バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

パリ

史上最長のGW。日本出国も史上最難関となると、にわかに血が騒ぐもの。何としてでも外に出てやるみたいな動機で動くことに。目的地は二の次。それではろくな旅行はできそうにありませんが、実際たどり着く先は、こんなところになりました。

f:id:PECHEDENFER:20190430011314j:plain

この通り、パリで一番幅が狭いことで知られます。パリ聖母教会の近所にあります。

 

その大聖堂ですが、façadeはほとんど影響を受けていないようです。

f:id:PECHEDENFER:20190430011540j:plain

被害が甚大だったのは、中央部の天井(nef は日本語で何というのですか?これまで必要がなかったため、この種の日本語は全くわかりません)。大きな部分が焼け落ちてしまったようです。それから la flèche(同?)。先端にあった girouette(風見鶏)が瓦礫から見つかったのは、ビッグニュースでした。

http://www.leparisien.fr/faits-divers/incendie-de-notre-dame-le-coq-de-la-fleche-de-notre-dame-a-ete-retrouve-dans-les-decombres-16-04-2019-8054835.php

Bruno Guglielminetti on Twitter: "Incendie Notre-Dame : Le ministère de la Culture annonce que le coq de la flèche de la cathédrale a été retrouvé... https://t.co/ywejQb923G… https://t.co/axjEWzLVNS"

 

 

Emmanuel Macron は火災の直後、5年で修復すると宣言し、国民から嘲笑されました。その社会現象を受け、専門家への取材を行い、嘲笑の根拠を確固たるものとする Le Monde。

www.lemonde.fr

わかりきった回答が得られるに決まっていますが、政権を正しく追い詰めるのはメディアの仕事。嘲笑されるのは政治家よりメディアである日本と異なり、概ね健全です。言葉狩りと揚げ足取りに終始、悪いことは何でも政権に関連付けようと躍起、虚報を乱発するだけの存在に見えるので、身から出た錆。自業自得のマスコミ。

 

中央部に目下、足組みを製作中。本格的な調査を開始するためでしょう。

f:id:PECHEDENFER:20190430085712j:plain

 

パリのツーリストにとって重要なポイントは、

・この教会に手を触れることはできません。(そこまで近寄れません。)

シテ島の南東側が自動車通行止めになっています。

 

例えばパリ市役所から聖母教会へ向うと、Pont d'Arcole から先が閉鎖されています。歩行者は通れます。

f:id:PECHEDENFER:20190430090003j:plain

この写真の撮影地点で180度回転して市役所の方角を向くと、Gendarmerie(憲兵隊)の車が通りに横付けされているのが見えるはずです。写真はご法度なので撮影してません。

フランス旅行で気をつける法律 - バス代わりの飛行機

 

一帯が歩行者天国になっていると前向きに考えることも可能です。しかし、パリ市 Wifi が調子よくつながったこの公園も閉鎖されており、散歩道が増えたと喜ぶわけにはいかないでしょう。

f:id:PECHEDENFER:20190430090846j:plain

 

Anne Hidalgo が出てくるわけではありませんが、市役所前も観察しました。ここも聖母教会一色。

f:id:PECHEDENFER:20190430091001j:plain

パリ聖母教会はパリ市の至宝であり、シンボルの一つです。この地にとっての大きな存在。この地域性に注意が必要です。パリが重要だから、世界中で火災が大きく騒がれるわけです。この教会への賛辞を書く時は、世界遺産への登録内容も再確認した方が良いと思います。

 

個人的には聖堂内部で司祭のお話を拝聴したことがあります。今と同じ季節でした。そのため現状が気になっていました。

 せっかく「近くまで来たので」確認しない理由はありません。


パリは用が無いのに来ると、何となく冴えない都市です。PALのプレイヤーが故障したので、新品を買うとか、塩を切らしているので入手するとか、フランスならではの御買い物もできますが、別にパリである必要はありません。

 

もっともパリは世界中どこからでも便があり、着いたら着いたで動きやすく、便利なのは確か。この辺はロンドンと同じ。後悔することはありません。

f:id:PECHEDENFER:20190430092220j:plain

Navigo に Zone 1~5、1週間乗り放題のチャージをすると、Roissybus で空港ーパリ中心部を往復するだけで元が取れ、バス、地下鉄、トラム、近郊電車が乗り放題とすこぶる便利。車で動くと運転手はガラが悪いし、都市の空気はわからないしと、あまり好きな移動法ではありません。なおタクシー空港アクセスは、定額制になっています。CDGからは、パリ右岸が50€、左岸が55€です。

 

連休中にCDGではなく、Orly空港を使う場合、アクセスに気をつける必要があります。5月1~4日、RER の B 線は Bourg-la-Reine と Massy-Palaiseau 間で運休。Orly 南 ー Orly西 ー Antony(RER B線接続駅)を結ぶ Orlyval も運休です。

Paris Aéroport on Twitter: "Du 1er au 4 mai, en raison de travaux sur la ligne #RERB, le trafic sera interrompu entre Bourg-La-Reine et Massy-Palaiseau. Le service #Orlyval sera également indisponible. Vos alternatives pour rejoindre/quitter Paris-#Orly : https://t.co/fucIJhjPSU"

空港ターミナル間の移動とパリ市内への移動に影響があります。

 

そういえば騎馬警察が増えていました。Delanoë 前市長のおかげで犬の糞が消えたパリですが、馬の糞は野放しに見えます。そもそも取り締まる側が排出しているので、規制も何もありません。踏みつけると被害が甚大なのは犬も馬も同じなので、注意が必要です。もしBerluti で作らせた靴を履いているなら、なるべく車の後部座席で移動しましょう。予期せぬ通行止や渋滞に巻き込まれて、イライラするのは覚悟の上で。

 一方、道を歩くなら動物の糞以外にも、宗教・政治・物乞い関係者が待ち構え、声をかけられる事になります。金があろうが無かろうが、目的地に着くまで障害物競走の気分になれる都市。これぞ変わらぬパリの良さです。