バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

MH88:KUL-NRT ビジネス A350-900

マレーシア航空ご自慢の最新鋭機材、ついに「祝、初搭乗。」新ファーストクラスを備え、コンパクトな印象がある機材です。

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前便が思いがけなくA330-300に変更、サテライトターミナルに到着したため、トランジットが随分楽になりました。大変効率的。

 

つべこべ言わず、乗り込むとA330-300と同じタイプのシートで、ほとんど変化なし。

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しかしですね、非常に特徴的なキャビン設計でした。実はこの写真でも明らかなのですが、気がつきますか。

 実は、キャビン中央部分の天井に荷物入れがありません。空気の吹き出し口とか読書灯は高い位置にあり、他に間接照明があるだけ。窓側席には容量を増した荷物入れがありますが、開放感は同様に感じることができます。

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ちなみにファーストクラスも同様の天井。普通は天井荷物入れなんてないので、これは他機材比でマイナス。

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このシート、オットマン下には、ブリーフケースぐらいしか収納できません。シートの壁も薄く、ロッカーはありません。シート・ベッド幅が狭くてファーストらしくないといわれますが、一方でサイドテーブルは随分広いのでした。つまりシート・ベッド幅は広げる余地があります。一見不思議な設計。ぱっと見には、A380比で今ひとつのハードウェア。

 

空気の吹出し口、読書灯、警告灯などは、一見特徴がありませんが、見る人が見るとA350

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ソフトドリンクも新顔。ハード更新にあわせて、ソフトも変更。こういう連携は魅力的。

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しかし近い将来、「いつの間にかミントが省略された」となりそうな気がします。

 

安全のパンフレットを記念撮影。

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マレーシア航空は、コストカットを進めています。IFEはついに英語とマレーシア語だけになりました。

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A350では、日本語の録音すらないようです。つまり一切日本語なしの便もあります。ヨーロッパでは普通に見られる出発地・到着地の言語無視ですが、日本路線でそれをやるとは大胆不敵。日本人の英語能力は、想像以上に向上しているようです。

 

IFEはパナソニックの新しいものを入れています。運航地図が大変見やすくなりました。ハード自体は普通。離陸が静かなのは、A350

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雑誌で情報収集できるのも、国際線ならでは。今月オーストラリア・アジア線のファーストクラスで、Château Margaux 1998を出すEmirates。ブルゴーニュに有する自社プライベートセラーからChâteau Margauxを提供するという宣伝が、まさに田舎成金。こういう成金趣味が一貫している点は、圧巻ですね。芸能人のキャラと同様で、とても良いと思います。個性がはっきりしている航空会社は歓迎です。

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しかし無くなり次第終了というあたりで、派手さも萎みます。良いワインなので、余分に用意しておき、余ったら(飲酒が許される)社員で飲んでしまえばいいのにと思います。それでこそEmirates。

 今年は他にChâteau Cheval Blanc 2004, Château Haut-Brion 2004, Château Mouton-Rothschild 2001 を同様な期間限定品としてサービスするそうです。

こういう企画は、人寄せパンダになるのでしょうか。この種の記事を読むと、自分のワインの熟成状態が気になり、頭の中の保有ワインリストをスキャンするのが「愛好家」の習性。そういう人たちには、特別感がある企画にはなりません。Emiratesは搭乗して欲しい客を想定して、サービス提供しているのではなく、何だか凄そうなサービスに見え、ありがたがる層へのイメージ作りに熱心なようです。徹底的に成金的なところが、この航空会社の長所であり、短所ですね。

 

近距離線では食後に回ることになったナッツですが、この路線では常識どおり、食前に出現。Joseph DrouhinのSaint-Véranと共に。

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サテは牛と鶏の両方を頼むと、2本ずつ。どちらか片方だけにすると3本出すのがデフォールトのサービス。

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慣れると、たまには別の味付けが欲しくなります。

 

もう深夜なので、軽食。何チャラバーガー。夜を楽しみたければ、これはスキップしても、シャンパンかハードリカーでゆるりというスタイルが良いかも。

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暗闇のお茶。フォンダンショコラなんて選択はありません。就寝前にスイーツなんて甘党は、マレーシア航空ではお呼びではないのでしょうか。

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夢の中でのフォンダンショコラとの邂逅を祈念して、おとなしく寝るしかありません。

 

甘党でも、辛党でも、佳境で夢から醒めるのは同じ。沖縄上空で起こされます。

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朝飯一景。

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朝飯二景。これはChef on Call。それにしては、まとも。いつもどんなものが出てくるのか、期待してしまうのですが、こんなこともあるのですね。

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これは夕食のメニューにも出せば良いのにと思いました。まずまずの魚料理。ちなみにカタログでみると、下の写真、左上のCod Papilloteという皿。

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細部を言うときりがありませんが、素材はほとんど同じようですから、Chef on Callとしては優秀。

 

機内 Wifi が設置されています。しかも格安で楽しめます。深夜なので使いませんでした。

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何てことなく到着。これが7時間の深夜フライト。飯は総てスキップして、寝ているのが健康には良さそうです。Pechedenferも、記事にしないならそうしていました。

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