この路線初めてのような気がします。シンガポールからジャカルタは結構ビジネス客が多いのですが、こちらはレジャー路線のようです。
日本語表示がある Changi 空港。親しみを感じてリピーターになるとか、ハブとして使うようになるとかいう方もいるのでしょうね。
なぜか街中で日本語をよく見かけるシンガポール。公用語なのにもかかわらず、タミル語表示が日本語表示より少ないと国家レベルで問題になったことがありました。
お金をかけて、いろいろ付帯設備を整備する空港。とても空港とは思えない「変化にとんだ」施設です。世界一の座は当分安泰?
SKLと略される Silver Kris Lounge におとなしく行くことにします。窓がありません。独裁者の地下シェルターのようなラウンジです。
飲まず食わず、座っていただけでした。
ターミナルビルから外を見ると、シンガポール航空の機体がずらりと並びます。壮観。Scootがちらほら。LCCとターミナルを分けるということをこの空港は行いません。ターミナルビル内はいろいろな客層の方が闊歩しています。
本日の機材。ワイドボディ機ですね。
キャビンはアジア短距離路線用。2-2-2の配列。シンガポールまで来ると、インドネシアは目と鼻の先。今日のフライトも 1,000マイルを少し超えるぐらいですから、これで十分。
座り心地は良いのです。
ふんだんにサロンケバヤが登場するセイフティービデオ。実演と言うよりイメージビデオ。
個人用スクリーンの下には物入があります。人によっては重宝すると思いますが、忘れ物にはくれぐれも注意。
クリスワールドは宣伝が多いので、短距離路線ではビデオの上映時間に注意。
機内食は普通のタイミングで持ってきました。2時間30分ほどのフライトですから、だらだら持ってくれば問題なし。しかしソースなのか汁なのか、本来皿の上の容器に納まっている液体は、皿全体に広がった状態で出されました。サービスレベルが低いようです。
なお食器は鳴海製。
アジア路線ビジネスクラスで比較すると、タイ航空とシンガポール航空の食器は、キャセイパシフィックとマレーシア航空の食器より優れています。食事の満足感が異なるほど違います。
機内食なんてしょせん規格化された半調理品の温め直しですが、食器の違いは食の質を大きく左右します。
トイレの花は造花。残念なポイントです。
アメニティ入れがしっかりしています。中身はチェックしていません。
マレーシア航空なんて、ビジネススイートですらフレグランス、アメニティがトイレに無かったりします。やはりSQは高級エアラインですね。
映画を一つ見る時間がありました。
ある程度の数のヨーロッパ映画が搭載されている点は立派。世界人気勝負で一、二を争うカタール航空のエンターテイメントシステムに比べ、圧倒的に優れています。
象牙海岸出身の男と結婚したフランスの白人女が男の子を出産します。象牙海岸から爺婆が初孫を見にフランスまでやってきます。新生児を一目見て爺さんが言った台詞、" Il est noir comme un sénégalais....Le sang noir est plus fort, c'est la puissance africaine! " が印象に残りましたが、ウェブで探すとそういう人は多いようでした。
シンガポール航空のサービスを堪能するには少々短い路線。あっという間に到着。
出発地のシンガポールより、空気が澄んでいるように見えます。暑いのは同じ。