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Tipps für Flugreisen

BA988:LHR-TXL Club Europe(その2)

BA欧州便の最前列は、陰気な色の壁が近くて圧迫感があります。移動が長いと心理的に疲れるかも知れません。TXLぐらいなら無問題。IST や LCA だとどうでしょうか。コワいもの見たさに使ってみたい気もします。

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Club Europeでは機内食が出ます。しかしキャビンには Euro Traveller の機内食有料化に伴い採用された M&S(Marks & Spencer)のメニューも置いてあります。つまり別のキャビン向けなのですが、Club Europe の機内食より種類が多いためか、注文可能になっています。今日も Champagne の小瓶を注文している客がいました。Aviosでも購入可能と大変便利。

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Euro Travellerのキャビンでは無料機内食廃止以前、手がかかっているとは言えないサンドイッチを一律に配るだけでした。M&Sの提供は食事をカラフルにし、選択の幅を広くしたので、有料化には良い印象しかありません。しかし今回、気落ちしました。サンドイッチばかりになっていたからです。表紙はそれでも良いでしょう。しかし開いてみて唖然。巻物のように紹介します。

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4頁に渡り、イギリス風サンドイッチが連続。健康に留意したサラダはなくなったようです。国民性のため「変わったメシ」に手を出す傾向が低いことは分かっていたはずですが、単純化はしっかり進行中です。

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どうせならスパゲティサンドイッチのような「しようもない」食事も載せると、イギリスらしくなり、カタログは良くなるでしょう。その後のページには、変化があったようには思えませんでした。ナッツ類、スナック類が続きます。

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さて Club Europe の「無料」機内食はこんな感じの軽食。今回航空券は Euro Travellerの料金で購入。アップグレードバウチャーを使っています。アップグレードバウチャーが機内食に化けたような感じを受けます。

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2つのメニューからの選択でした。客室乗務員は、早口で材料やソースをずらずら並べ上げて紹介。BAの機内サービスは、最近そんなスタイルです。英語が苦手な外国人に不親切?そんなことはありません。一体イギリス人たちに何を期待しているのですか?数々のグルメ用語は、イギリス人客にもケルトの呪文のように聞こえるはずです。一方、クルーが早口なのは良く分からない単語の発音を誤魔化しているからに違いありません。こういう状況なのですから、グルメ英語に自信がある外国人でも、イギリス人客と同様、キャッチできた「易しい」単語だけを答えるべきです。そうする方がフレンドリー。「う~ん、よく分からないから、代わりに選んでくれる?」でもOK。この方がイギリスっぽい答えかもしれません。

 

Club Europeは男性2名の担当。Euro Travellerには女性1、男性1がいました。モニターが一切無い機材だったので、安全のデモは実演でした。かなり簡略化されていたのが気になりますが、実演だと見る人も多いと思います。

 

食後のコーヒーも済んで、全てが片付くと残りのフライトはほぼ1時間。その後は寝落ちしていました。キャプテンの機内放送で目が覚めます。かなり高度は下がっており、都市の夜景が上空から眺められる地点を飛んでいました。高度と角度に覚えがあるのですが、昼だったらスペクタキュラーな光景でした。

 

Berlin。米語だと後にアクセント、ドイツ語だと前にアクセント。英語は人によります。それはそうと、雨。

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記録では 21:53 着です。入国審査は簡単。すぐ出られましたが、荷物のハンドリングが最低。1時間以上待たされました。

 小さなホールに小さなターンテーブル。それらをトルコ航空 TK1727 の到着客と共有します。彼らも同じ A321 で、わずかに遅い 21:57 着。

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BA988の方が4分到着が速かったので、案内板でも上に表示されています。

 

トルコは紛争地域に隣接しており、IST発便の入国審査には随分時間がかかります。しかし Tegel 空港は、何故か TK1727 便の預入荷物を先に流しました。BA便の客はほとんど全員が TK1727 便の荷物が出てくるのを最初から最後まで眺めていたわけです。ターンテーブルが小さく、荷物送りの渋滞が始終発生します。入国審査のため、TK1272では多くの荷物が客よりも先に出てきます。それに加えて、小さなホール。人の混雑が荷物の取り回しを邪魔します。

 

BAの荷物が後になった理由は、些細なことのはずなのです。この空港は古い構造を保っており、航空機から目と鼻の先にコンベアーの入口があります。コンテナを動かす距離は50 mもありません。

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むしろBA988の方が近かったのではないでしょうか。

 

いろいろ説明をすると長くなるので止めますが、こういう連携のひどさはいかにもドイツです。鉄道の大事故がよく起きることも同根のような気がして仕方ありません。

 

時間も遅いし、雨も降っているし、宿泊場所のある地区は行ったことがないしと悪条件が重なっていたので、空港からの移動はタクシー一択。支払いは約 26 EURメルセデスの Sクラスでした。

 Tegel 空港は Berlin の中心から近いので助かりますが、Brandenburg 新空港の完成後には、廃港が予定されています。新空港はドイツ民族の首都の玄関。唯一無二の存在になります。Brandenburger Torと同じで、ドイツ世界へのゲートとしての役割を担わされるわけです。そうした重要な存在なので、(ドイツ民族統一の象徴と目された) Kölner Dom の様に、あるいはそれ以上の期間を費やして建設して欲しいものです。それまでは Tegel が使えますから...。