PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

MH88:KUL-NRT ビジネス

MASの日本人客室乗務員

東京成田便は1日2便。成田発深夜便と、クアラルンプール発昼便が週3便の曜日運航になっている冬ダイヤ。全ての便がJALコードシェアをしています。

 

成田発 クアラルンプール行

MH89 NRT 10:30 発 KUL 17:05 着    毎日  JL7091

MH71 NRT 21:40 発 KUL   4:30 (+1) 着  月金土 JL7093

 

クアラルンプール発 成田行

MH70 KUL   9:50 発 NRT 17:30 着    月金土 JL7092

MH88 KUL 23:35 発 NRT   7:15 着    毎日  JL7090

 

と言う具合です。最近半年の間に、これらすべてに搭乗しましたが、必ずしも日本人客室乗務員が搭乗していたわけではありません。JALコードシェアしているなら、日本人クルーを勤務させろと言いたくなりますが、徹底するのは簡単ではないようです。

 MASの日本人乗務員は、基本的に日本便(NRT, KIX)担当のはずです。NRTは週10便。KIXはデイリー。フライト時間を考えると、週2往復弱が勤務ローテーションでしょう。2便に1回ぐらい乗っていないので、全部で5~6人ぐらいでしょうか

 乗務していても担当キャビンが違う時は、全くお目にかかれません。MASの場合、担当の列だの、セクションだのがあるわけではないで、いろいろな乗務員がサービスに現れますが、キャビンをまたぐことはないようです。

 

新春スペシャル中華フルコース

何の話をするのか忘れていました。KUL88でした。物語は、ここから開始。東南アジア中こんなのばかり。

f:id:PECHEDENFER:20170204214411j:plain少し安っぽくても、雰囲気は十分。

 

このサテライトターミナルは、上の階に行くのに天井のないエレベーターが使えます。

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昇って、サテライトのシャトル列車ホールを上から眺める通路を通って、MASの大型ラウンジへ。

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いやはや、このテラス風の構造は誰が考えたのでしょう。

 

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これは確かchardonnay。ビジネスクラスと同じワイン。本日は中国正月の特別提供が、l'entrée, plat principal, dessertで一品ずつあったので、せっかくだからそれらを注文。「フルコース」の中華夕食となりました。まずはentrée。

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中華料理といわれると、そうか?と言う感じがします。確かに素材は中華のもの。見た目では、全然分かりません。これは狙い通り。

 メインは確かに中華料理。鶏肉ですが、赤いのは着色料?

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そしてデザートは、中華でも良いけれど、他のどんな料理体系でもデザートとして通用する一皿。

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気分の問題ですから、この程度の本格さでOK。さっさと食べて、座りに行くべし。ちなみにrestaurant エリアでも、着席エリアでもコスプレ爺さんが柑橘類とカードを配っていました。

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着席エリアは意外と混んでいて、こんなシートしか使えません。待ち時間もそれほどではなく、すぐにゲートに行かなくてはなりません。

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外れのゲート発で外れのゲート着

MH88では、時々あるC17。十字の形をしたターミナルの一番奥。到着した時、ちょうどオープンしました。

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このゲート・待合室は、A380用に作ったのでしょうか。搭乗橋が2つ設置され、待合室から入口が違います。今日はA330ですが、2つの搭乗橋を接続します。左がビジネスクラス、右がエコノミークラスを案内されます。

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待合室オープンから搭乗開始まで20分。最近はここで待たない、KLIA。

 

搭乗自体は15分程度でほとんど済み、搭乗客の数確認などをやっていました。

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日本人乗務員は1名、ビジネスクラス担当で搭乗。アメニティ、ヘッドホンも配られ、ドリンクやおしぼり、新聞のワゴンと慌しい時間。

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結局、予定時刻(23:35)どおりのドアクローズ。すぐにプッシュバック。もうこの時間、空港は混んでいないので、順調に離陸できました。北へ向って離陸、ほとんどそのままの方角へ進みます。

 キャプテンの自己紹介といろいろな説明がPAで行われます。即座に日本人FAが抄訳。ついでに「日本人乗務員は、ワタクシ×××がビジネスクラスを担当しております。」自己紹介。

 

Kuala Lumpurの夜景で一際目立つ、Petronas Twin Towers。

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Pikesのrieslingがまたもや欠品で、Château-Fuissé, Tête de Cruが代わりにあるというパターン。交代したのでしょうか。このワインはかなりの価格ですし、高級感はあるのですが、たまたま有利な条件で入手できたのでしょうか。Bourgogne白を2種搭載するという、La Confrérie des Chevaliers du Tastevin, Bourgogneが大喜びしそうな運用になっています。

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特に何も食べず、就寝。3時間半ほど寝ることができました。キャビンが明るくなったので起床。まだ日本時間の5:00。朝食開始ですが、機材はこんなところを飛行中。

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いつもと違うものを注文します。朝飯にクレープなんて冒険ですね。メニュー開発も、とりあえず甘いものを食べたい人のために用意しましたというレベル。あまり真剣だとは思えません。

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この皿の空白部分の広さが全てを物語ります。

 

実は、そこから1時間経たないと夜は明けてきません。当たり前のことですが、」東の空から明るくなります。

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しかしこの後15分もすれば、西側もかなり明るくなります。日の出や日の入りを眺めている時の時間の感覚は、かなり独特なことがわかります。

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それから20分後、6時55分は着陸。いつものB滑走路。

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端で180度旋回して誘導路に入ります。到着は第2ターミナルのサテライトの外れ、97番ゲートと良くある場所でした。出発も到着もターミナルの端。因果なフライトです。

 

9℃と暖かい朝。しかしKLIAは25℃以上あったので、冬そのもの。

 

日本人客室乗務員は搭乗しており、ビジネスクラス担当でした。私の列にはあまり来ず、もっぱら向こう側の列と放送の担当でした。