バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

JAL106:ITM-HND ファースト

国内線の場合、片道購入2回と往復購入で料金が変わらない場合がほとんど。往路と復路で同じキャビンクラスである必要もありません。片道だけ飛行機、片道は陸路という選択もできます。ばら買いなのです。国際線だと片道しか予約を持っていないと搭乗拒否に会う可能性がありますが、国内線では復路の心配はしてくれません。

 

それはそうと、今回は伊丹から羽田もファーストのVIP客気分。よく話題になる方々のように、JAL101からJAL106に乗り継いだわけではありません。

 

前回の訪問から6週間しか経っていませんが、再び入室。

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特に変わったところはなく、変哲のないラウンジのまま。

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朝食時ですが、ガツガツしている人はいません。味噌汁とおにぎりが人気の様子。ここは関西ですから、Pechedenferはパン食で。フレンチトースト(仏語のpain perduにあたるパン)だそうです。スープはクラムチャウダー

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居心地が良いとは言えないラウンジなので、早めにゲートへ移動します。しかしコンコースも工事中で全然色気がありません。

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少しの期間の我慢。17番ゲートでは行儀良く待っている乗客が大勢。羽田便はこのゲートが多いこと多いこと。

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ほどなくして列が形成されて、ご搭乗。列の後ろの方から入りました。ファーストクラスのキャビンは50%の搭乗率。本日は後方席。

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シートポケットに比べて背もたれが大きいことが分かります。逆に言うと物入れが少ないともいえるかもしれません。国内線で使う、短時間のフライトで使うという条件から収納場所をわざと増やしていないようです。

 

隣席との間仕切りのデザインはシャープ。

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木目調テーブルはチープ。ただし大きさは十分です。

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リクライニングも十分。ただしリクライニングの動きは安物。総じて言うと、3時間ぐらいまでのフライトだと、大変使いやすいシート。

 

時刻通りの出発です。

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スタアラ塗装のANA機も停泊中。

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滑走路の端でen position状態ですが、空港に隣接する豊中市伊丹市クリーンランドが見えます。ごみ焼却場と余熱利用スポーツセンターです。

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空港に接した区画にはこれ以外に、上下水道浄水場があります。ターミナルビルと滑走路を隔てて逆側にある土地は、大昔から地元の人たちには見学スポットとして知られていました。現在では大型の都市公園(伊丹スカイパーク)として整備されています。

 このように複合的に施設が集積、土地が発展しているので、行政の立場からも、住民の心情からも伊丹廃港は難しいのでした。

 

特に問題なく離陸。ファーストクラスのキャビンはカーペットのせいか、騒音が小さく感じられます。

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TOYONOは豊能?これも飛行機の乗客向けの広告。

 

すぐに左旋回に入ります。旋回しながら上昇します。いつも気になる伊丹市の公園。もともとはため池として掘ったのだろうと、調べてみたらやはりそうでした。8世紀からある人造池。

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この辺は古くから社会が形成されていたので、そんなものでしょう。

 

豊島と言ったのは、川が多く、しっかりした橋をかけるだけの技術がない時代、土地が分断されていたため?

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幸いシートベルト着用のサインはすぐ消灯。フライトを通じて揺れはなく、珍しいぐらい安定していました。すぐに機内食。選択肢はなく、「洋食」のみ。

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パン3種は左から、どう見てもバターが不足している「パイナップルデニッシュ」、チャーシューサンドとチーズサンド。チーズサンドは「クロックムッシュ」と命名されていました。croque-monsieurにはハムが入り、普通チーズを2種類(柔らかいシート状のタイプと刻んだgruyère)使いますが...。

 

卵は「スクランブルエッグ、エノキとほうれん草をのせて」。完全に和食でした。

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サラダの生野菜は新鮮。ドレッシングはJAL国際線エコノミークラスでよく使われるもののようです。サラダもプラ容器だったら、国際線エコノミーそのものという感じになりそうです。

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フルーツは柿が入っている所で、季節を演出。何なら柿と栗でも良かったのですが。

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国内線ファーストクラス朝食はこの時期、羽田発便で和食、羽田着便で洋食を出しているようですが、質は和食の圧勝。日本人100人に聞けば、99人まで意見が一致すると思います。

 

スカイタイムもグラスに入っているファーストクラス。

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食べている時間は正味20分。呼ばなくてもすぐに片付けに来ます。片付け終わる頃の窓の下。静岡空港です。

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その後は駿河湾に出て、富士の雄大な眺めと清水港。冠雪はまだですが、秋の気配。

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伊豆半島を過ぎると、空港がもう一つ。

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ここから房総はすぐです。意外に短距離。今日は館山からかなり遠く、ずいぶん沖合を飛んでいます。

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南の方で房総半島を横切り、東京湾へ。余計な迂回をすることなく、ストレートにA滑走路へ着陸。

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東阪を一往復しただけですが、国内線ファーストクラスは「余計に払う以上の満足感」がありました。そこそこ優雅な気分で過ごせ、豊かな気持ちになれます。和食の機内食は(料理としても、バランスの上でも)朝食として優秀でした。機内食は10日で入れ替わるようです。機内サービスはJAL風の濃密さ。個性が味わえる点でも、なかなか魅力的なキャビンクラスです。

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