PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

Roma Fiumicino空港免税店のお買い得品

近所のスーパーの処分品のような小ネタ。こういう吹いたら飛ぶようなネタも、ネットなら許されると信じます。

 

ただし自由が丘や等々力で、メンチカツが安かったという話ではなく、場所はローマのフィウミチーノ空港。モノはワイン。

 揚げ物は、古くなった食材をごまかすために重宝する調理法ですが、新鮮な素材を使った揚げたてのモノだと、段違いに美味しかったりしますね。今日の話とは、あまり関係ありませんが。

 

空港の待ち時間がある場合、ラウンジに行く前に免税店で価格チェック、ラウンジを早めに出て購入、ゲートへ向います。販売されているワインが魅力的な空港だと、こういうパターンになりがち。ワインボトルは重いためです。私だけではないと思います。

 

価格チェック時には、値札が外されていたワインでした。要注意だと気をつけます。ラウンジから戻ってみると、表示されていました。38.50 EUR

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Fattoria dei BarbiのBrunello di Montalcino 2005 Riversaです。これは安過ぎませんかと、即購入。

 

伝票を見てみたら、特別なプロモーションだったようで、

  55.00 EUR

-16.50 EUR

と値引額表示で示されていました。本来55.00 EURの品が3割引ということです。元値の55.00 EURでも、かなりの御買い得品。後日、日本語で購入可能な、某ネットショッピングモールで見つけた価格は10,300円強(税込み)。それでも売切れていました。

 

半額以下ですよ、奥さん。しかも本場イタリアだから、中身は間違いなし!ついでにコスメもご一緒にどうですか。これまた本場イタリアのコスメがよりどりみどり。日本の半額ぐらいでもお求めになれますよ。と勝手にセールストーク

 

今週、来週にFCOの免税店へ行くことができる人は、是非チェックを。ワインを扱っている免税店の店舗はいくつかありますが、Toscanaの棚の上の方にあるはずです。売り切れだったり、価格が再び変わっていないことを祈っています。

 

この空港の免税店のワインでは、Brunello di Montalcinoが安くなることが多いのですが、気のせいですか?以前もBiondi SantiのAnnata 2007が89.5 EURでありました。

AZ784:FCO-NRT ビジネスクラス(その1) - バス代わりの飛行機

確かにToscanaは隣の州だし、Brunello di Montalcinoはイタリアを代表する高級赤ワインだし、生産量は十分だしとプロモーションを行いやすい環境がありますが...。

 

ヨーロッパでは、ワインがあれっと思う価格で出ていることは珍しくありません。パリの街中でも、Anne GrosのLes Damodes 2012が59 EUR(税込)であったので、つい買ってしまったのですが、この記事を書くにあたって、某ネットショッピングモールの価格を調べたら、17,000円(税込)。別に日本の業者がボロ儲けしているわけではありません。生産国では、極端に低い値段で売ることがあるのです。ワインなんて内容が自分の好みに合い、値段は安ければ良いと言う気がしますが、店に入ってほとんどすべてのワインの価格をチェックして、低価格ばかり狙って買うというの何だか冴えない話です。