空席で航空機を飛ばすぐらいなら、どんなに安くてもその席を売った方が良いというのは航空会社の「常識」。とにかく固定費が大きいのでした。空席を減らしに各社、知恵を絞っているわけですが、Air Franceは直前まで売れ残る座席を売るため、オークションを導入するようです。ソースはこちら。
コード名は" Rise and Fly"。会社は正式には認めていないものの、洩れ聞こえてくるところに寄れば、特に中距離便、特に収益を上げるのが困難な路線に導入される模様。出発の7日前まで売れ残っている席を対象とし、出発の数時間前まで売るシステムになるとのこと。
Air Franceは、すでに航空券オークションの手に出たことがあります。2000年のことです。この時は、利用者を彼らのウェブサイトに誘導することが目的でした。
記事では「すでにAir Farnce経営サイドにメカニズムが提示されたこのシステムは、アメリカの会社によって準備が整えられているとのことで、12月にも運用が開始できるよう」と少し怪しげですが、利用者には面白い話です。安くビジネスクラスに乗れるかも、と淡い期待を抱かせます。
Air Franceの動向を記事にすると、いつも写真が殺風景になるので、たまにはParis市内の風景を。AFとは全然関係ありませんが、こんな場所が本拠地と言うことで。