PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

A3 681:BCN-ATH エコノミー

キプロスが寒くて体調を崩しましたが、そんな事に関係なく新年はやってきます。元旦と言えば決意。決して達成してはいけないのが特徴です。できるだけ壮大なものが良いと思います。例えば、火星に植民地を建設するとか、不老不死の妙薬を調合するとか、TOEICで400点を越えるとか...。

 Pechedenferの心の内なんて興味のある人はいないので、新年の第一号は決意ではなく、意外性にしました。エーゲ航空搭乗記です。日本では、すっかりマイナーになったこの会社。周囲の評判はどうであれ、会員ですからたまには搭乗します。

 

Barcelona El Prat 空港ターミナル1

エーゲ航空のチェックイン。オンラインチェックインをサボる者は、直接来るべからずとお触れが出ています。

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こう言うと、"Wer meines Speeres Spitze fürchtet, durchschreite das Feuer nie!"と同じ構文だというのはどうでも良く、とにかくキヨスクを探します。大型機材を飛ばす人気がある航空会社や、チェックインの時間が集中する航空会社の場合、キヨスクにも列ができますが、エーゲ航空はそこまでひどくありません。

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どうと言うことなく普通の操作環境。

 

Terminal 1は、Schengen域行とそれ以外で、搭乗ゲートの階を分けていたはずです。Schengen域へ行く時は、結構な商店街が中央にあります。少し買い物をして、せっかくだからラウンジも覗いて見ます。

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いつだったか全く覚えていないのですが、ここは以前にも来たことがあります。空間は伸びやかで混んでいないラウンジ。

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商店街を見下ろします。

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雑誌、新聞も十分あります。

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しかし、電子媒体を覗いている人がほとんど。

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バーのコーナーもありましたが、朝だからワインと言うわけにはいかず、朝食風に。

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冬でも好天気

とっとと退散して、ゲートへ。それほど大きくはないターミナル。

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おなじみのA320が駐機しています。

 

内部は白と紺を基調とした新しい機材。清潔感にあふれます。

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エーゲ航空は、短距離国際線でも比較的しっかりした食事が出ます。BCN-ATHは1,200 milesだから、中部ー台北間と同じ程度。台湾の航空会社ならこのぐらいは出ますかね。

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左上の焼き菓子はcannelle(シナモン)が強烈に香ります。なおPrésidentのバターはマレーシア航空よりも明らかにフレッシュ。これは単純に生産地からの距離の問題。

 

ギリシャにも発泡性ミネラルウォーターはあります。

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これをMade in Greeceの紙コップに注ぎます。このコップ、今時珍しいぐらいしっかりしています。特製品はともかく、分別回収されていました。

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機内いたるところにギリシャ語あり。

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内海の奥は曇

地中海なんて、そんなに大きなものではありません。ほとんど横断しても2時間ちょっと。まだ明るいうちに、強風の吹き荒れるAthensへ。

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この空港はいつも風が強く、着陸と離陸で大揺れ。これは明らかに地形が原因です。海から近いのですが、空港との間に山があり、気流が乱れます。こんなところしか土地が無かったのでしょうか?

 客にとってはいつも沖留めで、吹き晒されながらシャトルバスへ移動することの方が面倒かもしれません。晴れているなら、気分は爽快です。雨天だと相当難あり。ついでに不満をぶちまけると、税金の高さは大いに難あり。