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KLIAサテライト、Golden Loungeの”restaurant"

時は1月。中華新年で飾られます。中国人が嫌いだろうが、国が中国の脅威を受けていようが、商業には欠かせないお祭り気分。中国の暦は西洋と完全に異なるので、都合が良すぎます。中国人より、盛大に祝ってはいけない理由はありません。完全に私見ですが、24節気を全てお祭りにすると良いと思います。

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いつも気になっていた一角に遂に潜入できました。クアラルンプール国際空港サテライトターミナルにあるGolden Loungeの”restraurant”です。restaurantとは、マレーシア航空(MAS)の従業員がそう呼んでいます。

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今まで入ったことがなかったのは、いつも満腹だったから。MASの搭乗では、食物の量を心配する必要はありません。

 

巨大なホールの受付右手がラウンジへの通路ですが、最初に現れる区画です。廊下から見ると、一部が覗くような感じです。

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この空間は意外に広いのでした。

 

朝食時に訪ねると、中はかなり混んでいました。給仕も十分な数がいます。

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注文をすぐ訊きに来ます。ホットコーヒーとオムレツをお願いします。機内よりはるかに良くできたコーヒー。薫り高く淹れてあります。

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オムレツは普通。

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ビュッフェのコーナーもあり、シリアルを食べる習慣がある人は、そちらへ。

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スマホを片手に長居している人もいましたが、気分的には食べるための空間で、終わったらさっさと着席エリアへ移動したくなります。この点はとても良いと思いました。

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この「スマホのオペレーター」氏は、相当太っていました。このGolden Lougeの本来のラウンジ空間には、食料があまり置いてありません。こういう人は、同じ空間に食物が豊富にないと不安なのでしょうか。肥満の心理に関しては、相当な量の研究がありそうなので、少し調べてみます。

 

さて夕食時に再訪。

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とにかく給仕がつききりなので、メニューを撮影するのははばかれますが、ワインリストはビジネスクラスのものと同じでした。白はsauvignon blanc, chardonnay、赤はMédoc, McLaren Valeです。注文が済むと、調理の必要なもの以外はすぐに運んできます。これはSauvignon blanc。

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パスタは tagliatelle 一択で、3種類の調理法が選べます。 マレーシアの味覚から外れがなさそうなのは、arabiataと判断。

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BKK-KUL線では、seafood ragoutの fettuccine が出ます。MASは tagliatelle と fettuccineを区別しているのでしょうか。給仕の tagliatelle の発音は大きく違い、質問する気も起きませんでした。

 英語圏は、自虐的になるほど食文化が低評価。一方で自分がどう見えるかは結構大切。遊んでいるとか、イケているとか、教養があるとか見られたい人は、食に関する外国語を原語っぽく発音します。英米人の間ではスペルを英語っぽく発音すると、田舎臭い、あか抜けない、無教養な感じになるようです。この感覚はアジアでは当てはまらず、イタリア語やフランス語については、話す方も聞く方も全く通じないことが良くあります。もっともPechedenferも、フランスでlinguineを"ランギーヌ”と発音していました。田舎臭いことこの上ありません。

 

薔薇は他のどんな名前で呼んでも同じように甘く香るのです。そんなことを議論しても始まりません。内容の方は、ここが東南アジアであることを考えると極上。チーズでパワフルになっていますが、これは土地の趣味。トマトの熱の通し方がよくマッチしています。重くならず、オリーブオイルの香りも生きています。茹で具合はアルデンテを過ぎていますが、フランスほどではありません。機内食もこのぐらいできれば良いのにと、つい恨み節も出てきます。

 

ヨーロッパならディナータイムの真っ盛りという時間帯ですが、朝とはうって変わって空いています。

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面白い絵画が、この restaurant の入口にかかっていました。

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長居するのは格好よくありませんが、なかなか魅力的な一角。