PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

MH123:KUL-SYD ビジネス

今日は Réveillon du Noël なので、2つ記事をポストします。宗教色皆無というより、イスラム空間での話ばかりですが、そこは勘弁。

 

夜便の 4,000マイル。中途半端な距離の路線ですが、マレーシア航空の成田線の夜便を思うと、距離が2割増えるので夜越しは楽になるでしょう。

 

夜23:30出発。少しでも空腹を覚えるなら、夕食をしっかり空港で済ますのが正解。最近のマレーシア航空のフォーメーションでは、ほとんど何も出ないことが予想されます。

 時間はそれほどあるわけではないのですが、いつものラウンジでお世話になります。

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ここはしっかりしたダイニングがあるので、夜便の場合は大変便利。しかしながら、メニューは久しく変わっていません。頻繁に利用する者は、どうしても単調という印象を持つことになります。

 

少々やるべきことがありましたが、ダイニングで行うのは格好良いものではありません。「ながら食べ」は、多くの文化圏でマナー違反。済ませることは、シーティングエリアで済ませます。コーヒーぐらいは許容してもらいましょう。

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ダイニングでは、丁寧に盛られたパンの皿と独立したバター皿。いつもと同じとは言え、手間はかけられています。

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機内では必ずサテーが出るので、肉は避けたくなります。すると魚かパスタ。この魚料理は、まずまず。

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デザートは「このレベルのものは機内でも出していたはずなのに、コストカットでなくなっちゃいましたね」というレベルのチョコレートタルト。

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食器は機内よりはるかに立派。一応ファーストクラスラウンジです。一方でワインはビジネスクラスと共通するモノばかり。選択の幅は広くないものの、夕食には十分。街のレストランに比べて制限を感じる程度が、ラウンジでの食事サービスとしてはちょうど良いと思います。

 

記事はA350-900。ビジネスクラスには空席もちらほらあります。80%ぐらいの搭乗率ではないでしょうか。

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いつもより少し距離があります。いつもよりゆったりとしたフライトになるか、いつもより長いフライトになるか、心のもち方が問題です。

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この開始画面はマレーシア航空にしては洗練されています。

 

夜のフライトですから、給食サービス中を含めて基本的には暗いキャビン。

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自分の汚い顔は映り込まず、はっきり、くっきりした地図。これも機内に照明がほとんどないためです。

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航路の約半分が陸上という意外な事実。オーストラリアって広いのですね。

 

そのうち「機内サービス」が開始されます。もう深夜なので、控えめな照明。

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赤なのか、青なのか、色を選ぶのはその日のクルーなのでしょう。A350はソーラーシミュレーターとして使えるほど、機内照明の色調を変えることができます。クルーの趣味の良し悪しは明確に表れるはずです。

 

ワインと袋入りナッツ類。これは成田線と変わらない展開。注いだ量は立派ですが、グラスが極小なのでANAがよく起こすアルコール由来の事件は、起きにくいキャビン。

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イスラム教国家ですから、そうした事件が起こること自体が破廉恥なこと。敏感な方なら、何となくセーブしてしまう場の圧力を感じ取ることができるはずです。クルーも客の様子に絶えず気を付けているようです。アルコール依存症の人、それを認めたくない人、自分に甘い人もみんな安心、マレーシア航空。

 

お馴染みのサテ―。確か全てチキンにしたはずです。4本出てきました。内容は成田線と全く変わりません。

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もう12時を回っていますが、IFEで映画やTVシリーズを楽しむ客ばかりです。起きている気配は感じられるものの、静かに時間は過ぎます。寝ている人は多くないようですが、移動も半分をはるかに過ぎたのでシートをフラットにします。

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いったん横になると、起きるのは面倒。朝食のサービスを行っていた気配はしっかり感じましたが、面倒なので完全に無視。

 気が付いたら、画面はこんな表示を行っていました。もうすぐ到着です。

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慌ただしく着陸前の準備をします。

 

「う~ん、シドニー」という風景。Habour Bridge と Opera Houseは遠景と言うほど遠くありません。空港は街から離れていないのでした。

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がっかり観光地として有名なオペラハウス。しかし世界三大スポットになることは稀なので、シドニー市民の方は気落ちしないで頂きたいと思います。

 

空港は、滑走路が海に突き出しています。Botany Bayという名前だったと思います。

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この空港、面白いことにビーチがあります。正確には空港の敷地ではなく、隣接した土地です。普通のビーチらしく、それらしいアクティビティを行っている集団(homo sapiens1、canis lupus6)がいました。

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機材を撮影するなら良いスポット。

 

大きな空港ではありません。

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国際線ターミナルと国内線ターミナルがあり、それらはかなり離れています。Qantasを使うとシャトルバスが無料だったように記憶しているのですが、システムは変わったかもしれません。2つのターミナルには、それぞれ直結した鉄道駅があります。これを使うとターミナル間移動も有料。当然目立つように案内表示。BNEと同じで、悪徳商売しちゃいます。