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空港ホテル(2):香港国際空港HKIA

ホテル香港国際空港

空港ホテルシリーズ第二段。残念ですがここでの意味は、香港国際空港のホテルではなく、ホテル香港国際空港です。つまり空港に泊まっちゃえという企て。香港はホテル代が高く、節約し甲斐があります。当然、経費がふんだんに使えるGlobal Elite Executive Premium Traveller向けではありません。

 

Sleeping in Airportsのランキングでは、HKIAは台北桃園の次に位置する世界第5位。それほど悪くありません。このランキングでは、至極もっともなこと

・電源はあるか

・シャワーはあるか

Wifiはあるか

・ラウンジはあるか

・飲食店はあるか

・横たわれるか

・一晩、平穏に空港内で休めるか

などをチェックするようです。こういう観点から整理した各空港の特徴は、Sleeping in Airportsで簡単に見つけられます。

Hong Kong Airport Guide & Reviews

一般論はこれを見て頂くとして、ここでは夜HKIAに到着して、翌朝の便に搭乗したトランジット客としての体験談。

 

侵入路

まずは乗継ポイント。夜を過ごすなら、ほとんどの人がターミナル1を利用するでしょうから、このターミナルを取り上げます。

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E2(キャセイのラウンジThe Wingの近く)とW1(同じくThe Bridgeの近く)での乗継ぎは、終日可能です。E2が5:00-24:00、27番ゲート付近のポイントは6:30-23:59。その他は夜閉鎖。なるべく近いポイントから、セキュリティーを通って上階へ行くのが得策だと思います。施設が整っているエリアに早く着くことが重要で、まごまごしていたら各種サービスが終了してしまいます。

 今回は42番ゲートに到着しので、W1を通りました。空いていたセキュリティチェックの後にはエスカレーターがあり、出発階へ即出られます。

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階を上がると、The Bridgeが目の前です。

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キャセイのラウンジにはシャワーがあったり腹ごしらえができたり、安楽椅子で休めたりしますが、残念ながら閉鎖時間があり、最終便の後は開いているラウンジがありません。今回は設備が充実しているThe Wingに居ることにしました。

 

第1のトラジェクトリー

 まだ21時台。時間は十分なので、長い距離を歩きます。運動不足につき、むしろ徒歩が良好。

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この直線をずっと突き当たり近くまで行くと、表示が見つかります。The Wingの入口は、この階より1つ上です。

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このエリア一帯は商業施設が集中しているので、足りないものはここで購入。ちなみにターミナル全体に冷房が効きすぎており、夜は寒いので衣料の用意は積極的に考えるべきでしょう。

 

出国ゲートの出口につき通行止めに出くわしますが、The Wingはその右手通路が入口。こちらはファーストクラスラウンジ。ビジネスクラスラウンジには、離れたところに別の入口があります。

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非常に奥行きがあるターミナルビルに見えますが、中央部から端に向かって柱がだんだん短くなっています。遠近法による錯視を利用しています。

 

1日の終わりのThe Wing

事情が事情だけにまずはシャワー。夜の乗継に際して必要な人も多いはずですが、空いていました。

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このラウンジ、バスもありますが、こうした状況ではシャワーの手軽さが重要。インテリアは天然石を貼りつけた壁。テーブルも同じ石。

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気分を落ち着かせることが出来ます。このラウンジは、心理的な効果をかなり重視してデザインされている気がします。

 

腹ごしらえが必要ならば、食堂もあるし、軽食コーナーもあります。シャンパンバーのゴージャスなソファーに座って、新聞や雑誌に目を通すのも悪くありません。

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Veuve-Clicquot黄ラベル、Barons de Rothschild、Moët et Chandonのロゼとあります。どれでも御好きなものを注文すると良いと思います。少なくともこの時間は、サービスが一人いました。

 こんなソファーがありますが、ここで横たわっては、非文明人として認定されます。

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このコーナーの奥には、バーカウンター、さらに食堂、軽食コーナーがあります。夜は軽食コーナーも悪くないと思いました。

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こんな給仕テーブルが3つあります。10人がけダイニングテーブルは2つだったと思います。賑わっています。

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暖かい食事は無いと考えてよく、サンドイッチとか、ケーキとか、フルーツなどが中心です。あとは菓子など。

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何も食べません。Champagneを2杯頼んだだけでした。残りの時間は、情報収集。タルトの誘惑には負けそうでしたが。

 

最終便までが、The Wingの営業時間。念のため係員に訊いてみると、0:30ぐらいに閉めると言われました。本当は、最終便出発までが営業時間のはずであり、キャセイ毎日2:00発のDXB便を持っています。0:30は係員の個人的な都合を押し付けているだけですが、追い出されるのもカッコ悪い話です。そこで0:30にこのラウンジを後にして、またパブリックエリアに戻ります。

 

裏口利用ではありませんが...

実はこのターミナルには、24時間営業しているラウンジも存在します。

Plaza Premium Lounge (Gate 1付近、Gate 35付近)

Plaza Premium Lounge Shower & relaxation(Gate 60付近)

これらは一般の人でも料金を払って利用できます。あまり安くありません。2時間の利用が280 HKDなどという具合です。オンライン予約で6時間まで360 HKD程度です。予約はだいぶ値引きされます。

 The Wingを出た後、Gate 1付近のPlaza Premium Loungeの前を通ったのですが、長蛇の列ができていました。入場待ちかもしれません。もし使うなら、予約が良さそうです。上のSleeping in AirportsのHKIAのリンクに少し情報が出ています。

 

そこまでして入るだけの内容があるのかどうか。このラウンジ、高い評判を受けることは稀のようですから、利用は考えもしませんでした。