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バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

マレーシア航空ゴールデンラウンジ・サテライト

意外に使いやすい空港の意外に立派なラウンジ

マレーシア航空の本拠地、Kuala Lumpur国際空港のサテライトターミナルにある大型ラウンジ。本館とサテライトをつなぐシャトルトレインの線路を跨いで存在しています。客の動線から便利な場所と言えるかどうか、微妙。

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このラウンジは、受付ホールが巨大です。受付デスクの背後がラウンジですが、

 

向かって右側がファーストクラス利用者、oneworldエメラルド会員用ラウンジ

向かって左側がビジネスクラス利用者、oneworldサファイア会員用ラウンジ

 

となっています。今日はファーストクラス用のラウンジの話。

 

受付を離れると、正面に2枚の絵画が目に入るはずです。

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安くはないでしょう。左側へ折れて、ラウンジへ。照明に少しこだわった感じがします。通路ともホールとも着かない空間の両壁には、古い楽器が飾ってあります。

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骨董品と言うか、博物館行きと言うか、いずれにしても本物のようです。

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額は、展示物に合わせて作成した特製品ですね。

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個人の邸宅のようです。

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この先に階段とスロープがあり、ラウンジへの扉に届きますが、その部分の作り付けは現代的というか、ある意味でありふれています。

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内部

最初の間は、イスラム模様の壁にソファーコーナーが3つ。出発を待つための時間調整のスペースのようです。格好も堂々としていないと、このソファーに腰掛けるのはためらわれます。

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この壁の正面は、給仕つき食堂の入口になっています。

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マレーシア航空は、食事の量が多いので、このラウンジ来る時、腹をすかしていることがありません。このため、このコーナーを利用したことがありません。腹を減らしてKULに到着、MH88で成田へ向かう前なら、きっとこのコーナーが役立つでしょう。

 本日は早朝であるため、営業しているようには見えません。それでも何とかしてくれそうな気配があるのがマレーシア航空。

 

その先は、メイン空間。

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少し高くなった床は通路になっていて、向かい合わせのソファーが並びます。絵画が壁に並びます。

 腰高のガラス壁の右側の床は少し下がっていて、そちらの方が広い空間。もちろんソファーが並びます。基本的には、背もたれがの高さが違う2種類。

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窓際なのでこちらの方が人気があります。しかし今日は朝早すぎて、誰も居ません。そもそも、このラウンジはあまり混みません。

 ラウンジでたらふく食うために、わざわざ朝早く着いたのではありません。MH71でNRTから飛んで来ると、4:00ですからこんなものです。

 

付帯施設

さて高い床の通路を奥に行くと、仮眠スペースがあります。個室が並んでいます。しかし鍵はかかりませんし、部屋の照明は落ちません。幾つの部屋が使用中でした。

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一番手前の左側の扉は、メイドルームです。仮眠に使うようです。南の国ですし、本来の利用者が少ないので、全ての部屋を職員が使っている可能性もあります。いちいち目くじら立てる必要もないでしょう。

 更に奥に行くと化粧室。

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個室はシャワーつきです。

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MH71便を利用、Kuala Lumpurで乗継する場合、このシャワーは使えます。出発前成田で浴びるか、到着後ここで浴びるか、趣味の問題です。

 

洗面台。タオルで手を拭きます。

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とにかく人がいないので、贅沢な空間。

 

さて仮眠室と化粧室は、入口から最も遠い場所、高い床の壁側に並んでいますが、その近くの低い床側には喫煙ルームがあります。これはラウンジ内に、後からガラスで仕切ってつくられた空間のようです。

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多くのオフィスにある「ニコチン切れの時に補充する」ための狭い空間ではなく、くつろぐための空間です。しかしこの空間に人がいたことは一度しか見たことがありません。

 

食品

食品のコーナーは、この空間の高床側、入口近くです。朝だから大したものはありません。食べている人もほとんどいません。アルコールは缶ビールが、台の下の冷蔵庫に少し収めてあったぐらいです。なおワインなどには、給仕が入ります。勝手に飲み放題とはなりません。

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スモークサーモンは、まずまず。チーズもあります。

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食べるより、見栄え重視のような気がします。

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朝ですからパンもあります。フルーツもあります。ジャムは瓶で供給されています。一人に最低で1瓶、余ったら捨てるだけでしょう。

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3種のジュース。マンゴー、アップル、オレンジです。

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絵画

個人で選んだようですが、特定の傾向がある作品を集めたわけではありません。趣味は良いとも悪いとも言えません。

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決して安物ではありません。

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注目すべき家具

家具もさり気なく立派。柿のようですが、多分違うと思います。

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天然木の中心付近を四角柱に加工して、その後削り上げて造形した構造。無垢材の持つ落ち着きが、尖がった構造と妙に調和しています。こういう本物の家具は、見てよし、使ってよしですね。

 

派手さはありません。しかし、内装は正統派で金がかかっています。そのため居心地の良い空間になっています。広くない空間を、邸宅の客間のように仕上げた意図もよく伝わってきます。空港ラウンジとしては、非常に高級。

 食べ物取り放題で、種類が多いラウンジもそれなりに価値がありますが、よく見ると高級品に囲まれているという空間も悪くありません。