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キャセイパシフィック Insightsの異常に早い締切

Cathay Pacificは世界各地に忍び込ませた「活動員」に、香港からメールで指示を届けます。Cathay Pacific Insightsと言う差出人のメールがそれです。普通はアンケート様の調査。他にディスカッションフォーラムへの招待があります。当然のことながら、各調査には期間が設定されており、そのことはメールにも必ず明示されます。

 12月1日にあった依頼は、以下のようなものでした。

 

f:id:PECHEDENFER:20161205090259j:plain

この調査は3ステージからなり、最終ステージはディスカションフォーラムという形を取っています。赤で囲って示しましたが、注目されるのは、調査とフォーラムのサイトの開設期間。依頼は12月1日午前8時(GMT+8)になされ、ディスカションフォーラムの終了が12月2日23時59分(GMT+8)。

 

この調査に協力できる時間は、わずか39時間59分!東アジアでは木曜日朝の依頼、金曜日夜の終了です。フラッシュマーケティングでも、もっと長いと思います。ちょっとメールチェックを怠っていたら、機会を見逃します。

 

短時間に出る意見を集約したいと言う意図があったと解釈することも出来ますが、単に回答者を絞るだけだったのでは?と勘ぐりたくなります。

 低価格の料金設定の廃止、マルコポーロクラブの大改革、既存路線のドラゴン航空への移管、機内食の質と量の低下と、あらゆる面で劣化が続くCathay Pacificのサービス。高収益型への体質改善が目的だったことには疑いの余地がありませんが、最近やっていることがどうも変です。あちこちで、迷走しているように見えます。利用者としては、気をつけるべき時に来ているかも知れないと、考えさせられる出来事でした。

 

2016年は、Cathay Pacificが日本で人気ガタ落ちになった年として記憶に残るでしょう。ただし、それはキャセイの関係者の話であって、客の方は忘れると思います。アジアの空の競争は激しいのです。これらの顧客は、意外と日系2社に流れそうな気がします。