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Tipps für Flugreisen

女性用フレグランス売れ筋ベスト10

ショッピングネタの続きです。

 

男性用とは別のランキング

香水の名前での順位。女性用の場合は、他の化粧品の香りも持続性があるので、eau de toilette(EDT)よりeau de parfum(EDP)が主力となります。variante(派生品)もある場合が普通で、製品のスペクトルが広いので、それぞれのmarqueでのランキングになったのでしょう。

Top 10 des parfums pour femme les plus vendus - Cosmopolitan.fr

 

男性用と同様、Air France, Alitalia, Iberia, KLM, British Airwaysの機内販売での価格と、香りの要素をそれぞれ調べて組合せました。コスモポリタンの集計では、以下の通り。ソースは...見当たりません。Cosmopolitan.frですから、フランスでの結果です。

 

1. La vie est belle de Lancôme (2012)

AF, AZ, IB: EDP 50 mL 74 €

KL: EDP 75 mL 95 €, 組合商品もあり

BA: EDP 50 mL £50

洋梨、クロスグリアルデヒドの香り、オレンジの花、ジャスミン、アヤメ、バニラ、プラリネ、パチョリ、トンカ豆

 

2. J'adore de Christian Dior (1999)

スミレの花、黄蘭、薔薇、蘭の香り、プラム、バニラ、クロイチゴ、白麝香、アマランスの木

 

3. La Petite Robe Noire de Guerlain (2009)

AF: EDP 50 mL 74 €, EDP (Intense) 50 mL 78 €, 組合商品もあり

甘草、レモン、フルーツの香り、薔薇、アーモンド、さくらんぼ、スミレの香り、バニラ、パチョリ、白麝香、燻した茶

 

4. Coco Mademoiselle de Chanel (2001)

ベルガモット、オレンジ、ジャスミン、薔薇、バニラ、パチョリ、ベチベル草、白麝香

 

5. No.5 de Chanel (1921)

ベルガモットレモンアルデヒドの香り、橙花油(オレンジの花を蒸留して作る油)、ジャスミン、薔薇、イランイラン、すずらん、アヤメ、バニラ、白檀、 ベチベル草、龍涎香

 

6. Opium d'Yves Saint-Laurent (1977)

AF, AZ: EDP (Black Opium) 50 mL 75 €, 組合商品もあり

IB: EDP (Black Opium) 50 mL 75 €

KL: 組合商品あり

桂皮、唐辛子、胡椒、オレンジジャスミンカーネーション、薔薇、イランイラン、安息香、バニラ、オポパナクス、パチョリ

 

7. Angel de Thierry Mugler (1992)

AF: EDP (Angel Muse) 50 mL 69 €,

ベルガモットマンダリンオレンジパッションフルーツ、モモ、杏、 バニラ、キャラメル、パチョリ、チョコレート

 

8. Miss Dior de Christian Dior (1947)

マンダリンオレンジ、フルーツの香り、ブルガリアローズ、ジャスミン、トルコローズ、スパイスの香り、バニラ、パチョリ、麝香、革

 

9. Shalimar de Guerlain (1925)

ヒマラヤスギ、ベルガモットレモン、マンダリンオレンジ、ペルーバルサム、安息香、バニラ、革

 

10. Flower by Kenzo de Kenzo (2000)

サンザシ、クロスグリ、スミレの花、ジャスミン、薔薇、バニラ、オポパナクス、白麝香

 

男性用の1位、Terre d'Hermesと同様、トップのLa vie est belleを扱う航空会社が多いのには、注目されます。販売攻勢が強力なので1位になったのか、売れるからどこでも置くのかよく分かりませんが、販売数での寡占状態が想像されます。

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柑橘系がさっぱりしているのは同じですが...

女性用はフローラルな香りが基調です。薔薇とか、スミレです。アジアの夏では、少し厚ぼったく感じられるかもしれません。草や樹木の系統が強いと、ましでしょうか。

 Shalimarは、東洋の香りとして世に出ました。東洋=エキゾチックの時代、ミステリアスな女性の演出ですね。クラシック、古きよき時代です。この製品と、さらに有名なChanelの5番は、1920年代の製作です。これらは名前より、香り自体がよく知られています。Miss Diorも第二次世界大戦後すぐの製作。Christien Diorその人によるものです。1920年代だと、曾祖母~曾曾祖母の時代になります。おばあちゃんの香り?

 また一般的に、男性用より香りの成分が多様で、その分値段が若干高くなっています。Guerlain、Chanel、Diorが、それぞれ2つずつランクインしています。一般向けの香水作りは、上手な会社があるということでしょうか。

 なお以下の2つの原則は、かなりしっかりしています。

・フォーマットが大きくなるにつれ、単位液量の価格は非常に安くなる

・アジア、中東の航空会社、免税店では価格は顕著に上がる

 

女性へのプレゼントとしては、免税店や機内販売で買いやすい商品です。フレグランスは。チョコレートより艶っぽいし、マッチョな感じが付きまといます。しかし女性への香りのプレゼントが難しいことは、経験がある人なら知っていると思います。気に入らないと、すぐに使わなくなる可能性大。そのリスクを甘受してのプレゼントです。

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売り上げのうちフランス女の消費は一部

ですが、普通のおばさんフランセーズも買います。上のランキング、「フランスのマダム御用達」とか、「今フランスのマダムの間で一番の人気が、La vie est belle」でよろしいのではないでしょうか。香水を消費するような階層は、マダムと呼ぶべきでしょう。時代が下るに従い、上の階層の習慣が一般化して、それに伴い女性に対する敬称が変わってきたのがフランスの歴史。女子トイレの列が長くなると、男子トイレに駆け込む「合理的」精神も含めて、女性のレベルは確実に上がっているのです。