まらないでしょう。滑らかで力強いくせに、凛としたフランスらしいチーズでした。Double Gloucester(黄色い短冊)も香り豊かで、最高です。珍しく満足できる機内食チーズでした。
ついでにDowのビンテージポート2009を。ポート枠は、約2年間ミレジムすら変わっていません。
ところでメニューには日本語がありません。大胆です。最初は日本人乗務員もいたのですが、すぐにどの人がそれだか分からなくなり、結局すべて英語になっていたような...。最後にナチュラルな日本語で話しかけられ、ぎょっとしました。
多言語対応の方針が変ったかもしれません。広東語と英語以外の言語については、目的地の現地語話者を搭乗させるのが精一杯なのかもしれません。日本人切り捨て?いえいえ日本人だけではありませんから、ご安心を。これでキャセイは、ワールドワイドにコスト削減。
一輪挿しの有効利用:造花
チーズやフルーツやらの皿の片づけが済むと、この辺。
トイレに行くと、造花が。
何も挿していないのと、常に造花が挿してあるのを比べると、どちらが良いか判断できません。究極の選択です。
戻ってくると、Häagen-Dazs+温かいお飲み物の配布の最中でした。
Made in Franceのイチゴ味にコーヒーをもらったのですが、ちょうどその時、シートベルト着用の警告が点灯。わずかな時間を置いて、機体が揺れ始めました。温かいお飲み物のサービスは、その時点で中止。
Vol de Nuit & Correspondance de Nuit
日本時間20:15には、全てのサービスが終了し、まもなく機内は暗くなります。証拠写真。
2時間以上かけたゆったりしたサービスでした。こういうサービスでは満足度は高くなります。なお機体は沖縄を飛んでいます。
日本時間21:05にキャビンは再び明るくなったので、50分だけの闇。こんな時間帯に中途半端な睡眠と言うのは、身体にあまりよろしくない気がします。
機長発言が入るのは、その40分後。連絡便の案内が表示されます。
香港経由で台北へ行くとか、ソウルへ行くとか、妙な乗継を行う客はいない模様。
札幌発北京行(香港経由)も十分変ですかね。
到着予定時刻は21:35(香港時間)。夜の乗継ですから、乗継ポイントの営業時間は重要。到着フロアで時間をつぶした結果、閉じ込められたなんて、あまり起こりそうもありませんが、念のためですか。
この盆の到着ゲートは42とアナウンスされましたが、一番近い乗継ポイントはもう閉まっています。
着陸のため、再び暗くなります。正確には外界に照度を合わせます。証拠写真。
着陸は21:20(香港時間)。空港の夜景なんて、寂しいもの。啓徳空港の時は違ったはずですが...。
充実したサービスにさようなら。
女性ISMが居たのですが、ほとんどビジネスのキャビンに顔を出すことがありませんでした。現場には出ないタイプだったのかもしれません。SPは見かけません。ポケモン探しをやっているような気になってきます。
事前案内があったとおり、W1かE1, E2の乗継ポイントへ向かいます。W1が近いからそっちから出るのが得策でしょう。