4月から時々身なりが要求される任務が確定、地味なデザインの靴を作りに行きました。まともな格好を目指すということで、東京でも有数の外国人街、銀座へ。
「パリに行く時間がないから、仕方なく銀座」と書けば、Webでの自分盛りとしては正解ですが、実世界では軽薄過ぎます。洋装なら銀座、和装なら日本橋。これぞ東京山の手の健全な発想。まともになればなるほど非モテ系になるのは、真理の一面です。
今さら注文しても 4月には間に合いませんが、その辺は織り込み済み。
仕事で要求される水準に対応するための自発的な出費や業務外の活動は、厄介なものです。また忙しくなり、ブログを書く時間も減る予想。踏んだり蹴ったりとはこのことです。
さて更新頻度が今後減ったとしても、言い訳はすでに行ったということで本題。
皆さんはGWの旅の予約はお済みでしょうか。ANAが2月下旬になってから送ってきたメール 、「10連休のGWは旅に出よう!」。果敢にもGWの旅行商品を売りつけようという訳です。
このダイレクトメールの広告に関心をひかれ、リンクをクリックしたらたどり着く画面。
その下には、
+αの旅に出かけませんか?
ゆったり旅へ出かけませんか?
アクティブ旅へ出かけませんか?
とリンクされており、それぞれのリンクでイメージ画像が提供されています。日本語がひどいのはいつものことですが、画像に旅心を刺激される人もいるでしょう。しかしながら、「空席・価格・ツアーを探す」タブは全く別にあり、3つのイメージ誘導リンクで旅行商品が分類されているわけではありません。手抜きなんて言わないで、タイムリーに広告を打つために頑張っていると評価しましょう。
メールでは「10連休GWは旅に」とあるわけですから、4月27日(土)発 5月 6日(月)着でツアーが見つからなくてはなりません。検索すると確かに見つかります。3月に入っても、羽田発で
札幌 126,000円/人~
那覇 146,300円/人~
で航空券+宿泊がOK。国内旅行はまずまず取れます。
なおこのGW特集は国内旅行商品(航空券、ツアー)だけ。メールには海外旅行商品へのリンクもずらずら並べてありますが、GWと限定しているわけではないと言えなくもない形。少しずるいけれど許せる範囲の広告メール。
それでは海外はと言うと、4月27日(土)発 5月 6日(月)着の日程でANA Traveler✈sを検索してみると、
ホノルル、ニューヨーク、シカゴ、ワシントンDC、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、バンクーバー、メキシコシティ、グアム、ロンドン、パリ、ブリュッセル、フランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフ、ウィーン、香港、ソウル、台北、シンガポール、バンコク、ホーチミンシティ、ハノイ、クアラルンプール、ジャカルタ、プノンペン、マニラ、ヤンゴン、デリー、ムンバイ、シドニー
が全滅でした。つまり中国を除くと商品が見つからず。中国はまだOK。
上海 284,500円/人~
北京 284,500円/人~
という具合です。
果敢にもメールで釣ってきたのでANAの状況を調べましたが、JALは調査せず。さて旅行代理店の状況はどうかと、アメックスのサイトも見てみました。4月27日(土)発 5月 6日(月)着の東京発エコノミー直行便の往復航空券です。ANAが直行便を持つヨーロッパとホノルルだけ調べました。
パリ 490,560円~
ロンドン なし
フランクフルト ANA 520,980円~、LH 700,480円
ウィーン なし
目的地がパリ、フランクフルト、ホノルルでも ANA 直行便が見つかりました。アメックスはANA より優秀かもしれません。しかし中国を除くと、航空券は残っていても絶望的に料金が高くなっています。"S'il n'y a pas de vol, qu'ils partent en train." などと呆けたことを言っては、ギロチンの露となるでしょう。
なおホノルルにどうしても行きたければ、UAが往復ともグアム経由で260,180円のエコノミー往復航空券を提供していることが分かりました。東京到着は5月7日の9:55となりますが、割と現実的な選択。それでも結構な値段になります。「GWはハワイに行ったんだ」と事後に自慢することが大切だとか、特別な動機が必要な感じがします。