華の機内食
国際線の旅行では華ですね。どんな禁欲主義者も否定できません。世の中、しょせん食欲(動物の場合)と性欲(雌雄がある場合)ですから、関心が高いのは健全。
このフライトの機内食、第一景はこんな感じ。
パンは4種類から選べました。これはBretzel以外の何モノでもないと思うのですが、この単語が通じにくいのは何故でしょうか?もっとも塩の結晶が付着していないのと、形が明らかに変で職人の手によるものではなさそう。
オードブルはタイらしく、ハーブを載せた海老と半生の貝に柑橘類の果汁を搾って。それにアスパラとハムがついて、バルサミコソースがスポットを描いています。少しごたごた感があります。
例のごとく、他のワインを頼むのは躊躇われるような感じなので、この皿にもpinot noir。さすがに無理があります。
第二景。
メインはシーバス(中華風)、チキン(タイ風)、オムレツ(タイ風)とインドネシアは出てきません。インドネシアは苦手なタイ人?米はさすがのタイランド。
第三景。
チョコレートムースですね。上に載っているのはオレンジのようです。タイのスイーツは、いいレベルにあると思うのですが、個人的な見解に過ぎません。コーヒーはブラック。ところでTGのサービス、人によっては、皿やカトラリーの配置にとことん無頓着です。これが日系の航空会社だったら、穏健なPechedenferでもダメ出しするレベルです。
3段階に分けた給仕でした。さらにチーズか、フルーツがあれば、キャセイ並みのサービスです。ただしキャセイほどには、ゆったり進んでいません。一方、食器は良いものを使っています。
暇=平穏
機内食が終わると、何となく中途半端な気分。飛んでいる場所も中途半端。
時間は残り2時間あるものの、映画と言う気分でもなく、雑誌も読みたい記事は大方読み終わってしまいました。こういう時は、観察。まずは化粧室。
ランの花がいつも挿してあります。手拭のタオルは、1枚目はキッチンペーパーのような紙でしたが、最後の1枚だったようで、2枚目は使い捨てタオルが出てきました。
次なるクローズアップは、マガジンラック。何とテープで補修。
キャビンでは、意外とテープで応急処置を見かけます。どういう場合にテープでOKなのでしょうか。保安上のガイドラインはあるのでしょうか。
昼間のフライトでキャビンは暗くないのですが、多くの人が寝ていました。人は観察の対象外。さすがに失礼です。私も気が付いたら、30分ほど寝ていました。起きたら10分程度で降下が始まります。
すぐに機長からの挨拶。後はシートベルト着用の警告灯の点灯と、順調です。
着陸は14:40。機長のアナウンスとは異なり、良く晴れています。
到着時刻の定刻は14:55でしたが、この空港は小さく、5分ほど早く着きました。ついでに言うと、珍しく入国審査が空いていて、15:00には外に出られました。