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Tipps für Flugreisen

バンコクのマレーシア航空:最近の運用

バンコクでは妙なものが安かったりします。この本はUKの出版物ですが、amazon.ukでも£9.99。Amazon.frで買うと13.58 € (= £11.88 )もするのに、バンコク街中でわずか 380 THB (= £8.77 )。

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ワインは極端に高い(東京の2倍以上)くせに、ワイン本が安いとはこれいかに。

 Amazonで買うのも癪と、ヨーロッパの実店舗をあちこち探していたのですが、なかなか見つからなかった本。思いがけなくタイで見つけるとは。物流とは分からないものです。

 

いきなり脱線していますが、バンコクからのマレーシア航空のお話でした。

 

クアラルンプール-バンコク(BKK: Suvarnabhumi 空港)はヘビー路線。マレーシア航空の運航便だけで1日6便もあります。タイ航空(含タイスマイル)が1日3便。マレーシア航空の存在感が強い路線です。

 クアラルンプール-バンコク(DMK: Don Muang 空港)も、エアアジア8便に対して、タイエアアジア3便という具合。マレーシア強し。

 

今日は、そのマレーシア航空利用時のバンコクの状況。

 

プレミアムレーンの利用券の変更?

悲報です。BKKのプレミアムレーンの利用カードが変わったようです。しかも突然。チェックイン時に渡された新しいカード。

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ラウンジ利用券と同様、便名と利用年月日が書いてあります。たまたま一般レーンが空いていたら、そこを利用してカードを温存し、次回以降のエコノミークラス利用時に使うなんて行為は今後不可能。さらに言うと、そういう不届きな客が貯めていた従来のカード

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は利用できなくなるということですかね。まだBKK行の便では配っていますが、そのうちただの紙切れになるのでしょうか。

 

税金払戻しコーナー

ここは以前と変わらず、列ができています。しかもパワーアップして、行列整理バンド内には収まらず、長い列がコンコース内に延びています。これも悲報と言っては、悲報

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中国政府が入国者への物品税を大幅に増した時、このコーナーはガラガラになりました。すぐに混雑は戻ったので、関税アップは短期間だったようです。日本では続報が入りにくいので、かの国の統治のやり方が伝わらないのですが、そうした強権を躊躇なく振るう一方で、恒常化して人民を押さえつけるような愚策を労しないのが天晴。

 何はともあれ、この列はいつも存在し、さらに長くなることでしょう。

 

マレーシア航空のシステムとBKKの地上オペレーション

どんなシステムを使っていると、こういうエラーが出るのでしょうか。またどんな凡クラなら、このエラーに気が付かないのでしょうか。

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出発した後に、搭乗が開始するそうです。エラーだと分かれば、説明するはずですが、何もなし。程度が低い BKK の地上オペレーション。マレーシア航空の社員ではなく、タイの空港サービスと契約しているだけですが、何とかして欲しいものです。

 

大胆な機材運用

ゲートに行くと、ひと際大きな機材が停泊しています。ここはバンコク。機体はマレーシア航空。

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A380が BKK-KUL なんて短距離(750 miles)を運航するなんて、なかなか無い事態。驚いてゲートを再確認しますが、ここで間違いありません。この大型機材を利用するだけの搭乗客がいるということです。異常に気付く客が大勢おり、スマホカメラが大活躍。

 マレーシア航空はここ数年、3機材体制でした。

大型 A380(6機)、中型 A330(17機)、小型 B737(54機)

そしてバンコクのような重要な短距離路線には、B737で高頻度運航していました。もちろん小型機材で高頻度運航するより、大型機材でまとめて運んだ方が、運航コストは下がります。予約が少ない設定便なら運休にし、後続便とまとめた方が会社の経営にはプラスになります。社長が新しくなって、そういうことを徐々に行うようになりました。

 Pechedenferは、この新経営陣の直撃弾を食らい、つい最近、予約便の突然運休を経験したばかり。

飛ばなかったMH783、BKK-KUL線の機材運用、BKKの中国人客 - バス代わりの飛行機

本日は機材変更(B737-800 → A380-800)+1時間の遅発。

 

その時はA350がまとまった数(5機)入ったので、余ったA330をコストカットのために利用するようになったと書きました。しかし冷静に考えれば、A380だって利用効率が低いのですから、この用途に使えるものなら使うはずです。

 

おそらくこういう背景で、バンコクに現れたマレーシア航空のA380-800。コスト削減のために、なりふり構わず何でもするようになったようです。

 

機内で JJJI らしき御仁と客室乗務員との会話を耳にしたのですが、この MHJJI によると、運休とオーバーブッキングでいつもの3倍の客が搭乗しているとのこと。googleで調べたその日の KUL 発 BKK 着便は、以下の通り。

 

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折り返しもそのまま行っています。カラ機材をKULからBKKへ飛ばして、遅れを被った客を救済するなんてありえません。その日の BKK 発 KUL 着便の状況。

 

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運休は1往復(MH788、MH789)ですね。すると、もともと MH788・MH789 and/or MH774・MH783 がオーバーブッキング。A330の対応でも利益は上がるものの、コストも少し上がるので、まとめてしまえと片方運休にしたのでしょう。何と大胆・ケチなやり方でしょうか。

 A380派遣は、その日とか前夜に決まった気がします。急な事態に対応する準備が1時間遅延の原因だと睨んでいます。

 

また日によって、便によってはA330-200もやってきます。これってAir Berlinのお下がりですよね。

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朝夕などの良い時間帯には、運休が無くても大型機材が飛んでくることが珍しくありません。旅客の数がずいぶん増えているようです。

 

つまりこの路線、B737-800と予告しつつ、A330-300 や A330-200、A380-800もやって来ます。マレーシア航空で クアラルンプール-バンコク間を旅行する場合、機材変更、遅延、運休はいつでも起こりうることを覚悟した方が良い気がします。何でもありの要注意アラート。frequent flyer的には面白くなっています。

 

一方で

Marco Poloフォーマット済みの人々には、オアシスであろうこのラウンジ。ここは変わりません。

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時間帯を間違わなければ、空いているようです。ちなみにマレーシア航空の指定ラウンジではありません。このラウンジを使うなら、ワンワールドサファイア会員以上になりましょう。例えばJALJGC会員になるとか。でもJGC会員なら、特製カレーがあるJALラウンジの方が魅力的でしょう。多分。